神宮寺のお砂ふみ

2025.7.14〜15
神宮寺にてお大師さまの誕生会「お砂ふみ」が行われました。

はじめに中川宜昭住職からお砂ふみの由来についてお話がありました。
昔は夏に小さい子どもが病気になりやすかったので、
子どもの健全な成長を願ってはじまったそうです。
かつては夏祭りのように浴衣を着た子どもたちが列を成してお砂を踏んでいったのだとか。

四国八十八ヶ所の各札所のお砂を踏みながらお参りすることで、
四国遍路したことと同じ功徳をいただける「お砂ふみ」。
神宮寺では四国八十八ヶ所の砂に加えて、
中川住職のご友人が持ち帰られた中国とインドの砂も置かれています。

空海が初めて中国の地に降り立った場所の砂と、
インドのお釈迦さまの菩提樹の下の砂を合わせて
なんと全部で90ヶ所の砂を踏むことができます✨

毎年7月14日と15日の2日間にわたって開催されるのですが、
2日目には特別に中川住職が正面の仏像を説明してくださいました。

一番左の赤い仏像は
弓を持っている愛染明王、
その隣に薬師如来、
中央に金色に輝いているのが大日如来、
右はお大師さんだそうです。
(普段は見られませんが、行事の時だけ拝見することができます)

今回初めて2日間にわたって参加させていただき、
とてもスッキリ心身が整えられた感じがします✨
これで健やかに夏を過ごしていきたいと思います^^

(↑沼島100年計画では、「沼島の宝をみつけ・みがき・はぐくむプロジェクト」として
お砂ふみのチラシを作成して各地区に掲示させていただきました)

Categories: 沼島100年計画 | 投稿者 arciel | 17:05 | コメントはまだありません

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