KIN 203
ジャーニーワークショップでの体験(3)
「キリスト教」に惹かれながらも反発するというアンビバレントな感情。
まさか「身体の旅」でそれと向き合うことになるとは思いもよりませんでした。
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「身体の旅」で宇宙船に乗る時は、自分一人ではなくメンターと一緒に乗り込みます。
そこで登場したメンターはなんと「イエス・キリスト」。
えー!まさか!
他にもっといるでしょ、観音様とか大天使とか(汗)
正直、一緒に行くにはかなり抵抗のあるお方でした。
でも、そのイエス様があまりにもハンサムで、ニコニコとやさしい微笑みをたたえていらしたので、抵抗感はすぐに消えていきました(^^;)
宇宙船が到着したのは「肺」。
青白くつるりとした壁に囲まれたがらんどうの空間です。
そこに一カ所、黒っぽく壁紙が剥がれたような場所があり、そこに「無力感」という感情が感じられました。
その感情を感じていくと・・・
そこには、幼稚園の制服を着た私がいました。
それは、父親の転勤で一時期住んでいた長野県のキリスト教系幼稚園の制服です。
転入したばかりの私に、隣に座っている女の子が私の手をつねっています。
ななめ後ろには黒い修道服に身を包んだシスターが椅子に腰掛けています。
女の子は毎日のように私の手をつねります。
私は声を上げることができず、つねられるままになっています。
シスターはすぐそこにいるのに気づいてくれません。
それが、当時を再現した映像でした。
キャンプファイアーでは、シスターとその女の子、幼稚園児の私と今の私、そしてメンターであるイエス・キリストが火を囲んでいます。
幼稚園児の私「どうして助けてくれなかったのですか?」
シスター「つねられているとは気づかなかったのです」
私「困っている私をもっと見ていてほしかった」
シスター「そんなに困っているとは知りませんでした」
私「転入してきたばかりの私に、もっと配慮してほしかった」
シスター「ごめんなさい、もっと気づいてあげるべきでした」
・・・等のやりとりがありましたが、それでも納得のいかない私。
そこでお互いに相手の中に入って相手の心を感じ合う、というのをやってみたら、
シスターは「キリスト教の教えに基づいた、真の教育を」という崇高な理念を抱いて教育に携わっていた方で、とても熱心な方でしたが、その時のささいな園児の日常にはたまたま気がついていなかっただけなのです。
決して冷たいわけではなく、むしろ子供たち全体の幸福を願っていた人だった、と分かりました。
一方シスターは私の中に入って、当時の私がいかに心細く傷ついていたのかを知り、深く謝ってくれました。
それでお互いに許し合うことができたのです。
当時の場面を、もっとユーモアや愛情にあふれたものに書き換えたらどうなるか、という映像を見てみると、
つねられた私は、反対に相手をくすぐり返して大騒ぎ。
シスターは「静かになさい!」と注意して、一緒に怒られた私たちは仲の良い友達になる、というストーリーに変わっていました。
めでたし、めでたし♪
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驚いたのは、顕在意識ではそのシスターに対する否定的な感情は全く覚えておらず、
むしろシスターを敬愛していたという気持ちしか記憶していなかったことです。
(ただ、たった1年弱しか通っていなかった割には、そのシスターの名前(洗礼名)をしっかり覚えているほど印象が強い方でした)
ところが「身体の旅」をやってみると、肺の細胞にはその当時の「無力感」という感情がしっかり残っていて、
それが「シスターに理解してもらえない」→「教会への反発」という形で
私の人生に影を落としていたのだとわかりました。
(てっきり、この教会への反発は前世に魔女狩りに遭ったせいだとばかり思っていたのですが^^;)
その体験直後に熊本のパートナーの実家に行ってみると、早速効果が感じられました!
キリスト教の熱心な信者であるお義母さんに会う時は、いつも心のどこかがキュッと緊張していたのですが、
今回はとても自然体で、素直な自分のままでいられることができました。
お義母さんの美味しい手料理の数々に感動し、阿蘇の葉祥明さんの美術館に連れて行ってもらったり、貸し切りのオーガニックレストランでコース料理を堪能したり、
素晴らしい時間を家族みんなで過ごさせてもらいました☆
不要なわだかまりがなくなって、ごく自然に喜びや感情を伝えることができて、
お義母さんとより深いつながりができたように感じます。
おかげで、もっと頻繁に熊本に帰省したくなりました!
折しもスカイマークの熊本便が今月末から安くなるので、ますます気軽に帰省できそうです♪
幼い頃のわだかまりが消えることで、無意識に縛り付けられていた心がとても軽く自由になりました!
ジャーニーの素晴らしい癒しに感謝、感謝です☆
心の自由を探す旅―あなたの中にある〈聖なる本質〉を求めて
ブランドン・ベイズ カーンドーフ・さやか
Categories: スピリチュアルライフ | 投稿者 arciel | 17:56 | コメントはまだありません