KIN 35
アリス・イン・ワンダーランド
昨日、義妹の「これからアリスを観に行ってきます」のメールを見て、
いいなぁ〜とぼんやり思っていたところ、
「そういえば今日はレディースディ!」と気がついて、
上映スケジュールを確認したらちょうどあと1時間で上映開始!
ママズクラブシアターではないプログラムだったので、一応映画館に問い合わせたら
1歳児連れでもOKとのこと。やった!
大急ぎで支度をして自転車に乗り込み、
ナナトくんを連れてTOHOシネマズ府中へ観に行ってきました。
映画館に着いたのはちょうど予告編の最中。
混んでいたのでナナトくんがぐずりませんようにと願っていたけど、
薄暗い映画館の中でこっそり授乳していたらすぐにうとうと。
おかげでじっくり堪能できました♪
ワンダーランドの映像表現を楽しみにしていたので
ストーリーにはそれほど期待していなかったのですが、
観てみたらストーリーも映像以上に素晴らしかった!
親たちが決めた婚約パーティーに連れて行かれ、
着たくもないドレスを着せられ、好きでもない相手からプロポーズされるアリス。
YESの返事を周囲が期待するまさにその瞬間、アリスは服を着たウサギが走っていくのをみかけ、
ウサギを追いかけて穴に落ちる。
そこはワンダーランドの始まり。
ワンダーランドでの冒険は、弱い自分と真の自分との戦い。
すべてのことが描かれているという絵暦には、アリスが怪物と戦って倒すシーンが描かれているけれど、アリスは自分にはそんなことはできないと言って逃げようとする。
でも、マッドハッター(ジョニー・デップ)やチェシャ猫たちの助けによって、
次第に自分の「運命」を受け入れていく・・・
長老の青虫がさなぎになり、最後に美しい蝶々になって羽ばたいていくように、
これは本当の自分になるためのトランスフォーメーション(変容)の映画だったのですね!
運命とは魂のブループリント。
運命を受け入れて本当の自分を生きるって、実はとても怖いこと。
自分には力がないと思い込んで、つい自分の意思ではない安易な生き方をしてしまう。
でも、やがて運命の流れがやってきて、怖れと対峙し乗り越えたところに、
自由な風が追い風となって自分本来の道が開かれる。
最後のアリスの生き生きした表情が素敵で、
見終わった後はすがすがしい希望を与えられました☆
ナナトくんは怪物との戦いのシーンで目を覚ましたものの、
最後までずっとおとなしく観てくれて感謝☆
これで私もまた一つ自由を手に入れました^^
そうそう、この映画、3Dだったのですが
2Dでも十分美しく楽しめる映画だと思います。
チェシャ猫の表情がなんとも可愛い〜♪
でも、時計を持ったウサギやお茶会のシーンは、
アリスをモチーフにしたラルクのライヴTHEATER OF KISSが彷彿とされて
ついついイメージがダブってしまいました^^;
ラルクとティム・バートンのコラボができたら最高だな〜☆