30
9月 2015
Electric Moon
11
黄色いスペクトルの太陽
KIN 180
9月も今日で終わりですね。
今月はシルバーウィークがあったせいか、非常に濃厚な1ヶ月でした。
運動会あり、古い友人たちとの再会あり、
大阪夢洲でのL’Arc-en-CielのLIVEあり(夢のようでした☆)・・・と、
毎日が飛ぶように過ぎていき、
今、秋の訪れとともにようやく一息ついているところです。
そんな中、28日のスーパームーンは
世界中が静かに夜空へと目を向ける機会となり、
これからまた一つ流れが変わるような区切りを感じました。
ふと連休中に撮った写真を見ていたら
21日の午後に沼島の海岸で撮影した太陽の光と
28日に家の前で撮影した満月の写真が
そっくりなことに気づきました。

21日の午後の太陽。

28日夜の満月。
千切れ雲の間に浮かぶ、にじむような光。
本来はもっと美しく撮れるはずなのかと思いますが(技術不足でスミマセン^^;)
全く違う日時に撮影したのに
双子のような太陽と月の姿が見えたのが印象的です。
お月様は太陽の光を反射して輝いている。
月は太陽の鏡みたいな存在なんだ。
そう思った途端、神社でお祀りされている「鏡」と「月」が重なって感じられました。
神社の鏡には神様が宿られているとされ、
鏡を通して神様と自分が向かい合ってお参りをします。
太陽の光を映し出す月を見て神聖な気持ちになるのは
そんな「鏡」としての姿を見るからなのかもしれません。
太陽は眩し過ぎて直視できないから
月を通して私たちは宇宙に語りかける・・・
20代の頃、仕事帰りの一人の夜道に
月がいつも優しく見守ってくれていたことを思い出しました。
それがどんなに心強かったことか。
今その理由がわかります☆
Categories: インスピレーション, 沼島暮らし |
投稿者 arciel |
11:59 |
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10
9月 2015
Lunar Moon
19
黄色い自己存在の太陽
KIN 160
今回の「大地の芸術祭」巡りでは、
一泊二日で380点中約60点の芸術作品を鑑賞することができました。
意外と少ないようですが、屋外の展示がかなり広い範囲に渡るため
車と徒歩で移動しながらの鑑賞となり、思いのほか時間がかかるのです。
その分、越後妻有地区ののどかな里山風景を巡りながらの鑑賞は、
自然の中で身体全体でアートを体感できる、とても豊かな時間でした☆
中でも特に印象深かったのが、
最後に訪問したT259「もぐらの館」。

2009年に廃校した小学校を活用してできた、
土を体感するための美術館です。

校舎の床には木材チップが敷き詰められていて、
まるで森の中を歩いているよう。

階段の踊り場には見事な壁画が描かれていました。
この地区の14種類の土に接着剤を混ぜて、和紙に描いたものだそう。
アボリジニのアートにも通じるような、たくましく豊かな生命力☆


初めて知ったのですが、今年は「国際土壌年」なんですね!
それを記念して、日本と世界の代表的な土壌が展示されていました。
動植物が生と死を繰り返し、
微生物などの有機物と砂や岩の無機物が混ぜ合わさって
長い長い時間をかけて土壌になっていく。
1cmの土壌ができるのに、百年以上もかかるのだそうです。
土の色の多様さは、別の作品でも印象的でした。

スパイス棚のようなカラフルな瓶が並ぶ
T280「ソイル・ライブラリー」。
十日町市にある越後妻有里山現代美術館[キナーレ]に展示されています。

ここにはなんと、新潟県の112市町村のすべての砂が網羅されているそうです。

私の実家の新潟市の砂もありました♪
海に近い砂地だけに、やはり砂はグレー色。
故郷のせいか、見慣れた砂を見るだけでどこかホッとします^^
一言で「土」と言っても、こんなに多種多彩で美しいものなんですね。
今回のアートを巡る旅で、土への関心が高まりました♪
沼島の山の畑も、それほど広くない面積に
こってりした泥炭質の濃い部分と
比較的さらさらした土壌の部分があるのです。
数百年前から続く堆積の歴史が、この違いを生んでいるのかも。
なんと奥深い土の世界!
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」は、9月13日まで開催されています。
チャンスがある方はぜひ☆
今回行けなくても、また3年後に開催されますのでお楽しみに♪
Categories: アート |
投稿者 arciel |
09:41 |
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09
9月 2015
Lunar Moon
18
青い電気の嵐
KIN 159
六日町から出発して最初に訪問したのは
十日町エリアにあるT322「みどりの部屋プロジェクト2015」。
日本有数の豪雪地帯だけに、ここは元スキーハウスだった建物。
中に入って階段を上ると、柔らかな緑の空間が広がっています。


窓の外側と内側の両方から緑に包まれる、不思議な感覚。

この葉っぱは、地元の人々が落ち葉の上に紙を置いて色鉛筆でこすり、
葉脈を写し取ったもの。
私たちもこのフロッタージュを体験してみました♪
訪ねた人が写し取った葉っぱが次々と壁に貼られていく、
現在も進行中のプロジェクトです。
みどりの部屋の中にいると、とてもリラックスした心地よい感覚が満ちてきました。
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T275「からむしの部屋プロジェクト」

沼島でもよく見かける草、「からむし」。
ただの雑草かと思っていましたが、これは繊維を取ることのできる植物なのだそう。
十日町市では伝統的にからむしから繊維を作っていて、
畑で栽培もしているとのこと。
このからむしで織った布をからむしで染上げた布が、綺麗に展示されていました。

水面に映る布地とゆらめく波紋が美しい。

伝統的な布地が織りなす幾何学模様に
吸い込まれていきそうでした。
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異空間に入り込んだようなアート作品の中、
思わず考えさせるような作品もありました。
T327「忘れられた道」

山道を歩いていくと、道のど真ん中に巨大な球体が!

道路整備や新しいバイパスの開発によって、
数百もの忘れ去られた道が取り残されているそうです。
誰も通らなくなった道に、重しのように佇む石。
今はこの石を見るために、旅人が通ります。
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D046「時の蘇生」柿の木プロジェクト

広場に植えられた柿の木。
この木は1945年に長崎で被爆した柿の木の「被爆二世の木」です。
樹木医である海老沼正幸氏が治療をして、奇跡的に蘇った柿の木。
その被爆2世の苗木の植樹プロジェクトは、
平和への願いとともに現在世界20ヵ国136ヵ所に広がっているそうです。

古民家を改装した「柿庵」では、展示とワークショップが行われていました。
(つづく)
Categories: アート |
投稿者 arciel |
10:49 |
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08
9月 2015
Lunar Moon
17
白い月の鏡
KIN 158
8月下旬、実家の新潟市に帰省する途中に「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」を鑑賞してきました。
大地の芸術祭は、2000年より越後妻有地域(新潟県十日町市と津南町)で
3年に一度開催されている、世界最大級の国際芸術祭です。
2000年、2003年と最初の2回は見に行ったことがあるのですが、
その後出産・育児・引っ越しと重なって足が遠のいていました。
それでも、開催される度に気になっていた芸術祭。
息子が小学生になった今年、12年ぶりに再訪することができました☆
朝一(6時半)の汽船で沼島を出発し、淡路島から車に乗って
17時に宿泊先の新潟県六日町に到着。
昨年開通した舞鶴若狭自動車道のおかげで、思ったより早く着きました♪
翌朝、セブンイレブンで大地の芸術祭のパスポートを購入し(コンビニで買えるのが便利!)、
大学時代からの友人の石沢くんに電話をして、おすすめルートのアドバイスをもらいました。
(石沢くんは津南町役場勤務で大地の芸術祭の担当。持つべきものは友達だ〜☆)

作品鑑賞パスポート。左が一般用3500円。こども用は無料。
大地の芸術祭は年々作品数が増えていて、
6回目となる今年は380点もの作品が760㎢の広大な土地に点在しています。
公式ガイドマップを見ながら見当をつけても、
数日ではとても見切れないほど大規模な芸術祭。
今回は一日半しか時間がない上、息子連れだったので
キッズが喜びそうなところをピックアップしてもらえたのが大助かりでした☆
前置きが長くなってしまったので、作品紹介は次回にて♪

第1回目から展示されている松代の棚田。
何気ない農村風景に、突如現れる現代アートが
絶妙なバランスを醸し出しています。
展望台から見ると、この風景に詩が重なって本の1ページのようにも見えるのがまた見事☆
Categories: アート |
投稿者 arciel |
14:14 |
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12
8月 2015
Magnetic Moon
18
青い磁気の猿
KIN 131
先日、地元の子どもたちを対象に「ミントで虫よけスプレー」講座を開催しました。
普段、虫よけスプレーはティーツリーやユーカリ、レモングラス、レモンバーム、ラベンダーなどのエッセンシャルオイルをブレンドして作っているのですが、
今回は小学生の子どもたちが対象なので、シンプルにミントだけを使うことにしました。
実はミントの精油を購入するのは初めて。
ミントの香りはいかにも!って感じなので、これまで一度も使ったことはなかったのです^^;
でも、改めてミントについて調べてみると、
ミントがとても便利なスグレモノだと気づきました。
まずはその清涼感☆
ミント精油を数滴お風呂に入れると、身体がスッキリひんやりして気持ちがいいのです♪
(ただし入れ過ぎるとヒリヒリするのでご注意を)
もちろん虫よけにも効果あり♪
殺菌効果や防虫効果があるので、蚊やハエ、ゴキブリ、アリ、ネズミなどを寄せ付けないと言われています。
これを機に、床の拭き掃除には必ずミント精油を加えることにしました。
香りもいいのでお掃除も楽しくなります♪
お洗濯にも数滴加えると
汗をかいた洗濯物もミントの香りでスッキリ☆
鼻の通りや呼吸を楽にしてくれるので、花粉症や風邪の時期にも重宝しそう。
頭がクリアになるので、勉強や仕事の時にも最適です。
日常のあらゆるシーンで活躍してくれるミント精油。
もっと早くから使っていればよかった〜!
さて、子どもたちと一緒に作った虫よけスプレーのレシピはこちらです↓
<材料(50mlスプレーボトル分)>

精製水 45ml
無水エタノール 5ml
ミント精油 10滴
(精製水と無水エタノールは薬局で売っています)
ミント精油はいろんな種類がありますが、今回は北海道産のハッカ油を使用しました。
北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 20ml

この容器は広口ビンなので、取り出す時にスポイトがあると便利です。
<作り方>
スプレーボトルに無水エタノールを入れ、ミント精油を加えてよく混ぜ合わせます。
そこに精製水を加え、さらにボトルを振って混ぜ合わせたらでき上がり♪
長期保存には向かないため、作ってから1ヶ月以内に使い切ることをお勧めします。
講座中に室内に入ってきたアブに、作ったばかりのスプレーをシュッシュしていた子どもたち。
アブにとっては災難でしたが、すぐに動きが弱ってそそくさと逃げていきました。
虫が多い島暮らしには欠かせないスプレーとなりそうです^^
安全な素材で作るとっても簡単な虫よけスプレー。
よかったらぜひ作ってみて下さいね♪

うちの畑で育ったスペアミント。
雑草に負けずにぐんぐん育つ強いハーブです。
Categories: ナチュラル&ヘルシーライフ |
投稿者 arciel |
16:03 |
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29
7月 2015
Magnetic Moon
04
赤い宇宙の地球
KIN 117
5月から沼島で開催されている子育てスキルアップ講座に参加しています。
講師は沼島の地域おこし協力隊の安藤美祐さん。
沼島でこんな講座を開催してくれるなんて☆と思い、
引っ越ししてすぐに申し込んだ講座でしたが、
参加させていただいてとてもよかったです!
講座で教えてもらったのは「コモンセンス・ペアレンティング(CSP)」。
元々はアメリカで開発されたトレーニングプログラムを、
児童養護施設「神戸少年の町」の野口啓二氏が日本向けにアレンジしたものです。
「どならない子育て」という本などでも紹介されているので、
耳にした方もいらっしゃるかもしれません。
どならない子育て
伊藤 徳馬

この講座では、子どもに伝わるわかりやすいコミュニケーションや
効果的な褒め方、問題行動を正す教育法、
自分自身をコントロールする教育法などを教わるのですが、
普段自分がいかに曖昧な表現で子どもに接していたかがよくわかりました^^;
例えば、寝る前なのに大声で騒いでいる息子に向かって
「もう夜遅いから、いい子にして」と言うと、
一瞬は静かになるのですがすぐにまたハイテンションで騒ぎ始めます(汗)
「いい子にして」や「ちゃんとして」という表現は便利なのですが、
具体的にどうしたらいいかを示していないため、
子どもに伝わりにくい曖昧な表現になっているとのこと。
伝わりにくいから息子は問題行動を止めず、
私は何度言ってもきかない息子にますますイライラ・・・という
まさにバッドサイクルに陥っていました。
「もう遅いから、静かにしてベッドに入ろうね」
「早く寝ると早起きできて朝あわてなくてすむよ」など、
具体的な行動や子どもにとってのメリットをわかりやすく簡潔に伝えることで、
子どもとのコミュニケーションがスムーズになり、問題行動も減るというのです。
これを知ってからは、カーッとする前に
まずは深呼吸して落ち着いて、
息子にどうしたらわかりやすく伝えられるかを考えるようになりました。
同時に、これまでいかに自分が反射的に対処してきたかを反省しました^^;
この講座を受けて、子どもにとって親は家族であるとともに
一番身近な教育者でもあるんだと気づきました。
「教育者」という視点が入ることで客観的になり、
今までよりも冷静に息子と向き合うことができるようになったと感じます。
(もちろん完璧ではないですが^^;)
おかげで、息子の方も自ら進んで宿題をしたり
脱ぎっぱなしだった服を片付けたりするなど、
自然に褒めることも増えてきて
お互いの緊張が高まることがかなり減ってきました。
ちょっとした気づきでずいぶんと変わることができるのが驚きです☆
講座では参加者同士でロールプレイをして、
実際に子どもにどう声をかけるかを練習します。
それがちょっと気恥ずかしかったりもするのですが(笑)、
この「練習をする」ということが実はとても重要で、
実際の生活の場面で非常に役に立ちました。
先週全6回の講座の最終回を迎えたのですが、
終わってしまうのが寂しく感じたほど、気づきが多くてためになる講座でした☆
これから思春期など難しい年齢を迎える前に、心強いお守りを持ったような気分です。
全国の自治体などでCSPの講座が開催されているので、
機会があればぜひ受講してみてください♪
すべての親や子どもと接する方々にお勧めしたい講座です^^
むずかしい子を育てるペアレント・トレーニング
野口 啓示 のぐち ふみこ

Categories: 子どもとの生活 |
投稿者 arciel |
16:10 |
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13
7月 2015
Cosmic Moon
17
赤い惑星の竜
KIN 101
晴れた日曜日。
このところ雨と仕事でなかなか畑に行くことができなかったのですが、
久しぶりに山の方の畑の様子を見てみると、
雑草が伸び放題に伸びきっていました。
自然農とはいえ、さすがにこれでは足を踏み入れることすらできないくらい(汗)
そこで、本腰入れてパートナーと雑草刈りに取り組むことにしました。
少しでもじっとしていると蚊が大挙して押し寄せてくるのでたまりません。
蚊取り線香や虫除けスプレーをしても効かないので、
最近は畑に行くのが恐ろしいほどになっていました^^;
そこでご近所さんオススメの虫除けネットを購入し、
帽子に取り付けたので顔周りは安心♪
暑いけど、長袖パーカーとデニムパンツで蚊の対策はかなり万全になってきました^^

蚊除けになるというゼラニウムも植えました♪
ふと畑の隅っこを見ると、里芋らしき大きな葉っぱが生い茂っています。

まるでハワイのような風景!?
里芋は植えていないのですが、野生化した里芋が毎年育っているのかもしれません。
雑草を生やしながら無農薬無肥料で育てているので、
適応できない野菜はいつの間にか消滅しているのですが(ほうれん草とか)
うまく適応できれば雑草並みに強くたくましく育つみたいです♪

草刈り後の畑の様子。まだまだ雑草だらけです^^;
近くで畑をやっている方が通りかかって、きゅうりのおすそ分けをいただきました。
うちのきゅうりは虫にやられて不作だったので嬉しい♡
夏フェスに行ってきたー!というくらい汗だくになったので、
午後は海にいくことに♪
パートナーは今年2回目ですが、息子と私はこの夏の初泳ぎです。

今日は風があって波が高く、波打ち際で波乗りするように浮かぶと気持ちいい〜♪
水温はやや冷たいけど、泳いでいる人やバーベキューしている人などで
ビーチは普段より賑わっていました。

午後の光が波にキラキラと反射して、とても綺麗です。
畑仕事で一汗かいた後の海は、身体が軽くなってとても爽快でした☆
沼島は山と海とでどちらもコンパクトに楽しめるのが魅力です。
この夏、ぜひ遊びに来てみませんか?^^
Categories: ナチュラル&ヘルシーライフ, 沼島暮らし |
投稿者 arciel |
12:04 |
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23
6月 2015
Crystal Moon
25
赤い電気の竜
KIN 81
先日、ナチュラルスピリット社からのメルマガで新刊本のお知らせが届きました。
普段はサーっと通り過ぎていくことが多いのですが(失礼!)、
今回はタイトルを見ただけでピン!と来て、すぐにamazonに注文していました。
それがこの本です↓
とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく―宇宙の導きにまかせよう
トーシャ・シルバー 釘宮律子

ここ数年、特にこの数ヶ月強く感じていたこと。
漠然とではあるけれど、確かな実感として根付いている感覚。
それが、この「とんでもなく全開になる」(原題はOutrageous Openness)という表現に集約されているように感じました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私たちひとりひとりにぴったりと寄り添い、現実的な形で導き、助け、そしてかかわってくる愛の力が、どんな状況であれ存在する」(p.14)
「すべての必要を満たす術を知る宇宙の富がもともとある。この愛の力 —シャクティ、神、女神、大意識など呼び方は何でもいい— と調和することが、すべての黄金の鍵だ」(p.16)
「ただしそれには、とんでもないほど全開になり、受け入れ態勢になり、そして意識しつづけることが必要だ」(p.16)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
慣れ親しんだ東京を離れて、大阪→淡路島→沼島へと引っ越しが続いた2011年〜2015年。
その家探しには、いつも大いなる宇宙の力が働いているように感じられてなりませんでした。
特に不動産屋さんのない沼島では、ネットで不動産情報を探すこともできません。
ただひたすら宇宙にお任せして、
「自分たちにぴったりの物件がすでに存在し、完璧なタイミングでその物件が現れる」
ことを意識し続けていました。
そうしたら、まさにこれ以上ないタイミングでお家が見つかりました。
しかも想像以上に新しくて使いやすいお家が☆
畑を借りることができたのも、船舶免許を取ることができたのも、
すべて自分で努力して情報を探し求めるというより、
宇宙にお任せしていたら絶妙なタイミングで地域の方が紹介して下さって、トントン拍子に事が進んでいました。
(地域の方々には本当に感謝です*^^*)
自分の想像以上に素晴らしいことを宇宙は完璧に用意してくれているということが心底わかったので、最近はすべて宇宙にお任せしています^^
それがこの本にわかりやすく具体的に書かれてあったので、
改めて強く確信することができました。
著者のトーシャ・シルバーさんが占星術師というのもとっても親近感がわきます☆
水瓶座に4つ星が入っているという著者の、ユーモアがちりばめられた軽妙な語り口は、読んでいるうちにどんどん心が軽くなっていきますよ♪
ピンときたら、ぜひ読んでみて下さいね^^
Categories: スピリチュアルライフ, 本 |
投稿者 arciel |
11:24 |
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05
6月 2015
Crystal Moon
07
青いスペクトルの夜
KIN 63
ある日突然、全く興味のなかったことに目が向くことってありませんか?
私の場合は3年前、まだ大阪に住んでいた頃のこと。
京都まで出かけた帰り道、車の窓から川が流れているのが見えました。
とても小さな、用水路くらいの川だったと思います。
その川を見た途端、なぜか突然
「船を操縦したい!」とひらめいたのでした。
それまで船のことなんて考えたことすらなかったのに
そのアイディアが浮かんだ途端、
胸が高鳴って無性にワクワクしてきました♪
そこで調べてみたら船舶免許なるものがあり、
ボートなどの小型船舶免許は1級と2級に分かれているというのがわかりました
(水上オートバイは特殊小型免許)。
1級は外洋まで航行することが可能で、海外も行けちゃう☆
2級は海岸から5海里(約9km)以内と平水区域のみ。
1級はかなりトキメクけど、まずは2級を取得したいな〜と漠然ながら思い続けていました。
そして3年後。
沼島に住むことになってから、いよいよその思いが実現へと向かうことになりました。
たまたま立ち寄った吉甚で船舶免許の話をしたら、
海を渡ってすぐの南淡漁業協同組合で近々講習(JEIS神戸主催)があるというではありませんか!
そこですぐに講習を申し込み、先週学科と実技講習、試験を受けてきました。
周りは漁師を目指す男性ばかりで
全くのド素人は私だけ(!)でしたが、
なんとか無事合格することができました〜☆

↑実技ではこのボートを操縦しました。
実技は全く自信がなかったのですが、
優しい先生方のおかげでなんとかクリアできました*^^*
この免許さえあれば、
沼島や淡路島一周はもちろん、
大阪や和歌山、四国、瀬戸内海の島々までも行けちゃうのです♡
(大阪湾は平水区域に当たるので2級でも航行OK♪)
あとはひたすら実践練習あるのみ!
・・・さて、これからどうやって船を調達しようかな?^^

この港からどこまでも可能性が広がっています☆
Categories: 沼島暮らし |
投稿者 arciel |
14:38 |
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15
5月 2015
Spectral Moon
14
白い電気の風
KIN 42
沼島に引っ越したらやりたいと思っていたことの一つに、畑がありました。
2008年から2011年まで住んでいた東京の府中市で
市民農園を借りていたことがあったのですが、
その時に自分たちで収穫した野菜の美味しさが忘れられず、
大阪と淡路島でも小さな畑を借りたいと思っていたものの、
なかなかご縁がありませんでした。
(でも、淡路島ではご近所さんからよく野菜をいただいていたので
とてもありがたかったです^^)
沼島には大きなスーパーがないこともあり、
ちょっとした野菜くらいは自分たちで育てられたらなと思っていました。
そんな折、沼島総合観光案内所「吉甚」のTさんに声をかけていただいて、
一緒に畑をすることになりました♪
(Tさん、ありがとうございます☆)

4/22。まだ雑草が生い茂っていた畑。
手前はTさんが植えて下さったジャガイモ。

5/1。Tさんのアイディアで、素敵なガーデンファームになりました♪
4月下旬、草ぼうぼうの畑をパートナーと一緒に草取りしていたら、
その草取り姿を見たご近所の方が「畑やるの?」と声をかけて下さって、
さらにもう一つ畑を紹介して下さいました☆
そこはうちの裏にある階段を上った山の上。
海が見えるとても気持ちのいい高台で、
ぱっと一目で気に入りました!
その畑も雑草が伸びきっていましたが、
山の中という環境を活かして自然農に挑戦してみることにしました♪

草を抜いて畝を作り、夏野菜やハーブの苗と種を植えて水やり。

お水にはホメオパシーのアクティブプラントとマザーティンクチャーを入れました。
植物の活性化と土壌の改良を促してくれるそうです。
畑には水道がないので、大きな壷に水が溜めてあります。
5月上旬は晴れた日が多かったので、お水がどんどん減っていきます。
そこで、パートナーが作ったのがこの装置(?)

雨水が直接壷に入るような仕組みです。
ちょうど先日台風が来て、壷にはたくさん水が溜まっていました。

落花生やトウモロコシの種を鳥が食べてしまったので(!)、
鳥除けの網も張りました。
初心者なのでどこまで収穫できるかドキドキですが、
小さな芽が出てくるととても嬉しく励みになります☆
思えば、フランスのシュタイナー教員養成学校留学時代に
一番印象に残ったのがバイオダイナミック農場での研修でした。
農業を目指す学生たちに混じって、全くの未経験者としての参加でしたが
牛の世話やトマトの苗植え、チーズやバター作りなど、
大変でしたがすごく楽しくて、あっという間の3週間でした。
朝起きて外の空気を吸い込むと
フランスの農場と同じ匂いを感じることがあって
とても深い部分で懐かしさと安らぎを覚えます。

15年以上経った今、
その時に根付いた何かが
巡り巡ってここにつながっているのかもしれません☆
Categories: ナチュラル&ヘルシーライフ, 沼島暮らし |
投稿者 arciel |
16:23 |
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