13
7月 2017
Cosmic Moon
17
青い水晶の猿
KIN 51
6月末に開催された山田祥平さんによる古事記のお話会でのもう一つの気づき。
それは、お話会の後半、山田さんと参加者とが輪になってフリートークをしている時のことでした。
「沼島が勾玉(まがたま)の形をしていることからも、沼島は日本の始まりの地と言われる」という参加者の話から、山田さんが勾玉についてコメントしてくれました。
「勾玉は陰と陽、目に見えない世界と目に見える世界を表しています。
その2つが合わさると円になります」
これを聞いた時、沼島ともう一つの目に見えない沼島が合わさって、円になる映像が頭に浮かびました。
↑イメージとしてはこんな感じ。
沼島の左側の赤い線は目に見えないもう一つの勾玉の輪郭。
この目に見えない勾玉の部分は、沼島汽船の航路上にあり、淡路島の土生港とを行き来する時にいつも通っている場所でした!
さらにその先には中央構造線も走っているので、目に見えない勾玉の先にゼロ磁場があるというのもまた神秘的☆
(中央構造線上には南北の地層同士が押し合ってゼロ磁場が発生しているため、伊勢神宮などのパワースポットが数多く点在する場所となっています。
また、中央構造線を挟んで南側にある沼島は外帯、北側にある淡路島は内帯と呼ばれているように、地質学的にも沼島と淡路島は全く異なる成り立ちをしています)
沼島と淡路島をつなぐほんの10分間の航路でも、神秘的な光景を目にすることがあります。
11月の午後6時、汽船の窓から見えた夕日。
2月の午後、雲間から海面に差し込む幻想的な光。
汽船で沼島と淡路島を行き来するたびに、リセットされるような爽快感を感じると共に、全く別の世界へと渡るような感じがするのは、目に見えない勾玉とゼロ磁場を通過するからなのでしょう。
沼島自体が神秘の島だと感じますが、さらに沼島へとつながる海も、大いなるパワーを秘めた貴重な場所なのだと気づきました☆
きっかけを与えてくださった山田さんと、お話会を開催してくださった方々、参加者の皆さんに感謝です☆
ありがとうございました*^^*
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投稿者 arciel |
15:08 |
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04
7月 2017
Cosmic Moon
08
白い電気の風
KIN 42
先日、沼島の観光案内所「吉甚」で開催された山田祥平さんによる古事記のお話会に参加してきました。
山田祥平さんは人力車で日本一周をしながら神話について学び、現在は日本各地で神話についてのお話会を開催されています。
当日は、大阪や淡路島からの参加者に加えて沼島の方々も大勢参加され、吉甚が満員になるほどの賑わいでした。
吉甚で日本の神話について語る山田さん。
山田さんのお話で特に印象深かったのは、おのころ島についてのお話でした。
(おのころ島とは日本の国生み神話に登場する島です。
イザナギノミコトとイザナミノミコトが天の浮橋に立ち、天の沼矛(ぬぼこ)で海原をかき混ぜて、矛の先から滴り落ちた潮が固まってできた島。
イザナギノミコトとイザナミノミコトはこの「おのころ島」に降り立って、日本の島々を生み出していったとされています)
おのころ島と沼島は深い関係があり、沼島はおのころ島の最有力候補の一つと言われています。
その根拠の一つが、沼島の上立神岩と平バエです。
上立神岩は古事記に登場する「天の御橋(あめのみはしら)」であると伝えられています。
イザナギノミコトは左回りに、イザナミノミコトは右回りにその周りを回って巡り会いました。
平バエはイザナギノミコトとイザナミノミコトの契りの場所、古事記に登場する「八尋殿(やひろどの)」と言われています。
毎年旧暦の3月3日には平バエの周りを漁船がぐるぐると回る平バエ祭りが行われます。
イザナギノミコトとイザナミノミコトが夫婦となって最初に作った島が淡路島ということからも、おのころ島は淡路島に一番近い沼島ではないかと考えるのが理にかなっていると思っていました。
ところが、山田さんは「上立神岩と平バエがあることから、沼島は国生み神話において重要な場所」とした上で、「おのころ島とは地球のことです」とおっしゃったのです!
その時、私の中でパーっと意識が広がったような気がしました。
3年前に初めて上立神岩を見た時、そのおおらかなエネルギーに感謝の念がどっと溢れてきたのですが、その時に感じたエネルギーがとてもプリミティブで、原初の地球のような感じがしたことを思い出しました。
沼島の、特に上立神岩の周辺は、日本を超越した雰囲気があると感じます。
国という枠組みのない、古代地球のエネルギーを留めているような・・・
実際、上立神岩のそびえる太平洋を南下するとフィリピン、インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドに行き着くし、東にはハワイやアメリカ大陸があります。
一緒にハワイ島を旅したことのある友人たちを上立神岩に案内した時、彼女たちも「ハワイみたい!」と言っていました。
まさに、沼島は日本を越えて海でつながっている島々の風を感じる場所だと思います。
ニュージーランドの先住民ワイタハ族の神話にも地球創世と国の誕生の話があるのですが、もしかしたら日本神話もポリネシア神話との共通点があるのかもしれません。
・・・と思ってワイタハ族の神話「Song of Waitaha」の本をめくってみたら、Hotu Matuaという名前が目に入りました。
彼女は日の沈むところからやってきたワイタハ族の祖先で、日が昇るところから生まれたKiwaと海を渡って出会います。二人は世界全体、始まりと終わりであり、彼らの10人の子供たちは航海をして遠く離れた島々を発見していったとのこと。
このHotu Matua(ホツ マツア)とホツマツタエ(古事記や日本書紀の原典とも言われる日本の古文書)の音が似ているのは偶然でしょうか?
ワイタハ族が何世代にもわたって口伝で伝えてきたSong of Waitaha。
Hotu Matuaについて書かれた部分。
この本、4年前に購入していたのですが、すっかり本棚の肥やしになっていました(汗)
これを機に、じっくり読んでみたいと思います。
素晴らしいお話でインスピレーションを与えてくださった山田祥平さんに感謝です☆
他にも気づきがあったのですが、それはまた次回に。
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投稿者 arciel |
17:09 |
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