KIN 197
NZ旅行2012 10日目：雨と寒さのゴールデンベイ
2012.3.2 (fri)
朝食後、共同キッチンで食器を洗っていたら息子が突然「おしっこ！」
あわててトイレに連れて行こうとしたら夫が登場したので同行をお願い。
その様子を見て、隣で食器を洗っていた男性が
「うちも全く同じですよ^^」と話しかけてきた。
その人はクライストチャーチに住んでいるニュージーランド人。
「（昨年の地震で）お家は大丈夫でしたか？」と聞くと
「少しダメージがありましたが大丈夫です。
日本も地震と津波が大変でしたね」と気遣ってくれた。
また、「今日はこれからゴールデンベイに行くんです」と言うと、
「すごく美しいところですよ！
昔、ププ・スプリングスにダイブしたこともあります。
今は禁止されているんですけどね」とニッコリ。
俄然期待が高まるゴールデンベイ！
ところが、今日は天気予報通り、あいにくの曇り空。
しかも、途中のタカカという町での休憩中に、
なんだか気分が悪くなる私（昨日のカレーの食べ過ぎか？）。
↑タカカの公園で。
子供たちがスクーターを楽しむ様子をうらやましそうにしている息子を見て、
一人のお父さんがスクーターを貸してくれました☆
タカカを出てププ・スプリングスに到着した時にはかなりぐったりしていた私だったけど、
なんとか車を降りて泉の散策に出ることに。
ププ・スプリングスは１日の湧出量がNZ最大で最高の透明度を誇る天然の泉。
今朝キッチンで会った男性が昔ダイブしたと言っていたけど、
今は自然保護のために泉に手を入れるのも禁止されている。
曇り空にも関わらずこのブルーの色！
渦巻になっているところは泉が湧き出している部分。
泉をクリーンに保つためのパンフレットとステッカー。
泉の周囲は、段階を追って数十年スパンで植樹されている。
この様子はマウント・シャスタのパンサー・メドウズみたい。
タフなようでいて、実は繊細な自然。
人間の手によって汚れもするし美しさも保たれるんだなと実感しました。
ププ・スプリングスを出たら、ちょうど雨が降ってきて、
冷え込みも厳しくなってきた。
しかし、そんな雨をものともせず、
途中に潮干狩りができるという情報を元にパートナーは潮干狩りに挑戦！
↑真ん中の黒い点が潮干狩り中のパートナー。
結局、貝はぜんぶ鳥に食べられていたらしく収穫はゼロ。
雨は激しくなってくるし気分は悪いしで私はぐったり。
フェアウェル・スピットの入り口に到着したものの、私は雨の中を歩く気力もなく、
パートナーが高台からフェアウェル・スピットを写真でパチリと撮って帰ることに。
南島最北端のフェアウェル・スピット。
キウイのくちばしみたいな細長い砂嘴が特徴。
雨の中、くねくね山道を乗り越えて
今夜はモトゥエカという小さな町のTop10ホリデーパークに泊まることになりました。
あまりに寒いので、あったかい湯船につかりたい〜と思っていたところ、
なんとこのホリデーパークのファミリールームにバスタブを発見！
（ホリデーパークでバスタブを見るのはこれが初めて！）
願いは聞き入れられるものですね〜☆
久しぶりにゆっくりと温かいお湯につかれたけれど、
雨はますます激しくなって共同キッチンからキャンピングカーまでの移動が一苦労。
しかもキッチンのテーブルはベランダにあって寒いのなんのって！
（しかし、隣のテーブルではカップル２組がアイスを食べてる〜！！）
私は夕食もほとんど食べられず、早めにキャンピングカーに戻ってベッドメーキング。
息子が回復したと思ったら、今度は私の胃腸の不具合！(>_<)
（・・・後から思えば、息子の具合が悪かった間の緊張が一気に緩んだせいかもしれません）
つくづく、気が休まらない旅なのでした（汗）
Categories: ニュージーランド旅行2012 | 投稿者 arciel | 17:33 | コメントはまだありません
