KIN 28
淡路島暮らしを決めるまで(1)
東京から大阪に引っ越してきたばかりの1年ほど前まで、
淡路島がどこにあるのかもよく知らなかった私。
当時は瀬戸内海の小豆島近くにある小さな島の一つ・・・くらいにしか思っていなかったのに(失礼!)、
まさか淡路島に引っ越しすることになるとは夢にも思っていませんでした。
淡路島に急速に魅せられていったこの10ヶ月のことを、
記録の意味も含め記しておこうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
淡路島との出会いは2012年5月。
GW真っ最中のある日、お天気もいいしどこかドライブにでも行こうかということになって
関西の地図を眺めていたら、パッと淡路島が目に飛び込んできました。
「淡路島に行ってみたい!」
これまで日本地図を見ても、全く目に入っていなかった淡路島が
急に輝いて見えた瞬間でした。
ちょうど、少し前にお友達の紹介で通い始めた美容室の担当者Nさんが淡路島出身で、
淡路島のアート山美術館がおすすめですよと聞いていたこともあり
アート山を目指して淡路島に出発しました。
そのときの様子はブログ「淡路島に行って・・・抜けた!」にも書いたのですが
淡路島から帰った途端、3.11から知らず知らずに溜まっていた身体の重みが全く消え失せ、
以前のようなワクワクした軽やかな感じが戻ってきて、
怒濤のようにインスピレーションが降りてきたりもして、
とにかく「目覚め」を感じた体験となりました。
淡路島との出会いは、それだけ衝撃的だったのです。
その後は、2週間に一度くらいの割合で淡路島に通うようになりました。
ちょうど季節も梅雨から夏になって、淡路島のシーズン真っ最中!
友だちファミリーとキャンプしたり海に行ったのも楽しい思い出です♪
そんな夏のある日、一度四国へ行ってみよう!ということになって、
香川県のオートキャンプ場で一泊することにしました。
その夜は蚊と蒸し暑さで堪え難い一夜となったのですが(汗)
翌朝目覚めてみると、空にくっきりと大きな二重の虹が見えました!
奇跡的な光景に感激しながら、早朝に香川を後にして淡路島へと向かいました。
これまで通ったことのない瀬戸内海沿いの道を走ってみよう!と車を走らせると
急に緑の中に光のシャワーが降り注いでいる場所に通りかかりました。
(その時の様子は「虹から始まった不思議な一日」にて)
一瞬で通り過ぎたのですが、あまりにも素敵な場所に心がぱぁーっとときめいたので
海で泳いだ後にもう一度そこに戻ってみました。
それが私たちが住むことになる「津井」との出会いだったのです。
(続く)
その朝見えた二重の虹。ここからすべてが始まりました。
Categories: インスピレーション, 淡路島暮らし | 投稿者 arciel | 12:35 | コメントはまだありません