「ブラック校則」と「天気の子」

11月10日(日)、映画「ブラック校則」を観に行きました。
その日はちょうど公開記念舞台挨拶のライブビューイングをやっていて、
映画終了後に佐藤勝利、髙橋海人、田中樹ら出演者がチャレンジゲーム対決をする様子が生中継されるというスペシャルなおまけ付き☆
リアルタイムに大画面で彼らの一挙手一投足が観られたのは感激でした!
ますます海ちゃんのファンになってしまった(*^^*)

映画本編の方は、理不尽な校則に立ち向かう高校生(佐藤勝利、髙橋海人)の姿を描く青春ドラマなのですが、
漫画「セトウツミ」の作者である此元和津也氏が脚本を手がけただけあって、
シリアスになりそうなところに独特の笑いが効いていたり、
こうくるの!と思わせるところがいくつもあって
想像以上に味わい深い作品でした。

映画のクライマックスシーンで、小野田創楽(佐藤勝利)が全校生徒と先生の前で演説(?)をする場面があるのですが、
ただ衝動的に溢れ出る言葉を語る創楽の姿に、
最初はちゃかしていた生徒たちもそのうち引き込まれていって、
最後にはみんなが彼を応援したくなる展開にはっとさせられました。

正義や正論を掲げるのではなく、
シンプルに愛を表現することで、一瞬ですべてが伝わる・・・
まるで黒のオセロの石が次々と白に反転していくように、
心からの想いは敵味方を超えてこんなにも素直に人の心に届くのかと思いました。

これは、映画「天気の子」を観た時にも感じた感覚。
世界を守るために人柱になった陽菜に対し、
ただ愛に突き動かされて彼女を救うことを選ぶ帆高。

もう、何が正しいか、何をするべきかを頭で考える時代ではない。
心で感じることをそのまま行動に移すことが大事なんだよ。


この二本の映画から、こうしたメッセージを強く感じました。

「ブラック校則」はアイドル映画と敬遠せずに(笑)、多くの方に観ていただきたい作品です。
深夜に放送中のドラマも映画とリンクしていて、映画の内容がより深くわかるとのこと。
ぜひチェックしてみてくださいね♪

「天気の子」を観に行く前日に見えた大きな虹。
「ブラック校則」を観た後も、空に彩雲が見えました☆


Categories: 映画 | 投稿者 arciel | 12:22 | コメントはまだありません