「チェルノブイリ・ハート」を観て、思ったこと。

先日、友人に誘われて映画「チェルノブイリ・ハート」を見てきました。

チェルノブイリ・ハート [DVD]
B006GTBVDE

衝撃的な映像にただただ驚き、言葉を失いました。
ウクライナは国土のほぼ全域が汚染されているとのこと。
一度放出されてしまうと長期にわたって影響を及ぼし続ける放射性物質の恐ろしさをまざまざと目の当たりにしました。

あまりにも濃い内容のため、その日はただもうぐったりとして眠くて眠くてたまらず、
家族全員早々と眠りにつきました。

翌日になって、少し頭もスッキリとした状態で振り返ってみると、
ふと「外側に出ている状況は内側の反映」という言葉が浮かびました。

東日本大震災による福島第一原発事故は、私たちの中の「分裂」を明るみに出し、
その分裂を容赦なく増幅しているように思えます。
あたかも原子力発電が、核「分裂」反応によってできる熱を使って発電機を回しているように。

電気を生み出す際に発生した放射性物質は、人に忌み嫌われ、見捨てられた存在。
隔離されなければ生物に多大な影響を及ぼしてしまう。

その性質が、「こんなにがんばっているのに理解されない・愛されない」という思いを潜在的に抱いている(かもしれない)私たち人類に共通するように思えてなりません。

宇宙に存在する以上、創造主に愛されない存在はないはず。
「チェルノブイリ・ハート」の中に出てきた
親に放棄され保護されている先天性障害を持つ子供たちもまさにそうです。

私たちが無条件に全存在を統合し、愛することができれば
現在のこの状況は変わる可能性が大きいと感じます。
詳しいことはわからないけれど、将来「常温核融合」が実用化してフリーエネルギーの道を拓くように。

目に見える現実と向き合うために
まずは自分の中の分裂・分離を統合し、
最も小さな家族という単位の中からお互いを理解し認め合い、愛することの大切さを改めて思いました。


Categories: 地球環境 | 投稿者 arciel | 11:51 | 3件のコメント