トゥルーフードガイド

グリーンピース・ジャパンが発行している「トゥルーフードガイド」をご存知ですか?
これは、グリーンピース・ジャパンが日本の大手食品会社を中心に遺伝子組み換え原料を使用しているかどうかのアンケートを行って、その結果をまとめてくれたものです。

これを見るまで、「遺伝子組み換えでない」という表示があれば安心だとばかり思っていました。
ところが、そう表示されていても、遺伝子組み換えの原料が使われている場合があるそうなのです。

というのも、日本の現在の法律では、表示する必要のないもの(油や醤油など)や含まれる量が5%以上でないものは、表示をしなくてもよいからなのです。
しかも、5%未満であれば「遺伝子組み換えではありません」と表示することが可能とのことです。
今まで安心だと思っていた食品にも、知らず知らずのうちに遺伝子組み換え原料が使われていた可能性が大きいのだと知ってびっくりしました。

現在日本では遺伝子組み換え作物の栽培は行われていませんが、アメリカやカナダでは広範囲に遺伝子組み換え作物が栽培されていて、それが日本の食品の原料として多く輸入されているそうなのです。

そもそも、「遺伝子組み換え食品」ってどうしてよくないのでしょう。
このガイドブックによると、
「バクテリアやウイルス、植物、動物などから取り出した遺伝子が、大豆、米、パパイア、トウモロコシ、ナタネ、綿などの遺伝子に組み込まれます。・・・(中略)・・・遺伝子組み換え食品にはこれまでになかった毒素やタンパク質が含まれており、それによってアレルギーを引き起こすおそれがあります。また、除草剤に強い遺伝子が組み込まれている場合には、大量に使用された除草剤が作物に残留し、私たちの体に取り込まれてしまいます」

さらに、これまで地球上に存在しなかった人工的な生命であるため、生態系のバランスを崩してしまうおそれもあるそうです。

このガイドブックは、メーカー名とブランド名が一覧になっていて、遺伝子組み換え原料を使用していない食品と使用している食品が一目で分かります。
(正直に答えてくれたメーカーさんにも頭が下がりますが、同じメーカーさんでも、商品によっては使用していないものと使用しているものがあるようです)

トゥルーフードガイドは、グリンピースジャパンのHPから注文できます(無料で送ってくれます)。

ぜひ一家に一冊、おすすめです。
このガイドブックを参考にして、身体にも環境にもいい食品を選びましょう♪
そして気に入ったら、サポートメンバーになるのもいいですね☆


Categories: ナチュラルフード | 投稿者 arciel | 18:13 | 4件のコメント