ダ・ヴィンチ・コード

原作を夢中で読んだ「ダ・ヴィンチ・コード」、先日映画も観てきました。
最初からスピード感あふれる展開で、あれよあれよと進行していきます。
あれだけのボリュームを2時間30分で収めるのだから、それだけスピード感が必要なのだと思いますが、原作を読んでいない人はついていけるのかな?と余計な心配をしてみたり。
でも、内容は思った以上によかったです。原作にかなり忠実だったので違和感がないのと、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を解説するシーンなどは、CGを使ってとてもわかりやすく説明してくれていたのが丁寧でした。

そして何より、キリスト教の新しい見方を世界中に示してくれた役割はとても大きいと思います。娼婦として貶められたマグダラのマリアの本当の姿、イエスとの関係、そして聖杯とのつながり・・・
もちろん教会側がこういった事を認めるわけはありませんが、世界中でこの映画が公開されたことで多くの人が「知る」という事実には大きな意味があると思います。

この春の「ユダの福音書」が復元されたというニュースと合わせて、今まで隠されてきた事実が徐々に明らかになっている時代が来ていると感じます。
裏切り者とされたユダ、娼婦とされたマグダラのマリア。
今、ようやく影に隠蔽されていた人物に光が当たり、私たちに新しい意識をもたらそうとしているのかもしれません。

ちょうどこの時期、個人レベルでも自分の中の押し込んできた影と向き合い、それに光を当てるというプロセスが進んでいる人も多いかもしれません(かくいう私もそうなんです^^;)。
もう見ない振りや隠しておく必要はないのかもしれないですね。
光を照らして、浄化していきましょう☆


Categories: 映画 | 投稿者 arciel | 16:27 | 2件のコメント