20年ぶりのパリ①

2017年の年末から2018年のお正月まで、家族でパリに行ってきました。
フランスは大好きな国ですが、最後に訪れたのは2001年。
実に17年間もフランスからご無沙汰していたのですが、
この冬急にフランスに行きたくなったのです。

そういえば、パートナーに出会ったのが20年前の1997年12月のパリ。
それが念頭にあったわけではないのですが、潜在意識では覚えていたから
このタイミングで突然パリに行きたくなったのかも??

今回、沼島から関西国際空港に行くにあたって、初めて淡路関空ラインを使ってみました。

淡路島の洲本港からわずか65分で関空に到着する上、
ターミナルへも無料のシャトルバスで送ってくれるので便利この上ないです。
神戸から大阪への高速を急ぐより、ノンストレスではるかに楽ちんでした♪

空港で買った旅のお供はこの本。

タイトルの「Hygge」という文字が目に飛び込んできたので買ったのですが、
北欧デンマーク生まれの心地よいライフスタイル「ヒュッゲ」は世界的にも注目されているようで、
パリのメガブックストアfnacでもヒュッゲに関する本を何種類も見かけました。
長いフライト中、映画に飽きた時に読んだらとてもゆったりとした気持ちになって癒されました♡

バンコクでトランジットしてからさらに11時間のフライトを経て、
12月30日の朝にパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。


トリコロールの明かりが見えて、一気にパリの雰囲気に包まれました。

12月のパリは、朝8時を過ぎてもまだ真っ暗です。
高速鉄道RERのB線に乗っている間に白々と夜が開けてきて、冬のパリ特有の曇り空が見えてきました。
しかも、ホテルのあるChâtelet-Les Halles(シャトレ-レ・アール)駅に降りたら、
青空までも顔を覗かせていて感激☆


L’église Saint-Eustache(サントゥスタッシュ教会)
パリの空に幾筋も飛行機雲が浮かんでいることに、今回初めて気づきました。

とりあえずホテルで荷物を預かってもらおうとしたら、
朝の10時前にも関わらず、準備できているお部屋があるからと部屋に入れてもらえました。
アパートメント型のお部屋なので、キッチンも付いていて快適♪


ソファでくつろぐ息子。

少し休んでから、ホテルからすぐ近くにあるショッピングモールForum des Halles(フォーラム・デ・アール)へ。

ここは大型書店fnacや映画館、ファッション、インテリアショップなどが入っているモールで、パリに住んでいた時によく行っていたのですが、20年前とはテナントも大幅に変わっていました。
特にアウトドアやスポーツショップが増えたのが印象的です。

そして一目散に息子が向かったのはレゴストア。
ショーウインドウもレゴでカラフルに彩られています。


いかにもフランスらしい、レゴで作られたパティスリー。


凱旋門も見事な完成度!

店内ではパーツごとに自由に選んでオリジナルのミニフィグを作ることができるコーナーが人気で、
息子も一足早くもらったお年玉で3体のミニフィグを作っていました。

パリでは年末年始もクリスマスムードが続いていて、
フォーラム・デ・アールでも大きなクリスマスツリーとイルミネーションが綺麗でした☆

日本では25日の夕方にはツリーを片付けてお正月モードにチェンジしますが、
その切り替わりの早さがいつも少し寂しいと思っていたので、余韻の長いクリスマスを味わえたのがとても嬉しかったです。

フォーラム・デ・アールのすぐ近くには、Marché de Noël(マルシェ・ド・ノエル)というクリスマスマーケットも開かれていて、ワインやチーズ、エスカルゴ、羊毛グッズなどのお店がずらりと並んでいました。

後で知ったのですが、レ・アールのこのクリスマスマルシェは今回初めて開催されたのだそうです。
これまではシャンゼリゼのクリスマスマルシェが有名でしたが、今回は開催されなかったため、
レ・アールのマルシェがパリで一番大きなクリスマスマルシェになったのだそう。
(参考記事はSortiraparis

クリスマスマルシェにはフランスの各地域から出店者が集まっていて、
毎日通いたくなるほどキラキラした魅力に溢れていました☆

(つづく)

Hygge(ヒュッゲ) 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法
ピア・エドバーグ 永峯 涼
4763136305

パリでしたい100のこと 大好きな街を暮らすように楽しむ旅
トリコロル・パリ
4426122422


Categories: パリ旅行2017-2018, 旅行 | 投稿者 arciel | 14:22 | コメントはまだありません

フォッサマグナと奴奈川姫

夏休みの8月18日から22日まで、一年ぶりに新潟の実家に帰省しました。

沼島から新潟市内まではかなりの長旅になるので、途中の妙高市の温泉で一泊し、翌日は糸魚川市の「フォッサマグナミュージアム」に行ってみました。
高速で糸魚川市を通りかかる度に「フォッサマグナ」という文字が目に入るのですが、この言葉の妙にパワフルな響きがずっと気になっていたのです。


フォッサマグナミュージアム。
2015年にリニューアルオープンしたというだけあって、思った以上にモダンな印象。


糸魚川市は日本でも数少ないヒスイの産地で、様々なヒスイが展示されていました。
緑色だけでなく、白色や紫色のヒスイもあって綺麗☆


岩石の分布図。淡路島の下に沼島が描かれていないのが残念〜!
新潟から静岡に至る黄色いエリアがフォッサマグナと言われる地帯です。

フォッサマグナとはラテン語で「大きな溝」という意味。
アジア大陸にくっついていた日本列島が1600年前に大陸から離れて、日本列島がくの字に折れ曲がって大きな裂け目(フォッサマグナ)ができました。
海の状態だった裂け目に新しい地層がたまり、長い年月をかけて陸になった・・・ということです。
勉強になりました!


ミュージアム内には各国から集められた珍しい化石や、美しい鉱物などもたくさん展示されていて目を奪われます。
特にこのフローライトのコーナーはときめきました♡
クリスタル好きの方にはぜひこのミュージアムをおすすめします☆

一つとても印象に残ったのが、ミュージアムの入り口で奴奈川姫(ぬなかわひめ)の伝説を紹介していたアニメーションでした。
奴奈川姫は弥生時代の高志国(現在の福井県から新潟県)の女神。
『古事記』では、出雲国の大国主命(おおくにぬしのみこと)が奴奈川姫に求婚に来て、翌日の夜に二神は結婚したとあるそうです。
アニメではヒスイの勾玉を身につけた美しいお姫様として描かれていました。

奴奈川姫に無性に惹かれたので、スタッフの方に奴奈川姫を祀った神社をたずねると、能生白山神社を教えてもらったので早速行ってみました。


能生白山神社の拝殿。
見事な茅葺き屋根が印象的です。
お参りをしたら、とてもあたたかで優しいエネルギーを感じました。

奥の本殿でお参りを済ませた帰り際、駐車場の車の中でさっきまで寝ていたおじさんが声をかけてくれました。
「蛇の口の水、飲んだかい?裏山からの湧き水だからとても美味しいよ」。
とのことなので、戻ってお水を汲ませていただきました。確かに美味しい!


本殿前の蛇の口の水。蛇と言われていますが龍の口です。

また、白山神社の茅葺き屋根は昨年葺き替えられたばかりとか、大阪四天王寺とゆかりがあるということなども教えてくれました。
もしかして、この方は神社の守り神なのでは???
とても親切で不思議なおじさんでした。ありがとうございます☆

その後、近くの海岸沿いに見える弁天岩へお参りに行きました。

海水浴場の奥にある岩が弁天岩。
国道からすぐ見える赤い橋が目印です。


弁天岩にある厳島神社には、海の神様の市杵島姫命(いちきひめのみこと)が祀られています。
沼島の弁天さんや昨年訪れた粟島の弁天岩など、海のそばには海の神様が祀られているのですね。


弁天岩の頂上からの風景。足を踏み外すと海に落ちてしまいそう。

新潟に生まれ育ったけれど、まだまだ知らないところがいっぱい。
帰省する度に新しい発見があるのがとても面白いです。

ところで、奴奈川姫は沼河比売とも書き、古語の「ぬ」には宝玉の意味があるそうです。
沼島(ぬしま)も宝玉の島という意味だったのかしら。
奴奈川姫が身につけていたヒスイの勾玉と、勾玉の形をした沼島・・・
遠く離れた地域でありながら、不思議なご縁を感じました☆


Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 15:47 | コメントはまだありません

宮古島のパワースポット・石庭

10月の3連休、夫の実家の家族と一緒に沖縄・宮古島旅行に行ってきました。
宮古島へ行くのは20年ぶり! しかも当時は出張だったため観光で訪れるのは今回が初めてです♪

ちょうど数ヶ月前に読んでいた『白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島』に、宮古島の石庭(いしにわ)のことが紹介されていたので、今回機会があればぜひ行ってみたいと思っていました。

白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島
吉岡 学
4990530403

宮古島の石庭は、天の啓示を受けた新城定吉さんがたった一人で30年以上の歳月をかけて造られたもので、石庭に立てられた石柱は560個以上に及びます。

著者の吉岡学さんによれば、ムー大陸の中心都市は宮古島にあり、その宮古島から発しているエネルギーの中心がこの石庭であるとのこと。
石庭は地球上に3つしか存在しない「地球の核から天へ上昇するエネルギーが溢れ出ている場所」なのだそうです。

今回は家族総勢15人での旅行だったので、無理してまでは行けないと思っていましたが、
宮古島のホテルに1泊した翌朝、たまたま1時間半ほど自由にできる時間があったので、タクシーに乗って石庭に向かうことができました。
(石庭への訪問の仕方はパワースポット宮古島 石庭のHPへ)

石庭の管理人の女性、宮平さんに声をかけて拝観料200円をお支払いすると、石庭の案内図を渡して下さいます。

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案内図を片手に石庭へ入っていくと、鳥居の形をしたガジュマルが迎えてくれました。

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太陽のサークルが見えてきました。サークル内は裸足で入ります。

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中心にある盤座。

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サークル右手の子宝の岩。とても優しくホッとするエネルギーが感じられます。

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サークル左手の地球のヘソ。

この太陽のサークルに裸足で立っていると、とてもバランスのとれた気持ちのいいエネルギーを感じました。穏やかで平和な気持ちになり、ずっとここにいたくなるほどです。

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次に向かったのは地球のサークル。「根付いた巨石でも起こし立てられることを教えた岩」があります。
実際、60歳を過ぎてから新城さんがこれらの巨石群をたった一人で掘り起こすことができたのは、奇跡としか言いようがありません。

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「ギリシャのオリンピック女神の岩」がある場所。ここでは強烈な磁場エネルギーを感じました。

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月のサークル。優しく穏やかなエネルギーです。

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「地球の穴」。この穴は無性に惹かれるものがありました。
穴の中は暗いのですが全く不気味な感じがなく、とてもいい氣が流れています。

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天竜の座敷。ここに来たら雲が多かった空に青空が見えてきました。

時間の関係であまりゆっくりできなかったのですが、最後にもう一度宮平さんに挨拶をして新城さんの本を購入すると、宮平さんが「これを持ってみて」と巨大な珊瑚を私の両手に置きました。

置かれた途端、ほのかに温かいエネルギーを感じたのですが、さらに宮平さんが両手で珊瑚を挟むように上下させると、エネルギーがぼわんぼわんと増幅されて熱さを感じるほどです!
びっくりしていると、「これが地球を育むエネルギーですよ」と教えてくださいました。
「これから何か変化があったら、ぜひ報告して下さい」とも。
宮平さんとはなぜか言葉を交わさずとも目と目で通じ合うものがあると感じられました。

待っていてくれたタクシーに急いで乗り込み、ホテルに帰って皆と合流した後、それぞれレンタカー2台に乗り込んでドライブ。
途中で偶然素敵なビーチを見つけて、全員でここで降りてしばし美しい海を楽しみました。

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天気予報では曇りだったのが信じられないような青空!

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石庭にあったのと同じような岩がここにも。珊瑚礁からできた石灰岩?

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地上の楽園のようなビーチ☆

タクシーの運転手さんから「宮古島には4つのパワースポットがある。一つは石庭、もう一つは大神島・・・」と聞きましたが、後の2つは失念してしまいました(汗)
今回行けなかった大神島も含め、また石庭にもゆっくり再訪したいな。
地理的にはやや遠いけど、精神的にはとても近くに感じた宮古島でした。

今回、この旅へと導いて下さったすべての方々に感謝です☆


Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 12:09 | コメントはまだありません

新潟のもう一つの離島、粟島へ

毎年8月下旬は、息子の誕生日に合わせて実家の新潟に帰省するのですが
今年は年明けから行きたいと思っていた新潟の離島、粟島(あわしま)を初めて訪れました♪

新潟の離島と言えば佐渡が有名ですが、佐渡の北にもう一つ小さい島があるのです。
(小さいとはいえ、沼島の3倍以上の面積があるので沼島に住む私には結構大きく見えます^^)

粟島へは新潟の北部、岩船港から出ているフェリーに乗って行きます。
粟島までは高速船だと55分、普通船では1時間30分で到着します。
時間帯によってフェリーと高速船に分かれているのですが、私たちはたまたま行きも帰りも高速船でした。快適な乗り心地です☆

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フェリーから見えてきた粟島♪

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高速船「きらら」は清潔で心地よくとても快適です^^

フェリーから降りるとすぐに若い男性が近づいてきて、チラシを手渡してくれました。
民宿に着いてから見てみると、カヤック体験がなんと一人1000円でできるというではありませんか!
粟島でのアクティビティは全くノープランだったので願ったり叶ったり☆
すぐに電話して午後一からの回に申し込みをしました。

カヤック体験まで時間があったので、ひとまず粟島の港近辺を散策することに。
フェリー乗り場の向かいに池と巨大な岩があったのでそこを見てみました。

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岩の上に赤い祠が立っています。

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横から見るとこんな感じ。池の水は透明度が高く、海水が入っているようです。

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正面には赤い鳥居があり、厳島神社と書かれています。

これは弁天岩と言われ、岩の上に海の神、弁天様が祀られています。
昭和39年の新潟地震以前までここは海に囲まれていたのだそう。

お参りするとすごくあったかい感じがして、「よく来た、よく来た」とハグされているような感覚がありました。
あまりにもあたたかく迎えてくれたので感激して涙が出てくるほど。
すごい岩です!
粟島に来たら、まずは弁天岩にご挨拶されることをお勧めします*^^*

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弁天岩のすぐ隣には可愛い公園が。くっきりした青空が眩しい☆

ランチに粟島ラーメン(醤油味の懐かしいお味♪)をいただいてから、水着に着替えて待ち合わせの海水浴場へ。
チラシを配ってくれた男性ご本人が、カヤックの乗り方や漕ぎ方をアドバイスしてくれました。

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ライフジャケットを着けて、いざ海へ!

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初めての体験でしたが、海水浴場は波がほとんどないのでゆったり楽しめました♪

このカヤック体験はあわしま自然体験学校が開催していて、そのスタッフの武田さんと本保さんは今年の4月から地域おこし協力隊になったばかりだそうです。
カヤック体験の他にも穴釣りやわっぱ煮作り、星空鑑賞ツアーなどを企画されているとのことで、非常に活発に活動されている様子が印象的でした。

粟島に来たらぜひ地域おこしの様子も知りたいと思っていたのですが、まさかこんな形で協力隊の方から直接話を伺えるとは・・・!
イベントの企画からチラシ配り、運営まですべてお二人でやっていらっしゃるのがスゴイです☆
「シュノーケリング体験もぜひ!」とリクエストしたら、将来的には実現するつもりとのことで、なんともアクティブなお二人でした。
(ちなみに、カヤック体験一人1000円というのは夏までのお試し料金で、秋からは正規の値段になるそうです)

カヤック体験を終えて民宿に戻る途中に、こんな看板を見つけました。
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粟島で唯一のゲストハウス、「おむすびのいえ」。
ちょうど現在プレオープン中でした!
そこに偶然オーナーの若い女性、青柳さんが登場したのでびっくり☆
ゲストハウスの中を見せてもらいました♪

青柳さんは旅した粟島が気に入って移住し、粟島で保育士として数年働いた後、ゲストハウスを作ることにしたのだそうです。
資金はクラウドファンディングで募ったのだとか。
古民家を改装して作られた可愛いゲストハウスに、次回はぜひ宿泊したいと思います♪

民宿で早めのお風呂に入った後は、コミュニティバスで粟島を観光することに。
大人500円(子ども半額)で東海岸の内浦から西海岸の釜谷まで回ることができるので、とても便利です♪

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見所のエリアに来ると、停車して撮影タイムを作ってくれます。

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仏崎展望台からの風景。西海岸には奇岩がたくさん見られます。

終点の釜谷からは、先ほどのコミュニティバスに乗って帰ります。
当初は内浦に1泊、釜谷に1泊する予定でしたが、釜谷の民宿から「台風が近づいているので早めに粟島を出た方がいい」とアドバイスをいただき、今回は内浦1泊だけにすることにしました。
短い滞在でしたが、思いがけず新しい出会いがあってとても楽しかったです☆

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帰りのフェリーで粟島から遠ざかると、反対側に本州の新潟が見えてきました。
すると、なぜか粟島へ向かうのとはまた違った高揚感が。
新しい島を求めて航海をした古代の人々も、こんな感覚があったのでしょうか。

一つ一つ個性が溢れる島。
島を巡る旅は、まだまだ続けていきたいです♪

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 15:28 | コメントはまだありません

成ヶ島に初上陸

7月17日に成ヶ島のハマボウ祭りに行ってきました。
成ヶ島とは、淡路島の由良港から100m離れた細長い無人島。
由良港から渡し船に乗って2分で着くのですが、
ハマボウ祭りの日は船の乗船料は無料になります(通常は往復大人300円)。

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渡し船から見た成ヶ島。
江戸時代初期までは砂州で淡路島と繋がっていたそうです。

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成ヶ島に上陸すると、成ヶ島のシンボル「ハマボウ」が迎えてくれました♪
兵庫県版レッドデータブックで絶滅危険度が最も高いAランクに指定されている希少植物です。

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お祭り会場までの道のりには手作りのオブジェが♪
何やら陽気な太鼓の音が聞こえてきます。

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芝生広場でジャンベのリズムに乗って踊る人たち。
後ろには子どもたちが自転車に乗ってペダルをこいでいます。
こうしてこのスピーカーの電力を発電しているんですね。

芝生広場の周りには演奏を聴きながら食事する人の姿も。
私たちも持ってきたサンドイッチでのんびりランチタイム♪

無人島だからか島全体が大きな公園のようで、とてもゆったりとしたピースフルな空間になっていました。
(明治時代には砲台が設置されていたとは信じられないくらい!)
まるで代々木公園のような自由な雰囲気に溢れています。

ここで偶然、関東から兵庫に移住してきた方々に出会いました!
東京から関西に引っ越して5年になりますが、関東圏からの移住者にお会いしたのは初めて。
なんだか親近感がわきます〜♡
偶然の出会いに感謝しながら、私たちはさらに奥のハマボウの自生林に向かいました。

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ここにはたくさんの自生するハマボウが!
大きくて綺麗な花ですが、たった1日でしぼんでしまうのだそうです。
出会えてよかった〜☆

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うねうねした木の幹を見るとなんだか無性にワクワクしてきます。
沖縄の西表島のマングローブを見たときのような喜びが溢れてくる〜☆

人工的に埋め立てられることなく、海からの地形の植生が保たれた成ヶ島では、干潟沿いに希少な海浜植物がたくさん自生し、アカウミガメやアカテガ二が産卵に訪れることもあるのだそう。
天然の自然が残るとても貴重な島です。

成ヶ島の観光情報はこちら
来年は潮干狩り(3月~5月初旬)にも行ってみたい♪
淡路島のお気に入りスポットがまた一つ増えました*^^*

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 16:47 | コメントはまだありません

久しぶりの東京

7月2日、3日の週末に東京へ行ってきました。
移住・田舎暮らし情報サイト「TURNS(ターンズ)」主催のイベントにパートナーが参加することになったので、この機会に私と息子も東京に行くことにしたのです。
(イベントの様子はパートナーのブログ「沼島生活の魅力をあたらめて感じたひょうごキッチンvol.1」まで)

新幹線の旅は、息子が赤ちゃんだった頃に東京から新潟に帰省した時以来。
息子は初めての駅弁をいたく気に入っていました^^
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沼島の魅力を伝えるのはパートナーにお任せし、私と息子は東京駅からお台場にあるレゴランド・ディスカバリー・センター東京へ。
ラルクのファンクラブ会報にレゴランドが紹介されたことがあり、レゴ好きな息子といつか行ってみたいと思っていたのでした。
kenちゃんもここを訪れたのだと思うとワクワク♪

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ゆりかもめからビル群を眺める。

レゴランドは、ゆりかもめの「お台場海浜公園」駅から降りてすぐ、デックス東京ビーチ アイランドモールの3階にあります。
手前のサーティーワンでおやつのアイスを食べてから、店内奥にあるレゴランドの入り口へ。
土曜日なのに意外と空いていて、並ぶことなく入場することができました。

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子どもたちに人気のプレイゾーンで遊ぶかと思いきや、息子は「ここはいい」と素通り。
彼のお目当てはネックスナイツの4Dシネマでした。
3D映像はもちろん、風や水しぶきもかかってなかなかの迫力です。
レゴのTシャツを着ている息子の隣に、お揃いのTシャツを着た男の子が座って思わずニッコリ^^ やっぱりレゴが好きなんだね〜♪

息子が3歳3ヶ月の時まで東京で暮らしていたからか、久しぶりに東京に来ると、まるでタイムマシンに乗ったみたいに3歳から一気に今の7歳へと成長したかのように感じます。
当時はベビーカーやだっこで地下鉄や私鉄を乗り継いでいたけど、今は一人で階段を駆け上がり「遅いよ〜」と待ってるなんて不思議な気分。
だっこしなくても子どもが一人で歩いてくれるって、なんて楽なんでしょう!
当時は想像もできなかったけど、ちゃんと子どもは成長するんですね。

そんな息子は、ホテルに着くやいなや早速レゴを組み立て始めます。
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このドレッサーの凹みがパーツを失くさずに作るのにぴったり☆
こういうテーブル、レゴ用に欲しいなぁ〜

ちなみに彼が作っているのはこちら↓
前進させるとハンマーが上下に動くギミックが楽しいです♪
レゴ (LEGO) ネックスナイツ マグマ・ブンブンスマッシュ 70313
B013GYAC0Y

夕方、四ッ谷三丁目にあるホテルから四ッ谷まで息子と散歩。
この通りもかなりお店が入れ替わっていました。
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懐かしの母校を息子と二人で眺める。なんだかとても感慨深いものがありました。

先日、地域おこし協力隊として神戸から淡路島に移住した方とお会いしたのですが、
その方は3歳まで淡路島に住んでいて、それがずっと心にあって、今回の移住を決めたのだとおっしゃっていました。

3歳まで東京にいた息子も、やはり東京のことは印象深く心に残っているようです。
東京にいる間はずっとテンションが上がりっ放しで、ホテルからの夜景もうっとりと眺めていました。

3つ子の魂100までと言われますが、3歳くらいまでに育った環境も人生に大きな影響を与え続けるのかもしれません。
東京から大阪、淡路島、沼島と、大都市から徐々に田舎へ移り、今は究極とも言える離島暮らしをしていますが、息子にはいろんな環境を経験した上で、将来は地球上のどこにでも暮らせるような力を養っていってほしいと思います。
(なーんて、ちょっと大げさかしら?^^)

1泊2日の弾丸旅行を終えて、沼島に戻ったら綺麗な夕陽が迎えてくれました。
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船を降りて島の人に挨拶し、帰ってきたと実感する瞬間。
やっぱりここは落ち着きます♡
(「大きな声でしゃべってもにらまれないし♪」と息子。
そうそう、電車の中でも遠慮なくおしゃべりする息子にヒヤヒヤしました^^;)
今の私たち家族にとって、沼島が最良の場所であることは間違いありません☆

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 12:58 | コメントはまだありません

個性豊かな離島たち

最近、離島に関する話題をよく目にするようになりました。
一つは沼島総合観光案内所「吉甚」に置いてあったカラフルな新聞。

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離島経済新聞社の「ritokei(リトケイ)」。
なんと、有人離島の専門新聞でした!
時々吉甚に送られてくるそうで、全国の配布所でもらえば無料で読むことができます。

最新号の「ごあいさつ」には
「6,852島の「島」からなる島国・日本には、
本土(北海道・本州・四国・九州・沖縄本島)をのぞく418島に人が暮らしています。」
とありました。

日本にそんなにたくさんの島があったことも初めて知りましたが、
有人離島だけで418もあるというのも驚きです☆
リトケイには日本全国の離島のニュースや話題、離島に縁のある人の声などが載っていて
日本の離島の多様さに気づかされました。

そして年明け1月3日付けの朝日新聞。
日曜版のGLOBEの特集は「島国の島々」で、全国各地の離島が写真とコメントで紹介されていました。

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北海道から沖縄までの離島の特色や様々な取り組みが紹介されています。
ちなみに表紙の写真は沖縄県南大東島のゴンドラ。
地形上大型船の着岸が難しいため、クレーンでつり上げられて乗降するそうです@_@

私も今はれっきとした離島民ですが、元々離島には全く縁のない生活をしてきました。
新潟市に生まれ育った私が最初に離島に興味を持ったのは小学生の頃。
教室に貼られた新潟県の地図をぼんやり見ていたら
佐渡の北にある粟島という小さな島が目に入り、
「こんなところにも人が住んでいるんだー」と印象に残ったのを覚えています。
当時は人が少なそうという程度のイメージしかなかったのですが、
「小さな島」は私の中に小さな足跡を残していきました。

20代の頃によく読んでいた池澤夏樹の小説(『南の島のティオ』や『マシアス・ギリの失脚』など)は島が舞台の話が多く、リトケイのweb新聞で池澤夏樹のインタビューを見つけたときは嬉しくなりました*^^*
私の離島への親しみや憧憬は池澤夏樹の小説で育まれてきたのかもしれません。

その後、沖縄の宮古島、座間味島、西表島、石垣島など旅をしてきて、
自分はコンビニもないような小さな島が特に好きだと気づきました。
そして今、実際にコンビニのない小さな島に住んでいます(笑)

こんな本も見つけました。
サンカクノニホン―6852の日本島物語 (シリーズ・自然 いのち ひと)
伊勢 華子
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日本の島々がすべて手描きの○で示されている、ユニークな写真絵本です。

日本の最極東の島(こんなところに島があったの?とびっくり)。
たった一人の小学生の島。
一家族だけが住んでいる島。
地図に載っていない島もあるそうで、知れば知るほど興味が湧いてきます。

海で区切られた島は全体が把握しやすくて
道路続きの陸地とは違う時間が流れています。
人口に対する自然の比率も大きいから
常に自然に包まれている感覚。
それがとても大きな安心感を与えてくれます。

私も今年はあちこち離島巡りをしてみたいと思います。
新潟の粟島にもぜひ行ってみたい♪
(おそらく、多くの新潟県民は粟島に行ったことがないんじゃないかな)

近くて遠い離島。だからこそ、面白い☆

Categories: 旅行, 沼島暮らし | 投稿者 arciel | 10:24 | コメントはまだありません

初めてのお伊勢参り

先月下旬、初めて伊勢神宮へ参拝に行ってきました。

伊勢神宮は以前から気になっていたのですが、
まだ呼ばれていないという感じがずっとしていました。
ところが今年になってからお呼びがかかったような感覚があり、
特に夏以降は伊勢神宮のことがふとした時にちょこちょこと思い浮かぶように。
そこで参拝時期について尋ねると「11月」と浮かんだので、
一泊二日で家族で参拝に行くことにしました。

7時半に沼島を出て、車で伊勢に着いたのはお昼過ぎ。
近くでランチをした後、伊勢神宮外宮をお参りしました。
(外宮と内宮に分かれているのも今回初めて知りました!)

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参道の途中で出会った神馬「笑智号」。
気品のある佇まいと優しい目が印象的でした。

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天照大神の食事を司る豊受大神を祀る御正宮。

御正宮でお参りすると、なんだかとても懐かしい感覚がありました。
昨年、宮崎県の天岩戸神社をお参りした時に通じるようなあたたかさ・・・
ここに呼んで下さったことへの感謝があふれてきました。

翌日は内宮へ。
その前に、ガイドブックをみて気になった猿田彦神社にお参りに行くことにしました。

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天孫降臨の際の案内役の猿田彦大神。

猿田彦大神についてはよく知らなかったのですが、
伊勢から沼島に帰って地元の方と猿田彦神社の話をしたら、
沼島八幡神社の秋祭りで御神輿を先導した天狗さんが猿田彦大神だと言うのです!
しかも教えてくれたその方も、何十年とお祭りに参加していながら
今回たまたまそのことを知ったとおっしゃっていたのでびっくり☆
それでこの神社にも導かれたのだと納得しました。

そしていよいよ伊勢神宮の内宮へ。

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この鳥居をくぐって宇治橋を渡ります。

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紅葉に彩られた御手洗場。
エイトスターダイヤモンドもお清めしたら、とても軽くなって驚きました。

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森のような参道に日が差し込んできました。

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天照大神が祀られている御正宮。

石段を上って参拝すると、今までに感じたことのない感覚が!
ハートに直接つながった感じがして、深い愛を感じました。
こんなに愛を感じた神社は初めてです。
ただもう感動と喜びでいっぱいでした。

参拝後もぼーっとして、不思議な感覚に包まれていました。

天照大神様が太陽神であるということ。
この神様が祀られていることの意味。
すべてがしっくりきて、日本にこの神社が存在することの素晴らしさを実感しました。
毎年参拝に行くという人の気持ちがわかったような気がします。

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参拝後は空が晴れ渡り、すっきりとした青空が見えました。

伊勢神宮参拝後の余韻は、家に戻ってからもしばらく続いていました。
ある時洗濯物を干していたら、ふと深い安堵感がわき上がってきたのです。
それは「この地球にいていいんだ」という承認のようなものでした。

かなり以前から、なぜか地球に馴染めないような感覚がどこかにあり、
特に20代の頃は宇宙に帰りたいという思いが強くあったのですが、
伊勢神宮で天照大神様を参拝した後は
ここで大丈夫なんだという感覚がはっきり生まれました。

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今回参拝できて本当によかった!
心から感謝いたします☆

Categories: スピリチュアルライフ, 旅行 | 投稿者 arciel | 12:07 | コメントはまだありません

銀色夏生さんの貧乏神神社ツアー

先月、詩人の銀色夏生さんが主催する「晩秋の川下りと貧乏神神社ツアー」に参加してきました。

実は私は高校3年の頃から銀色さんのファン♡
「黄昏国」「無辺世界」「微笑みながら消えていく」「これもすべて同じ一日」「わかりやすい恋」などの初期作品は、出る度に揃えていました。
エッセイ本「つれづれノート」シリーズは今も読み続けています。

銀色さんからのメルマガでこのツアーのことを知った時、直感的にこれは!と思い、
次の瞬間には夜行バスの時刻表を調べていました。
淡路島を22時10分に出るバスに乗れば、朝の6:10に渋谷に着きます。
それならば、7:45の新宿集合に余裕で間に合う!
神が計らったかのようなこのタイミングの良さに、夫(と息子)も了承してくれて
バスツアー参加が実現しました☆

予定通り夜行バスに乗って、早朝に渋谷駅に到着。
渋谷から新宿に行き、カフェで朝食をとって7:45の待ち合わせ場所に向かいました。

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新宿コクーンタワー。東京に来るのは引っ越し以来4年ぶり。

銀色さんとなごさんと、添乗員さんと、ツアー参加者の皆さんとでバスに乗り込んで長野県飯田市へ出発。
バスの中で自然な佇まいの銀色さんご本人を見かけた瞬間、わーっと喜びがこみ上げてきました。
自己紹介したり、銀色さんがトークをしてくれたりと、アットホームな雰囲気でバスは進んでいきます。

そして着いたのは飯田市のリンゴ畑のど真ん中。その中に貧乏神神社がありました。

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唐突にそびえる黄色い鳥居が印象的。

バスを降りると、すぐに祭主の櫻井さんが出迎えてくださって、説明が始まりました。
添乗員の柏木さんが呼ばれて、祭主と腕相撲。

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祭主が柏木さんの氣を抜くと、あっさりと負けてしまいました。
(その後でまた氣を入れて下さいます)

「貧乏神神社は「お願いする所」ではありません。
「心を清める場所」、「生かされている事を感謝する場所」です。
この考え方の転換が貧乏神神社の真髄です。
お願いしたって、お願い事を叶えてくださる神様はおられません。
自分で頑張るしかないのです。
だから貧乏神神社では、弱い心を叩いた人に「今から良いことある、ある!」と念じて頂きます」(貧乏神神社のHPより)

そんな貧乏神神社の参拝方法はとてもユニーク☆
御神木を3回叩き、3回蹴って、豆を投げつけるのです。

私もやってみましたが、これをやると嘘のようにスッキリ、サッパリします☆
目の前がパーッと晴れ渡るような爽快感がたまりません。
これはぜひやってみる価値ありです!

祭主の奥様から手に氣のパワーを引き出してもらったのも面白かった^^
最後は笑いがこみ上げてくる、不思議なパワーの神社でした。

みんなでスッキリした後は、天竜川の川下り。
手漕ぎの船に乗り込んで、ガイドさんの説明を聞きながら天竜川を下っていきました。

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流暢なガイドさんに導かれながら、川沿いの景色を楽しみます。

帰りのバスの中では銀色さんが「銀色ラジオ」をやってくれて、
本人自ら私たちの質問に答えたり、DJをしてくれたりと
とても贅沢な時間を過ごすことができました☆

お土産に、一人ひとりに手書きで色紙を描いて下さったのもすごく嬉しかった♡
これを見るとパワーが溢れてきます!

驚いたのは、来年銀色さんがニュージーランドのワイタハ族の儀式に参加されるということ!
私は2年前からワイタハ族に心惹かれるようになり、5月の沼島の春祭りで偶然ポロハウ長老にお会いできたときはびっくり&感激でした。
銀色さんがそのワイタハ族の儀式に参加されるなんて、この奇跡的なつながりにますますびっくりしました☆

「沼島にもぜひ行ってみたい」とおっしゃってくださった銀色さん。
終止穏やかで、爽やかな風のような方でした。
またぜひお会いしたいです!

素晴らしく思い出に残るツアーをどうもありがとうございました☆
参加された皆さんとのご縁にも感謝です*^^*

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ツアーの翌朝、朝日を浴びた沼島に帰ってきました。

土から芽が出て風がそよそよ つれづれノート 29 (角川文庫)
銀色 夏生
4041031540

詩集 夏の森 (角川文庫)
銀色 夏生
404103616X

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 12:23 | コメントはまだありません

西日本神社めぐり(3)幣立神宮・高千穂峡

天岩戸神社を訪ねた興奮も冷めないうちに、
翌日(8月13日)は阿蘇の白川水源で水汲みをした後、
幣立神宮に参拝に行きました。

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幣立神宮の白い鳥居。ここから階段を登って行きます。

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幣立神宮本殿。

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本殿のすぐ隣には、命脈1万5000年と伝えられる天神木がそびえています。
この御神木にはカムロギノミコト(神漏岐命)とカムロミノミコト(神漏美命)が宿ると言われ、
幣立神宮はこの二柱の神を祀る聖地の根本の神社であることから、
高天原・日の宮とも呼ばれるそうです。

また、幣立神宮には世界人類の祖神をかたどった面「五色神面」が秘蔵されています。
「五色」とは世界の人種の肌の色を表し、
8月23日に行われる五色神祭では世界の神々が集まって
人類の幸福、世界の平和を祈る儀式が行われるそうです。
高天原日の宮・幣立神宮についてより)

これほどの背景をもつ幣立神宮なのですが、
なぜか何も感じなくて、どうもおかしいという気がしました。
他に何か見逃していることがあるのかもと思い、ふと見ると
本殿の左側に「東御手洗」の看板が目に入りました。
200mほど下った先にあるようです。

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東御手洗へ続く道。これまでとは別世界の森の道が続いていました。

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森の道を抜けたと思ったら、美しい神田が見えました。
ここはとにかく気持ちのいいところでした。

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東水神宮。
ここは太古からの八大龍王が鎮まる場所だそうですが、
参拝すると、淡路島の津井の八大龍王宮と同じ、とても優しいエネルギーを感じました。
あぁ、やっぱり龍神様はいいなぁ〜☆
いつも見守って下さっている龍神様に感謝をしながら、
幣立神宮を後にしました。

次に向かったのは宮城県の高千穂峡です。
ちょうどお盆休みの時期と重なっていたのでたくさんの人が訪れていましたが、
想像をはるかに超えた、とても素晴らしいところでした☆

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駐車場を降りてすぐに見える高千穂三橋。
この風景を見ただけで心が踊ります♪

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高千穂峡の渓谷は、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が、
長い年月をかけて浸食されてできた断崖だそうです。
渓谷の荒々しさと対照的な、エメラルドグリーンの優美な水面。

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神秘的な真名井の滝。

天孫降臨の地と伝えられるにふさわしい美しさに、ただただ感動していました。
遊歩道にはたくさんの人であふれかえっていましたが、
そんなことが全く気にならないくらい、神秘的な絶景に圧倒されます。

宮崎県を訪れたのは今回が初めてでしたが、
神話の息吹が残っているような独特の雰囲気に溢れた地で、
何度でも再訪したいと思いました。
日本人が忘れてしまった太古の記憶がここに生きているようです。

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この日の夕方、熊本のパートナーの実家に到着して
家族が勢揃いしたところで食事をしていたら、
お義父さんが突然「天岩戸神社」のことを話し出したのでびっくり!

なんでも、30年くらい前に家族旅行で天岩戸神社に行ったことがあるというのです。
それをパートナーも含め誰一人覚えていなくて、
たまたまこの夏、ビデオを整理していたら当時の映像が出てきたのだとか・・・
なんというタイミング!

天岩戸神社の記憶、
日本人のDNAに眠っている日本神話の記憶が
ようやく今、目覚めようとしている・・・
その暗示と受け取るのは大げさかしら?

とても印象深い今回の神社めぐりでしたが、
その余韻は淡路島に帰ってからも続いていました。

(つづく・・・かも?)

Categories: スピリチュアルライフ, 旅行 | 投稿者 arciel | 11:37 | コメントはまだありません