3歳になりました。

2011年8月24日、息子は3歳の誕生日を迎えました。

プレゼントの赤い自転車は2週間前から届いていたので
今日は息子の大好きなことをしよう!と
息子を私の自転車に乗せて国立までサイクリング
(パートナーはあいにく仕事)。

まずは息子の大好きな(私も☆)ミスドに行って
トマト麺とドーナツとオレンジジュースのランチ。
帰り際に息子にくじを引かせたら、
欲しがっていたピングーのストラップが当たって大喜び!
さすが誕生日。幸先いいな〜☆

そして国立駅北口にある「新幹線資料館」へ。
ここは新幹線の車両が展示室になっていて、
鉄道模型が走っていたり、運転室に座ることができるので
息子の大好きなスポットの一つなのです(しかも無料!)。

決して広くはないものの、新幹線や電車が走る鉄道模型にひたすら釘付けの息子。
他にも男の子連れの親子が何組も入れ替わり立ち替わり入って来て、
鉄道好きな親子の密かな穴場になってます。

そして帰りにケーキを買って、
晩ご飯は息子の大好物の野菜カレーでお祝い。
2回もカレーをおかわりした息子は、デザートのケーキを残してしまうほど
お腹いっぱい食べていました。

さて。
半年も前から「3歳になったらおっぱいやめる!」と宣言していた息子。
3歳になったその日、自分で卒乳宣言できるのか?!と期待していたのですが
眠くなるやすかさず「おっぱい♡」。

「今日から3歳だよ。3歳になったらおっぱいやめるんじゃなかったの?」と聞くと、
「やっぱりやめられない。5歳になったらやめる〜」と照れ笑い。
5歳って、さすがにそれはないでしょ〜!!!

やはり誕生日当日の自然卒乳は無理だったか。。。
パートナーは「カラシを塗ったらやめるんじゃない」などど言いますが、
私的にそれはあり得ない選択!

それに、おっぱいを飲む時の息子の幸せそうな顔を見ると
もう少し続けてもいいかなと、つい思ってしまうのです。
正直、肉体的にはだいぶキツくなってきたのですけどね^^;

まぁ、4歳になるまであと1年。
3歳代での自然卒乳を目指します☆

・・・
ちょうどこの日、大阪から上海へ向かうジュリーたちからメールが来て、
息子の誕生日祝いのメッセージに続いて
「8月24日は私たちの結婚記念日でもあるの。今年で10年目」とあったのにはびっくり!
つくづくシンクロが重なる私たち。
二重のお祝い♡おめでとう〜☆


Categories: 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 21:42 | 7件のコメント

時空を超えた再会

2011年8月5日、成田空港。
バンをレンタカーして、私たちは14年ぶりに再会する友人ファミリーを待っていた。
彼らの姿を見た時は自分の目が信じられなかったほど。
ミッシェル、ジュリー、そしてその子供たちのティボー(8歳)とマルゴー(5歳)。
この日本で彼らと再会できるなんて!
約1週間、彼らは我が家に滞在してTokyoを初体験した。

ドイツ人のミッシェル(ドイツ語発音ではミヒャエル)とフランス人のジュリーに出会ったのは、
フランスのPoitiers大学に留学していた1994年1月。
クラスは違ったのだけど、たまたまミッシェルの誕生パーティーに呼ばれたのがきっかけだった。
椅子に座ってニッコリ微笑むミッシェルを一目見たとき、
水を打ったような彼の内面の静けさに圧倒された。
どこか懐かしい、ずっと以前から知っているような感覚があったのだ。

音楽の趣味が合ったのがきっかけで急速に仲良くなったけど、
ミッシェルは1ヶ月後ドイツに帰国。
その後も何度か手紙をやりとりして、当時彼の住んでいたケルンに遊びに行き、
2度目のフランス留学時代(1997年)には
ミッシェルとジュリーの住むシュトゥットガルトのお家に遊びに行った。

私が日本に帰国してからは年に1、2回メールをやりとりするだけになったけど、
その間にティボーが生まれ、マルゴーが生まれ・・・
そして私にも息子が生まれてメールを送ったら、
「なんとなくNaokoに子供が生まれた気がしてた」とミッシェルからのメールが!
前からミッシェルとは言葉を交わさなくても通じ合っている気がしていたけど、
そこまでわかっていたとはびっくり!

そして昨年、「来年(2011年)の夏に日本に旅行に行こうと思っている」とのメールが来て、
またもやびっくり!
あれこれと日本旅行のプランをやりとりしている間に東日本大震災が起こり、
一時は日本に来ることをあきらめかけていたのだけど、
5月に「やっぱり行くことにした」と決意を固めてくれて
とうとう8月に14年ぶりの再会が実現した。

ミッシェルとジュリーのカップルと私たちの間には不思議な共通点がある。
我が家に到着するや否や、ジュリーが「私のフランソワーズがある!」と大興奮。
なんと、4月に私が一目惚れして買い替えた車がジュリーの愛車と同じだったのだ(どちらもダイハツミラジーノの色違い)。
そこで我が家の車はフランソワーズの双子の弟ということで、愛称「フランソワ」に決定!

また、ミッシェルが中古の家を買って自力で改築した後、
あまりの疲労と生活の変化で精神的にダウンしていた時期と
私が妊娠・引っ越し・出産による生活の大変化で
肉体的・精神的にダウンしていた時期がほぼ同じだったことも判明。

ミッシェルが「14年ぶりなのに、まるで昨日会っていたみたいに感じる」と言っていたけど、
まさに私も同じ気持ち。
日本とドイツという距離。そして14年間という時間。
そんな隔たりが一瞬にして氷解してしまったこの再会。
そして今回初めて知り合った私のパートナーSatoshiのことも
「ずっと前から知っていたみたい」と。

これからまたしばらく会えなくなるけど、
次の再会時も時空を超えて一瞬にしてつながることができるのが嬉しい。
日本がすっかり気に入ったティボーの「日本に住みたい」との言葉に
「高校を卒業したら日本の大学に留学するのはどう?私たちも来やすくなるわ」とジュリー。
次回はパートナーの実家の九州と沖縄を一緒に旅することを約束。
私たちも必ずドイツに遊びに行くね!

この時期に勇気を持って日本に来てくれてありがとう☆
あと1週間、京都の滞在も満喫してね♪
Bon voyage!


Categories: インスピレーション | 投稿者 arciel | 23:48 | 6件のコメント

日本人の魂を癒す本

この夏、海外から友人が遊びに来るので、
日本のことを改めて知っておこうと思って読み始めたこの本。

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)
竹田 恒泰
4569794297

初めは軽い気持ちで読んでいたのですが、
読んでいるうちに自分の魂の深いところが癒されていくような感覚がありました。
日本人でありながら、日本という国に誇りが持てない私たち。
むしろ世界では日本の文化に好意が寄せられているというのに。

衝撃だったのは、
「かつてアーノルド・J・トインビーは『十二、三歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる』と書いた」というくだり。
日本の学校では日本の神話や建国の歴史についてほとんど教えていませんよね(ヒエ〜!)。

この本を読んで、
「日本は2000年以上王朝の交代がない、世界に現存する国家の中で
最古の国家」ということを初めて知りました!
(中国は4000年の歴史と言われていますが、現在の中華人民共和国ができたのは約60年前です)

『日本書紀』には、初代神武天皇の即位が紀元前660年だったと記されており、
神武天皇の男系の子孫が皇位継承して現在の天皇につながっています。
現在の天皇陛下は第125代ということで、
100代以上続く王朝は世界で他に例がないとのこと。
(さらにさかのぼると、天照大神の孫であるニニギノミコトのひ孫が初代神武天皇)

日本はまさに神話を抜きにして語れない国。
なのにそのルーツを知らずに育ってしまった私たち。
だから日本人としての誇りが持てず、
自国に対してどこか自信が持てなかったのかもしれません。

著者は旧皇族の生まれなので天皇についての記述が多いのですが、
天皇論』を読んだ後にこの本を読んだので
とても興味深く読みました。
冒頭の手書きのメッセージも好感が持てます。
(名前の印象で著者は50代くらいの方かな?と思っていたら、
なんと30代半ばの方でした。どうりで字がかわいいと思った^^)

日本人のルーツを知る入門書としてもおすすめです♪


Categories: | 投稿者 arciel | 14:54 | 2件のコメント

雨の山中湖キャンプ

7月最後の週末、友人カップルと私たち親子で山中湖へキャンプに行ってきました。

朝から小雨が降っていたので、バーベキューをやるのにターフが必要かもと、
高速に乗る前に八王子のホームセンターへ寄ろうとしたら、
目の前にOFF HOUSEがあるのを発見!
アウトドア用品も揃っているお店で、中古の3m×3mのターフをなんと3000円で買うことができました!
ついでに折りたたみベンチと折りたたみテーブルも購入し、
高速に乗って宿泊先である山中湖フォレストコテージに向かうと、
どんどん雨脚が強くなり、しまいには雷も鳴ってどしゃぶり状態。
この豪雨の中でテントを張ってのバーベキューは無理??と、何度も弱気になりながらも、
すでにコテージは満室だし、一応テントでがんばっている人たちもいるから・・・とかすかな希望を抱いて友人たちと合流。

パートナー手作りのてるてる坊主が効いたのか、
少しずつ豪雨から小雨模様になってきたので
この隙に男性陣にテントとターフを張ってもらいました。
(そして近くの岩風呂に直行!いいお湯でした〜^^)

ターフのおかげで雨宿りをするスペースができ、
その中にレジャーシートを敷いてバーベキューを始めたら
すっかりくつろぎモードに♪

友人のHさんと私はベジタリアンなので、とうもろこしやかぼちゃ、きのこやじゃがいもなどお野菜たっぷりのバーベキューにトマトとピーマンのサラダ。
(野菜はうちの畑で採れたものと、八王子の道の駅で仕入れた朝採り野菜♪)
Hさんたちが持ってきてくれた油揚げを焼いてしょうが醤油をかけたものも絶品でした☆

息子もこの非日常のシチュエーションが気に入ったのか、
いつもの3倍くらい食べまくっていました。

そして、男性陣にとってのメインディッシュ、Yさんが買ってきてくれた豚肉が登場。
塩ダレをかけたらめちゃ美味しいと、Hさんまで一口味見して絶賛するので
私も小さく切ってもらった一口分を食べようとしたら・・・

なんと、身体がふるえて心臓がバクバク。
挙げ句の果てには涙まで出てきてしまいました〜(汗)

アレルギーでもないのにこの激しい拒絶反応、
私の肉嫌いは過去生までさかのぼる原因があるのかと思うほど。
やっぱり私は生まれつきのナチュラルベジタリアンでした^^;

食後にあたたかいカモミールティーをいただいて、
それぞれのテントに入っておやすみなさい。

雨はまだちょっと降っているけど
テントの中は雨に守られていて、背中にはしっかりとした大地が感じられ、
自然に抱かれて眠ることの幸せをしみじみ感じました。

ちょうど1年前も、マウントシャスタのキャンプ場で寝袋にくるまって眠っていたんだな〜と感慨に浸っていると、
パートナーと息子の寝息がスースー。

一時は中止にしようかとまで迷った雨のキャンプも、
虫は出ないし涼しいし
寝袋のぬくもりが気持ちがよくて
なかなかいい体験でした♪

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 17:03 | コメントはまだありません