KIN 21
京都の一日と初めて描いた四角
先月の24日、お友達の展覧会を見に京都のギャラリーに伺いました。
町家を改装したbe-kyotoは京都らしい趣のあるギャラリーです。
吹き抜けのある町家という日本の伝統ある空間に飾られた作品たちは、
あたたかなぬくもりに包まれてとてもリラックスしているみたい♪
お友達の硝子絵をはじめ、白一色のオブジェ、童話のような絵、綺麗なアクセサリーなど、
どれも作家さんたちの愛情が豊かに感じられる作品ばかりでした。
ギャラリーを出た後は、お友達の案内で
銀閣寺近くの吉田山の山頂にあるカフェ「茂庵」へ向かいます。
駐車場の近くに白塗りのお地蔵様がいらっしゃいました。可愛い♡
茂庵を目指して細い階段を登って行くと・・・
突如、緑がいっぱいの美しい庭園が見えました!
森の中の空気は格別に美味しい!息子も大喜び☆
山頂にある「茂庵」に着きました。
ここは古民家を改装して作られたカフェ。
靴を脱いで2階に上がると、全面ガラス張りの窓から森の緑が見渡せます!
お友達の注文した月代わりランチのあんかけそばと筑前煮。
私たちはピタパンサンドをいただきました♪
とても静かでゆったりとした時間が流れるカフェでした。
自然の中でこんなに美味しいランチをいただけるなんて、なんて幸せ☆
帰り道、山を下るとそこにもお地蔵様がいらっしゃいました☆
その日家に帰ると、息子はすぐさまお絵描きをして
「ぼく、初めて四角を描いたよ!」と絵を見せてくれました。
真ん中の大きな四角を囲んで、扉のようなものがいくつか描かれています。
それまでは、四角のものを描く時も楕円のように曲線で描かれていたのが、
初めてはっきりと角が描かれていました。
ここで私も初めて気づいたのですが、
四角を描く時は手の流れを一旦意識的に止めて、
意志を持って別の方向に向けなくてはいけないんですよね。
四角が描けるようになったということは、
それだけ意志の力を表現することができるようになったということなんだ!
2枚目に描いた絵には、大地と空の真ん中に建つビルと車が描かれていました。
地面と空を同時に描くのも初めてのこと。
ギャラリーでたくさんのアート作品に触れたのと
森の中で走り回ったのがよかったのか、
何かが息子の中で大きく変わったみたいです。
ちょうどその日は息子が4歳6ヶ月になった日でした。
息子の誕生日である8月24日が地蔵盆の日ということも、
数日前に別のお友達から教えてもらって知ったばかり。
だからその日はたくさんのお地蔵様に出会ったのかもしれません♪
いろんなことがつながって、新しい流れになっていく。
素敵な場所に案内してくださったお友達に感謝です☆