KIN 72
沼島八十八ヶ所のお導き(後編)
2023.12.10
朝食を食べていると夫が
「ドイツ館のクリスマスマーケットが今日までだって!」と言うので、
急遽徳島へ行くことに。
ドイツ館へ行く前に、道の駅いたのへ初めて寄ってみると、88というオブジェが目に入り、
前日に沼島八十八ヶ所のお手入れをしていた私たちは目が釘付けに!
よく見ると、四国で88ヶ所目にできた道の駅ということだそう。
それでも、店内に四国八十八ヶ所巡りのグッズなども売っているので気になって調べてみると、
このすぐ近くに四国八十八ヶ所の一番札所があるとのこと!
しかも一番より前の「一番前札所」も存在するというのです。
一番前札所の「十輪寺」は、
空海が平安時代に四国を修行してまわる前から存在したお寺で、
空海が僧侶を集めて四国霊場の開創を談義した場所であることから
一番前札所と呼ばれているのだそう。
そうとなったら、ここからまわるしかない!と、
クリスマスマーケットへ行く前に四国八十八ヶ所巡りをすることになりました
これまで自分たちが四国八十八ヶ所を巡るなんて思いもよらなかったのですが、
この突然の流れに乗ってみることに。
十輪寺は、651年に夢のお告げで地蔵菩薩を掘り当てた智光律師によって建立されたお寺です。
平安時代に空海はその伝説を聞いて地蔵菩薩を彫って再びこの地に安置し、
四国霊場の談義をしたそう。
智光律師の夢のお告げがあって空海の四国八十八ヶ所に繋がることが、
同じく夢のお告げで作られたフランスのモン・サン・ミシェルにも通じるものがあると感じます
そして一番札所の霊山寺、
二番札所の極楽寺、
三番札所の金泉寺を巡りました。
徳島には一番から二十三番までの札所があり、発心の道場と呼ばれています。
私たちもこれから少しずつまわっていこうと、
ワクワクしながらも心が引き締まる思いでした^^
お導きくださった弘法大師様に感謝です
Categories: スピリチュアルライフ, 沼島, 沼島暮らし | 投稿者 arciel | 16:19 | コメントはまだありません