剣山に登ってきました

7月7日に紫苑(シオン)山への参拝をして以来、
徳島の剣山(つるぎさん)がとても気になって
7月12日の満月の日に、剣山に行ってみることにしました。

魚谷佳代さんの本
淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目の《地球立て替え》のメイン舞台になる!』によれば、
古代イスラエルの10部族である古代ユダヤ人たちの足跡は
淡路島だけでなく四国にも残されているそうです。
「イスラエル10部族がアークを持って海を渡り最初に祀ったのが
淡路島の諭鶴羽神社であり、
その後、阿波の祖谷地方にある栗枝渡(くりすど)神社に祀られた後、
剣山に移された」という説もあるとのこと。

これまでの調査で、
ソロモン王の財宝やアークは見つかっていないものの、
剣山の山頂付近には遺跡のような地下施設があることが判明しているそうです。

淡路島から大鳴門橋を渡った後、
剣山の入り口(見の越)まで着くのに思いのほか時間がかかり、
登山口にたどり着いたのは13時半。
長時間のドライブに息子は登る前から疲れた様子(汗)
それでも剣山登山の入り口、剣神社の階段は張り切って登って行きました。
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杖をつきながら登って行きます。
前日の雨のおかげで山道はぬかるんでいるところも多かったのですが
なんとか転ばずに西島までやってきました。

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ロープウェイでも西島まで登ることができます。
時刻はすでに15時を回っていたことと、息子がもう登りたくない様子だったので、
夫と一緒に下山してもらい、私一人で頂上まで目指すことにしました。

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頂上までのコースは3つありますが、
最短で最も急な上り道を行くことにしました。
ひたすらこんな階段を上って行くので息切れも半端なかったのですが
30分で剣山本宮の鳥居が見えてきました!
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鳥居をくぐって階段を上ると、巨大な石の上に小さな祠がありました。
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剣山の本宮の宝蔵石神社です。
ここに安徳天皇の神剣が納められていると伝えられています。

お参りをして、頂上へと向かいました。
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頂上は草原になっていて広々として開放的!
草原を守るため、登山者は木道を歩いて行きます。

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標高1955mの頂上に着きました!

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頂上にはたくさんの岩が円く積み重ねられて祀られています。
後で頂上の三角点だと知ったのですが、
なぜか神聖な井戸のように感じて仕方ありませんでした。

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なだらかな山肌が美しい次郎笈。

頂上にいる間は、不思議と他に人は誰もいなくて
一人で静かに祈りを捧げることができました。
長い歴史の中、何も動じることのない山のエネルギーを感じていると
とても穏やかな安心感がこみ上げてきます。

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いつの間にか「アルプスの少女ハイジ」の歌を口ずさんでいた私。
同時に「私は宇宙の子どもなんだ!」という思いが沸々と湧いてきて、
自由な感覚が広大な山頂の風景とともに広がっていきました。

もう一度宝蔵石神社にご挨拶をして、急ぎ足で山を下りて行きました。
すると、途中でザザッと草をかき分けるような音がして、
私の横の草むらを何か大きなものがものすごい勢いで走り去っていきました。
一瞬だけ、オレンジと茶色のような色が見えたような・・・

これは一体何!?
もしかしてイノシシ?
ドキドキしながら山道を下って行くと、
綺麗な蝶々が飛んできて、私の目の前の石の上に止まりました。
頂上で見かけた蝶々と同じ色をしています。
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ひょっとして、頂上から一緒についてきてくれたのかな?
ありがとう〜☆

蝶々がすぐまたどこかへ飛んで行った時、
目の前にはロープウェイ乗り場が見えました。
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西島からの下りは、ロープウェイに乗ってあっという間に入り口に着きました。
10月の上旬以降は空気が澄んで頂上から淡路島も見ることができるそうです。
また秋に家族で登ってみたいと思いました。

修験道の山としても知られる剣山。
そのためか、どことなく諭鶴羽神社に似た雰囲気も感じられました。

満月と剣山での浄化が激しかったのか、
その後、夫と息子は次々に発熱し、久しぶりに寝込んでいました。
幸い私は風邪はひかなかったのですが、
剣山は何か強力なパワーを秘めている聖山だと感じました。
10日経った今も、その余韻が続いているように思います。


Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 16:58 | コメントはまだありません

展開していくままに任せる

台風が通り過ぎた2日前の夜中。
あまりに大きな風音に目が覚めて眠れなくなったので
全身にレイキをしていました。

頭から順にレイキを流していき、
みぞおちの部分に手を当てていたら
ふと、そこに太陽があると感じました。

その太陽がさんさんと光り輝き
明るさを増していく様子を思い描きながら
ただひたすら手を当てていたら
はっと気づきました。

誰もがこの太陽を持っていて
そこにホログラムのようにいろんな可能性が折り畳まれている。
それを開いて、ただ自然に展開していくままに任せればいいんだ。
本のページがめくられて物語が展開していくように。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 

ちょうど数日前に映画「コン・ティキ(KON-TIKI)」を観たのですが、
そこでも同じようなことを感じました。

ポリネシア人の祖先が、南米から海を渡ってきた古代南米人であるとの仮説を立てた
ノルウェーの学者トール・ヘイエルダール。
彼は自説を証明するため、1500年前と同じ材料を使っていかだを作り、
5人の仲間たちとペルーからポリネシアへ向かう航海に挑みます。

8000kmに渡る航海中、いかだは予想に反して北上を続け、
嵐にあったり、サメに襲われたりと不安要素がMAXに。
あまりの恐怖に思わぬ行動をとってしまう仲間もいる中、
ヘイエルダールだけは古代の先人たちの智恵を信じて
ただひたすら「大丈夫だ」と繰り返します。
一旦、南赤道海流に乗ってしまえば後は自動的にポリネシアに着くからと・・・

この話が、1947年に実際に行われた航海だということに驚かされます。
航海中、恐れにかられた仲間たちに彼は何度も言っていました。
「大丈夫だ。俺を信じろ」と。
(日本語で書くと熱血な感じがしますが、映画の中でのトールは爽やかに語っていました^^)

自分を信じて、楽観的であること。
大きな海流に乗って、自動的に物語が展開していくに任せる鍵は
ここにあるのかもと感じました。

とてもいい映画なので、ぜひおすすめします☆

コン・ティキ [Blu-ray]
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Categories: インスピレーション, 映画 | 投稿者 arciel | 11:57 | コメントはまだありません

沼島の下立神岩

昨日、お友達が誘ってくれて
沼島(ぬしま)を漁船でぐるりと周遊する
おのころクルーズ」に行ってきました。

淡路島の離島、沼島に行くのはこれで4回目。
沼島を歩いて上立神岩を見に行ったことは2度あるのですが、
それとペアの(と感じられる)下立神岩を眺めたことはなく、
一度見てみたいと思っていたところでした♪

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漁船に乗っていざ出発!

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沼島の植物を見ると、なぜか無性にワクワクしてきます。
ここは縄文時代後期の土器片が発見されたという古水の浜。

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空には龍のうろこのような雲がありました。
うろこの下には龍の頭にも見える雲が☆

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見えてきました!これが下立神岩です。

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ぶつかりそう〜!と思うほど、漁師さんがぐぐっと船を寄せてくれて
かなりアップで見ることができました。

下立神岩は、以前はもっと高い岩だったそうですが、
1854年の大地震と津波で割れてしまい、現在は下の部分だけが残っています。
でも、この岩から感じられたのは
とても豊かなあたたかさと優しさでした。
すべてを包み込み育む母性そのもののようです。

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岩には「亀の手」と呼ばれる貝がびっしり☆

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石英のような白い岩もところどころに混じっていて
それがまた優しさを感じさせます。

下立神岩のエネルギーがとても豊かで穏やかだったので
しばしぼーっとしてしまいました。
マザーアースに通じる母性の包容力そのものでした。

少し進むと、断崖の下に洞窟(穴口)が見えました。
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この洞窟は今回の漁船では入ることはできないのですが、
少人数用の小さな漁船だったら中に入ることもできるそうです。
とても神秘的な雰囲気でした。

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上立神岩が見えました!
島内から眺めるのとはまた違う印象です。
まるで亀がぐぐっと頭を上に伸ばしているかのよう。
ネイティブアメリカンが空に祈りを捧げているようにも見えます。
下立神岩が女性・母性だとしたらこちらは明らかに男性。
悠々たる父性を感じさせます。
空にはやはり龍のうろこ雲がたなびいていました。

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沼島の北端、鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)のある場所にやってきました。
海岸からだとわかりにくいのですが、真ん中の丸みを帯びた岩に
一億年前に地殻内部のひずみで地層が曲がった様子(地球のシワ)が見えます。
ここを渡った島内に迫力ある鞘型褶曲があるそうなので
今度はぜひ間近に見てみたいです!

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沼島のエメラルドグリーンの海。

太古の自然、生きている地球の躍動感が感じられる沼島。
今回のクルーズでますます沼島の魅力にはまってしまいました☆
ここには「日本」という枠組みを越えた
普遍的な何かがあるように感じます。

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沼島の上空にはいつも鳥が気持ち良さそうに旋回しています。
龍の雲と鳥たちに見守られた今回のクルーズは最高でした☆
沼島と淡路島の奥深さはまだまだ計り知れず、
これからもっと体験していきたいと思います♪


Categories: 沼島のパワースポット | 投稿者 arciel | 12:09 | 11件のコメント