思いがけないタイムカプセル

2月24日(土)に開催する「令和の文化祭」に向けて、みんなで鋭意練習中です♪

かつて沼島で行われていた文化祭を復活しようと、
沼島出身の沼島100年計画メンバーが企画して昨年「令和の文化祭」として再開催✨
好評により今年も開催することになりました!

今回「沼島行進曲」も復活することになり、私もリコーダーで参加することに。
確かフランスで使っていたドイツ製のリコーダーがあったはずと探していたら、
ずっと仕舞っていた段ボールを発見。
中からタイムカプセルのようにフランス留学時代の日記やノートなどが出てきました✨

フランスのシュタイナー学校と幼稚園の教育実習のレポートや写真など、
数十年の時を経て再会し懐かしさで感動✨

過去の自分って、すごく前じゃなくてすぐ隣のパラレルにいるみたい。
ちょうど誕生日とも重なって、当時の自分からエネルギーをもらいました!

令和の文化祭、スケジュールの合う方はぜひ見にいらしてくださいね✨


Categories: シュタイナー教育, 沼島100年計画 | 投稿者 arciel | 11:54 | コメントはまだありません

りんごろうそくとオイリュトミー

沼島放課後子ども教室で、年に3回週末に開催している土曜チャレンジ。
今年度は5月にツリーサポート、7月にタイダイ染めをし、
先週末は横浜からオイリュトミストのひとみさんをお呼びして
「りんごろうそくとオイリュトミー」を行いました。

ひとみさんとは、1998年にアメリカのSunbridge College
(現在はSunbridge Institute)で知り合いました。
当時ひとみさんはのオイリュトミーコースで学んでいて、
私はフランスのInstitut Rudolf Steinerから編入してきたのです。
学校の敷地内で初めて会った時、ひとみさんが遠くから笑顔で手を振ってくれたのが印象的でした。

帰国後は数年に一度くらいのスパンで会うようになって、
東京や淡路島など私たちの引越し先にも何度か遊びに来てくれました。

昨年末に沼島の子どもたちにもひとみさんのオイリュトミーを体験してもらいたいと思いつき、
年賀状にダメ元でオファーしたらOKの返事が!
そこで今回のりんごろうそくとオイリュトミーが実現する運びとなったのです。

遠路はるばるひとみさんとパートナーの芳樹さんが沼島に到着し、
早速りんごろうそくに使う常緑樹の枝をみんなで集めに行きました。
避難経路沿いに自生している草木は元気いっぱい、青々とした葉を茂らせていました。

翌日、会場に集まった子どもたちは
1つずつりんごを手に取り、布で丁寧に磨いていきます。
ピカピカになったりんごは見違えるくらい綺麗になって、愛おしいくらい♡
芯をくりぬいてミツロウろうそくを立てて、
緑の葉や赤い実を添えたらりんごろうそくのできあがり。

集中してりんごろうそく作りをした後は、
2階の和室に移動してオイリュトミーを行いました。
沼島の子どもたちにとっては初めての体験ですが、
みんなキャッキャと喜んで身体を動かして
自然にオイリュトミーを楽しんでいました。

私もオイリュトミーをするのは十数年ぶり(!)でしたが、
あぁこの感覚!ととても嬉しくなりました。

ハーブティーとビスケットのおやつで休憩した後、
いよいよりんごろうそくを使ったアドベントのセレモニーが始まりました。
薄暗くした部屋の中心には枝で作られた螺旋状の道ができていて、
その周りを囲んだ椅子に子ども達がりんごろうそくを持って座ります。

ひとみさんの縦笛が優しく響いた後、
一人ずつゆっくりと時計回りに螺旋を辿って歩いていき、
真ん中のろうそくから自分のりんごろうそくに火を取り、
葉っぱの上に置いてから
もう一度来た道を戻って席につきます。

私も自分のりんごろうそくを手に持って螺旋を辿りましたが、
普段、本物の火を手にして歩くことはほとんどないため
ドキドキしながらりんごを葉っぱの上に置きました。
続いて子ども達が一人ひとりゆっくり歩いて螺旋の道を照らしていく様子は
とても神聖で美しく感じられました。

いつもは元気に駆け回っている子ども達が
静かにじっとろうそくの炎を見つめています。
薄暗い中に美しく揺れる一人ひとりの光。
普段とは違う感覚に包まれた特別な体験は
いつまでも心に小さな光を灯し続けてくれることでしょう。

この素晴らしく貴重な体験を導いてくださったひとみさん、
一緒に会場の準備を手伝ってくださった芳樹さん、
どうもありがとうございました☆


Categories: シュタイナー教育, 子どもとの生活, 沼島暮らし | 投稿者 arciel | 15:14 | コメントはまだありません

「星の銀貨」が教えてくれたこと

土曜日は息子が通うシュタイナー幼稚園、くすのき園のクリスマス会でした。
夕方から始まったクリスマス会は、子供たちがキャンドルを一つ一つ持ってきて
だんだんとほのかな明かりが集まっていくところから始まりました。

続いて、子供たちは東方の三博士が星の導きに従って旅をして
イエス様の誕生をお祝いするまでの様子を劇で表現してくれました。

息子は羊飼いの役。
「わたしは小さな羊飼い」と言いながら、羊役のお友達を先導して歩いて行きます。
(白い布を頭に巻いた羊役の子供たちはもうめちゃ愛らしかったです!)
4人の羊飼いの中で、一人腰を曲げて老人風の演技をしている息子。
これは彼なりの工夫なのかな?とドキドキしながら見守っていました。

可愛らしい劇の後で、先生方が「星の銀貨」の人形劇を見せてくれました。

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むかしむかし、あるところに、小さな女の子がいました。
お父さんもお母さんも死んでしまって、
女の子の持っている物は着ている服とたった一切れのパンだけでした。

道を歩いていると、女の子はお腹をすかせた人や帽子のない人に出会います。
女の子は持っていたパンや帽子、洋服をその人たちに差し出しました。

とうとう下着姿になってしまった女の子。
でも最後の下着すらも、「もう暗いから、裸だってかまわないわ」と言って、
下着をくださいと言った人にあげてしまいました。

すると、天から星が落ちてきて、それはきらきら光る銀貨になりました。
気がつくと洋服を身に着けていた女の子は、
その銀貨とともに幸せに暮らしました。

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実は私、このお話が子供の頃から苦手だったのです。
「お父さんもお母さんも死んでしまって・・・」という冒頭部分からすでに悲しくなり、
出会う人に持っている物をみんなあげてしまって、
最後は裸ん坊になる・・・というくだりを聞くと
「どうして出会った人は両親もいない女の子から何かをもらおうとするのだろう?
下着までもらおうとするなんて、あまりにもかわいそう」と思っていました。

でも、今回のお話はやわらかい羊毛の人形で語られていたので、
私自身がリアルにその光景をイメージすることがなかったためか、
それほど悲しくなりませんでした。
そして最後に天から星が降ってきたというくだりを聞いたら
やっとこのお話の意味がわかりました。

「執着をすべて手放した時に、恩寵がやってくる」

あぁ、このお話が語っているのはこのことだったんだ!
ほとんどの人はこのお話を聞いてすぐにこの意味に気づかれるのかもしれませんが、
私は子供の頃に抱いたイメージがあまりにも強すぎて、
真の意味に気づくまでこんなに時間がかかってしまいました^^;

これは、私にとって素晴らしいクリスマスプレゼントとなりました。
強く握りしめていた手を離すと、そこに善きことがやってくる・・・

帰りは雨が降っていましたが、自転車で濡れながらも清々しい気持ちでいっぱいでした。
素敵なお話をありがとうございました☆


Categories: シュタイナー教育, 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 10:53 | コメントはまだありません

シュタイナー幼稚園の食前のお祈り

息子がくすのき園に通うようになってから早1ヶ月。
最近では息子の話し言葉に少しずつ関西弁が混ざってくるようになりました。
(そのうち、息子から関西弁を教えてもらうことになりそう^^;)

昨日の夕食の前、いただきますをする時に
たまたま私がシュタイナー幼稚園での食前のお祈りの冒頭を唱えたら、
その後息子がすらすらと最後まで唱えたのでびっくり!

後半部分は私もうろ覚えだったのですが、
聞いていたら胸が熱くなってきました。
とても素晴らしいお祈りなので、ここに載せておきますね。

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大地が作り
太陽が実らせた
ありがとう太陽
ありがとう大地
感謝していただきます

土がこれらを実らせました
愛する太陽
愛する大地
私たちは決して忘れません

いただきます

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幼稚園で園児たちみんながこのお祈りを唱えている姿は感動的です。
これから我が家でも食事前にこのお祈りを唱えることにしました。
太陽さん、大地さん、ありがとう☆

Categories: シュタイナー教育, 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 10:31 | 4件のコメント

両親の出会いから関係している子ども

プレ幼稚園(東京賢治の学校の未就園児クラス)に通い始めて1ヶ月。
初日はあんなに大変だったのが、今ではすっかり慣れてきた息子。
今月からは、オイリュトミーの鳥山雅代先生による子育ての勉強会も
週に一度始まりました。
まだ2回目ですが、興味深い話が満載で
毎回とてもためになっています。

特に驚いたのは、子どもが両親の出会いから関係しているということ。
両親がどのように出会ったかということが、その子どもにも表れているそうです。
出産の過程が子どもに影響するのはわかっていましたが、
両親の出会いまでもが子どもに関係しているなんて!

私たちはお互いにフランス留学中に知り合ったのですが、
そのとき私はシュタイナー教育を学んでいて、パートナーは料理の修業中。
現在の我が家の様子(私が息子をシュタイナー幼稚園に通わせ、パートナーがメインに料理をする)そのまんまです^^;
まさかその時は結婚するとは思っていなかったけど、
息子の魂はちゃんとそれをわかっていたのかな。
出会いから出産まで約10年間、よくぞ辛抱強く待ってくれました☆

そういえば、息子の最近の口癖は「ママに会いたいよ〜」なのです。
私が少しでも見えなくなると、以前はただ泣いていたか「ママ〜!」と呼ぶだけだったのですが、
口がだいぶ達者になってきた最近は、しっかり「会いたい」というようになって。
たかだか数メートルなのに、大げさだなぁと思っていたのですが
10年以上待っていた彼からすると、切実に会いたかったのかも。。。
そう思うと、思わず「よしよし」とハグしてあげたくなります。
(おかげでちっとも家事がはかどらないのですが^^;)

あと、生まれた赤ちゃんが最初に開発される感覚器官は「触覚」で、
それが後の「思考感覚」と「自我感覚」の成長に関わるそうです。
自然分娩の産道を通ることで、最初に触覚が目覚めるので
帝王切開の場合は特に赤ちゃんの肌をさすってあげることが大切だとか。

だから、何よりもスキンシップが大事。
特にこちょこちょ遊びをするのがとてもいいそうです。
息子はベッドの中でこちょこちょ遊びをするのが大好きなのですが、
そういう大切な行為だったとは!

未だにだっこにおっぱいが大好きな息子ですが、
スキンシップで触覚を大事に育んでいると思えば、まだまだがんばろうと思えます。
たまに「おっぱい飲まないで一人でねんねしているよ〜」と一人で寝た振りをしていますが(10秒で起きるけど^^;)、
彼なりに少しずつおっぱい離れのトレーニングをしているのでしょう。

息子を信頼して、成長を見守っていきたいと思います☆

Categories: シュタイナー教育, 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 05:46 | 2件のコメント

プレ幼稚園初日。

昨日は東京賢治の学校のネネムクラス(未就園児クラス)の初日。
週に一度こちらに親子で参加することなり、前日から初めてのお弁当作りにドキドキしていました。

小雨の降る中、ベビーカーに息子を乗せて初登園。
先日の説明会で園の雰囲気に少し慣れてきた息子は
最初はもじもじしていたものの、次第に楽しそうに遊び始めました。

先生と親がお話をしている間も、何度も私のところにやってきては
おもちゃを見せてくれてゴキゲンな様子。
ところが、もう一人の先生がおかたづけのそぶりを見せた途端に
「まだ遊ぶ〜!!!」とおもちゃをにぎり締め、真っ赤になって泣き始めました。

すっかりおもちゃや布が片付けられて、先生と親子が輪になって歌い始めても
しかとおもちゃを握ったまま、一人その場に立ち尽くしている息子。
「おいで♪」と声をかけても「イヤ!」の一点張り。

お弁当の時間になって、みんながお弁当を広げてもまだ息子は立ち尽くしたまま。
いくら誘っても「イヤ!」と拒否し続ける息子の姿に、
思わず涙が出てしまいました。

小さな身体で、全身で自分を主張している息子。
こんなに我が強かったっけ?!と戸惑うほどのわがままっぷりに
恥ずかしいやら情けないやら・・・
でもそのいじっぱりな姿がなんともいじらしくて
きっと心の中ではいろいろ感じているんだろうなと思ったら
とても切なくなってきたのです。

結局、みんながお弁当を食べ終わった頃
ようやく息子は「お弁当食べる」と言ってちょこちょこと私の隣にやってきました。

よっぽどお腹が空いていたのか、
食べ始めたらパクパクとあっという間に完食。
一時はどうなることかと思いましたが、
初めて作ったお弁当を残さず食べてくれたのは何よりも嬉しかった!

お弁当の後は先生が作ってくださった小麦粉ねんどでお遊び。
小麦粉ねんどは初めて触ったのですが、
そのあまりの柔らかい感触に感激しました☆
赤ちゃんのほっぺみたいにふんわりしていて、なんとも癒される〜!
子供たちも夢中になってこねこね。
さっきの息子のかたくなさも、ねんどで柔らかくほぐれていくよう。

「この年頃のお子さんには小麦粉ねんどがちょうどいいみたいです。
幼稚園の子供たちだと、もう少し硬いみつろうねんどがいいみたいですが」
と先生。
いやー、このフワフワの心地よさは私にもぴったりです!

作り方は、小麦粉にぬるま湯を混ぜて耳たぶくらいの硬さにこねるだけ。
お好みで食紅などで色づけしてもいいそう。
ちなみにこの日はターメリックを加えた薄黄色のねんどでした。
冷蔵庫で数日保存可能だそうです。

最後に羊毛で作られた人形劇を見せてもらって、お別れの挨拶。
息子は手を引っ込めてしまって先生と握手できなかったけど、
少しずつ慣れていくよね。

帰りはぐずってベビーカーに乗ってくれず、
傘をさして抱っこしながらベビーカーを押して立川駅までたどり着くと、
息子はぐっすりおねんね。

初めての未就園児クラスは、息子の意外な一面をかいま見る、
驚きと戸惑いがないまぜになった濃〜い一日でした。
でもネネムクラスの先生方のあたたかさと落ち着いた雰囲気に救われました。

「いろいろあったけど、ナナちゃんがお弁当を全部食べてくれたのが一番嬉しかったよ。
今度はみんなと一緒に食べようね」と言うと、
息子はうつむきながら「わかってる」と一言。
よーし、来週もお弁当作りがんばろうっと!

Categories: シュタイナー教育, 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 15:55 | 3件のコメント

赤ちゃんと幼児のための眠る前の祈り

先日、東京賢治の学校主催の「ぽかぽかティールーム」に参加した際に
シュタイナーによる「赤ちゃんのための眠る前の祈り」を教わりました。
まだちゃんとした入眠儀式をしていなかったので、
眠る前にキャンドルを灯してこのお祈りを唱えることにしました。

お祈りの間、息子は静かにこの言葉に聞き入っています。
とても素敵なお祈りなので、ここに書いておきますね。

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☆赤ちゃんのための眠る前の祈り(大人によって唱えられる)

お前の中に光が流れ込んでいきますように。
私は愛をこめてその光につきそい
この上ない喜びとともに
お前の生命のいとなみを見守ります。
それはお前をすこやかにするでしょう。
それはお前を支えてくれるでしょう。
それはお前の心を明るくしてくれるでしょう。
人生を歩みはじめるお前のために
心からこの私の喜びの気持ちが
お前の生きる意志と結びつきますように。
そしてこの意志がどんなときにも
どんなところでも
自分自身で強く存在し続けることができますように。

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もう少し大きいお子さんには、こちらのお祈りもあります。

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☆自分でお祈りできる幼児のための眠る前の祈り

私の頭も私の足も
神様の姿です。
私は心にも両手にも
神様の働きを感じます。
私が口を開いて話すとき
私は神様の意志に従います。
どんなものの中にも
お母様やお父様や
すべての愛する人の中にも
動物や草花や
木や石の中にも
神様の姿が見えます。
だからこわいものは何もありません。
私のまわりには
愛だけがあるのです。

      『シュタイナー教育を語る』高橋 巌 より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この幼児のためのお祈り、書いていたらなんだか感動してしまいました。
息子は敏感でこわがりなので、こっちも一緒に唱えてあげた方がよさそう!
早速今夜から唱えることにします^^

息子がもう少し大きくなったら、一人でお祈りを唱えることができる日がくるのかな。
まだ実感が湧かないけど、そのときが楽しみです☆

Categories: シュタイナー教育, 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 16:25 | 7件のコメント

人生を豊かにするもの

約一年半ぶりに東京賢治の学校主催の「ぽかぽかティールーム」に参加してきました。

前回ナナトくんはまだ0歳で、ずっと私にしがみつきっぱなしだったのですが、
2歳になった今回はぐずることは一切なく、最後まで落ち着いていられたので成長したな〜と実感。

今回は野口整体の季節の手当てを習ったのですが、
ほんのちょっと身体の一部を軽くさするだけで
身体全体がリラックスして楽になるのにはびっくり!
(全身を包んでいる皮膚は、最大の臓器と言われるだけあって
少し弛緩させるだけでも多くの効果が得られるようです)

これからの季節は朝晩に身体が冷えやすくなるので、腎臓に負担がかかりがちに。
腎臓のバランスをとるには、背中の腎臓の部分を骨に沿って軽く撫でるといいそうで、
喉の痛みには足の土踏まずのラインを撫でていくとよいそう。
やってみるとすごく気持ちがよかったです☆

また、子供は「イヤ」と身体をねじる時に、身体のバランスが崩れているそうなので、
そういう時は整体か足湯をしてあげるといいそうです。

整体の後は手作りのおやつをいただいて終了となったのですが、
8月生まれのナナトくんは誕生日プレゼントもいただきました!
思いがけないサプライズに感激☆

最初から最後まで、たくさんのスタッフの方があたたかく見守ってくれて、
柔らかな光と木や毛糸などの自然なおもちゃが彩りを与えてくれる空間。
細部に至るまでの丁寧なこころくばりが「美しさ」に昇華されているのを見て、
とても豊かな気持ちになりました。

一つずつに思いを込めて、丁寧にやっていくこと。
忙しい時はつい手抜きをしてしまいがちだけど、
できるだけ毎日の生活の中で心がけていこうと思いました。
(だってこんなにも満たされた気持ちになるんだもの♪)


名前シールも美しい塗らし絵で作られた手作りのもの!
こんなところにも細やかな思いやりが感じられて感激でした。
ありがとうございます☆

Categories: シュタイナー教育 | 投稿者 arciel | 16:08 | コメントはまだありません

賢治の学校オープンスクール

雨の日曜日、家族3人で東京賢治の学校のオープンスクールに行ってきました。
10時から始まる幼児向け人形劇を見に行くつもりが、
入り口を間違えて小・中・高等部の発表会の会場に入ってしまいました。
すでにぎっしり人が座っているので、そのままこちらの発表会を見ることにしたのですが、
これがすごくよかったです!

子どもたちによるバイオリンの演奏や鉱物学の研究発表、測量の授業の体験など、
小・中・高校生がみんな真剣に発表している姿に感動しました!
なんていうか、子どもたちの表情や目がみんな輝いていて、素敵なんです。

おそらく日本では幼児部も含め小・中・高校一貫のシュタイナー学校として初めて卒業生を送り出した唯一の学校だと思いますが、
よくここまでやってこられたなぁと、教師や保護者の方々の思いの強さをひしひしと感じました。

子どもたちのノートや美術作品の展示も見ましたが、
どれも皆美しく色彩豊かで丁寧に描かれています。
習字も展示されているところはさすが日本!
基本を忠実に受け継ぎながら、日本ならではのシュタイナー教育を実践されているんだなぁと深く感銘を受けました。

生徒たちによる各国の飲食店も創意工夫されていてすごくよかったのですが、
中でもドイツのカフェにはびっくりしました!
コーヒーもケーキも、本物のお店かそれ以上に素晴らしく美味しいのです!
特にケーキはあまりにも美味しいので、「どうやって作ったの?」と聞いたら、
「その本を見て」とのこと。
見るとドイツの伝統菓子の本が飾ってありました。
試作たったの1度でこのレベルだそうです!
この子たちは一体何者〜?

外はすっかり初冬のような寒さでしたが、
発表会の熱気とケーキセットでじんわり心暖まった一日でした。

また来年もぜひ行きたいなー♪

Categories: シュタイナー教育, 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 18:28 | コメントはまだありません

久々のシュタイナー教育

昨年世田谷区から府中市に引っ越してきた理由の一つに、ナナトくんをシュタイナー学校に通わせたいということがあります。
立川にある「東京賢治の学校」自由ヴァルドルフシューレは幼児部から高等部まであるので、見学したこともないのに近くまで越してきたのでした。

ずっとどんな雰囲気なのか見てみたいと思っていたところ、未就園児の親子が参加できる「ぽかぽかティールーム」があるということで、本日参加してきました。

お部屋に入ると薄いピンク色の布で壁が覆われてあって、木や布でできたおもちゃが部屋の片隅に並んでいます。
あぁ、この雰囲気!懐かしい〜〜〜
かれこれ10年程前にフランスのシュタイナー幼稚園で研修をやったことがあるのですが、同じような空気を感じてふるさとに戻ってきたような安心感がありました。

先生が歌を歌っておかたづけを促し、みんなで手をつないで歌いながら名前を言って・・・
とっても穏やか〜な雰囲気の中で今日のテーマの小人さんづくりを始めた途端、
ナナトくんがぐずりだしました〜!

スタッフの方々が代わる代わる抱っこしようとしてくれるのですが、最近人見知りが激しいナナトくんはますます泣き叫び、結局最後まで小人さんづくりはできずじまい。
スタッフの方に途中まで作っていただきました^^;

その後でおやつの時間になり、賢治の学校の自然農で作られたお米のおにぎりと野菜スープをいただきました。
優しい味ですごく美味しかった!

終了間際になってようやく眠ってくれたナナトくん。
やっぱりまだちょっと早かったかな。
先生やスタッフの方々、参加されていたお母さん方には終止お気遣いいただいて恐縮でした。
本当に、皆さんとても優しくて感激〜☆
おかげでこちらもストレスを感じることなく楽しめました。
本当にありがとうございました!

シュタイナー教育と、それに携わっている方々のあたたかい雰囲気に心から癒されたひとときでした。
もう少ししたらぜひまた参加したいです♪
(今度はナナトくんも少し慣れてくれるかな?)

Categories: シュタイナー教育, 赤ちゃんとの生活 | 投稿者 arciel | 16:42 | 6件のコメント