太陽光発電ワークショップと古民家体験

先週、滋賀県でのミニ太陽光発電ワークショップに参加してきました。
ちょうど先月セルフビルドの本を読んで、自分たちで家を建てるとしたらエネルギー自給をしたいと思っていた矢先、
滋賀県に住む友人の祐代さんから「藤野電力さんをお呼びしてワークショップを開く」という知らせを聞いたので、これは!と思い参加することにしたのです。

会場は祐代さんご家族が住む古民家。滋賀県日野町の山奥にあります。
説明してくれる藤野電力代表の小田嶋電哲さんは、Tシャツ姿のラフなネイティブアメリカンといった風貌。
全国各地をキャンピングカーで移動しながら、「ミニ太陽光発電システム」の組み立てワークショップを開催しているそうです。

お話が始まってすぐに息子(4歳)が騒ぎ始めたので(^^;)
私は息子を連れて外を散歩し、パートナーに機器の接続作業をやってもらいました。

さすが山奥なだけあって、お家のすぐ裏には林があり、目の前には山がそびえていて抜群の環境!
祐代さんの1歳の息子くんは、この素晴らしい環境の中でたくましく育っていくんだなぁ〜^^

お昼頃に息子がうとうとし始めたので、私もワークショップに参加しました。

太陽光パネル。これにバッテリーやインバーターなどを接続していきます。


ワークショップの後半、熟睡状態の息子。

参加者の方々も、皆さんとても興味深い活動をされていました。
お隣に座っていらした吉本さんは、エコハウスやセルフビルドを推奨されている建築士で、
セルフビルドへのアドバイスもいただきました☆参考になります〜!

ワークショップ後に小田嶋さんに伺ったところ、このミニ太陽光発電キットで事務所の電力をすべてまかなっているのだとか。
特にPCや携帯、照明などの電力供給にぴったりの自家発電装置です♪

その後、私たちは祐代さん宅に一泊させてもらい、初めて古民家にお泊まりすることになりました。


縁側からの風景。山や雲がすぐ目の前!

祐代さんとご主人の伯宮さんとは、私たちが東京に住んでいた時に
国立市の市民農園を借りて一緒に野菜を作っていました。
その後、祐代さんご夫妻は栃木に引っ越して半自給生活をされていましたが、
3.11と祐代さんの妊娠をきっかけに、祐代さんの実家のある滋賀県に移住されたのです。
この古民家は祐代さんのご実家が所有していたもので、30年ぶりに住居として使うことになったのだとか。

居住スペースは6畳の和室が田の字型に配置されていて、ふすまを取り去れば広い大広間に!
夜は縁側と部屋をふすまで囲えば、かなりの暖房効果になります。
ふすま一つでいろいろとアレンジできるのがとても便利☆

翌日は屋根裏も見せてもらいましたが、かつては一年分の柴をここに保存しておいたのだそう。
実際、30年前の柴がまだ残っていました!これをかまどなどに使っていたとのこと。
屋根裏には他にもいくつか広いスペースがあって、改築すればいろいろと空間利用が工夫できそうです。
アイディアが広がりますね〜♪

その後、車に乗って伯宮さんの畑や田んぼを見せてもらいました。

雑草を抜かない自然農の畑。大豆が育っています。

市民農園と違って、かなり広い土地を使っての本格的な取り組みに感服しました!
伯宮さんは畑仕事の他に執筆活動などのお仕事もされていて、半農半小説家を実践されています。
私たちも、また自分たちで食べる分の野菜くらいは作りたいなぁ〜♪

自然あふれる場所で、半自給しながら子育てをする様子を拝見して、
とてもいい刺激になりました!
祐代さん、伯宮さん、そして拓ちゃん、どうもありがとうございました☆
私たちも、まずは太陽光発電しながら少しずつ半自給生活にシフトしていきたいと思います♪



Categories: 地球環境 | 投稿者 arciel | 15:45 | 2件のコメント

2 Responses to “太陽光発電ワークショップと古民家体験”

  1. ニューメッセージ : 新しいサイクルの始まりと嬉しい再会 12月 25th 2012 at 05:19 pm 1

    […] カフェ・ノマドでランチをしました。 (伯宮さんファミリーとは、10月に太陽光発電ワークショップでお会いして以来。 […]

  2. ニューメッセージ : 新しい時代の始まりと嬉しい再会 12月 25th 2012 at 05:23 pm 2

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