丹生都比売神社と高野山➁

丹生都比売神社を参拝してから、いよいよ高野山に向かいます。
山道を車で登り、まずは金剛峯寺に行ってみました。

弘法大師空海が開創した当時は高野山全域を「金剛峯寺」と称していたのが、
現在は豊臣秀吉が亡母の菩薩を供養するために建立した二つの寺を合併して
「総本山 金剛峯寺」と改称したそうです。
せっかくなので中に入ってみました。

土室と呼ばれる囲炉裏の間です。
囲炉裏の煙が天井から屋根に抜けるように工夫されていました。

土室とこの茶の間の襖絵は、2020年に千住博画伯より奉納されたもの。
これらの襖絵だけは写真撮影OKでした。

蟠龍庭(ばんりゅうてい)と呼ばれる見事な石庭は、
なんと国内最大級のものだそう!✨
「雲海の中で向かって左に雄、向かって右に雌の一対の龍が向かい合い、
奥殿を守っているように表現されています」とのこと(HPより)。
確かにこの石庭には素晴らしい氣が流れていました✨

次に壇上伽藍(だんじょうがらん)を訪ねました。
弘法大師空海が高野山をご開創された折、真っ先に整備した場所です。


十数の堂塔の中でも、根本大塔は目を見張るほど美しくそびえ立っています。
中に入ると、黄金に輝く巨大な大仏様五体が鎮座されていて驚きました✨

本尊の胎蔵大日如来を中心にして
周りを金剛界の四仏(阿閦如来、宝生如来、観自在王如来、不空成就如来)が囲み、
16本の柱には金剛界の十六大菩薩、
四隅の壁には密教を伝えた八祖(はっそ)像が描かれて
巨大な曼荼羅が立体的に表現されています。
あまりの神々しい美しさとスケールの大きさに圧倒されました✨


内部は写真撮影不可だったので残念ですが
このような見事なものを二代を費やして作り上げた
弘法大師空海と弟子の真然の情熱には胸を打たれました✨💖

この日は曇り空で気温も低く、すっかり身体が冷えてしまいました。
そこでようやく本来の目的である「ゆの里」へ。
あいにく満室で宿泊はできなかったのですが、
天然温泉ゆの里に入ることができました✨

高野山麓に湧いた無菌の地下水「金水」と
太古の化石水と言われる温泉水「銀水」をブレンドした贅沢な温泉✨
滝風呂、ジェットバス、気泡風呂、ミスト、露天風呂など
いろんな形で楽しめるので、つい長風呂してしまいました✨

長風呂しても全く湯あたりしなかったのは不思議です。
お風呂上がりには、さっきまでの疲れが取れて
身体が軽くなっていました✨

この軽さは他の温泉ではあまり感じたことのない体感かもしれません。
足が痛いと言っていた息子も、痛みが取れて楽になったそう。
長いドライブと花冷えで身体が硬くなっていた私たちですが
ゆの里で疲れが癒えてスッキリしました✨
高野山参拝の際には、ぜひゆの里に立ち寄られることをおすすめします💖


Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 16:40 | コメントはまだありません

丹生都比売神社と高野山①

3月の終わり、久しぶりに家族で県外に出かけてきました。
主な目的は和歌山県にあるゆの里へ行くこと。
ゆの里は以前からClubhouseでよく話を聞くことがあり
ぜひ一度行ってみたいと思っていたのです。

せっかくなのでどこかに寄ろうと地図を見ていて
ふと目に入ったのが丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)。
名前は聞いたことがありますがよく知らなかったので調べてみると
「弘法大師空海に高野山を授けた神として、
またすべての災厄を祓う神として広く崇敬されています」とHPにありました。
これはぜひ行ってみたい!と初めて訪れることにしました。

のどかな山あいに突然目に飛び込んでくる外鳥居。
小さな橋を渡っていくのが異世界に入って行くようでトキメキました✨

鳥居をくぐると大きな輪橋があります。
段差の小さな階段がついていて、登りやすく工夫されています。

輪橋の上からの眺め。
禊橋と中鳥居の先に楼門が見えます。

ここまで来るのに橋を3つ、鳥居を3つ渡ります。
これらを通過するたびに、
俗世界から少しずつ神様のいらっしゃる神域に近づいて行く感覚があります。

室町時代に建立された楼門。
一般参拝は楼門の前からお参りします。

丹生都比売神社はとても女性性溢れる優しいエネルギーで、
鳥居をくぐるたびに幸せな気持ちが高まっていきます💓

御祭神の第一殿、丹生都比売大神は伊勢神宮に祀られる天照大御神の妹神、
第二殿 高野御子大神は丹生都比売大神の御子、
第三殿 大食都比売大神は食べ物を司る神、
第四殿 市杵島比売大神は七福神の弁天さま、
若宮 行勝上人は気比神宮から大食都比売大神を、
厳島神社から市杵島比売大神を勧請した
真言宗の僧侶だそうです✨

楼門の左右には綺麗なお花が浮かべられた鉢があります✨💐
四柱の女神様が祀られているだけに、とても柔らかな空気が流れていて
ずっとここにいたいと感じられるほどです✨💖

楼門から見た本殿への階段は神々しい光が放っているようでした✨

ちょっとしたきっかけで立ち寄ることになった丹生都比売神社ですが、
想像をはるかに超えた素晴らしい神社でした✨
高野山へ行かれる際は、ぜひ参拝をおすすめします☺️


Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 17:41 | 1件のコメント

20年ぶりのパリ⑤

大晦日の夜、外から歓声が聞こえて年が明けたことに気づき、再びうとうと夢の中へ・・・
そして迎えた2018年1月1日。
昨日おとといと冬のパリにしては珍しくいいお天気だったのが一転し、
今日は小雨が降って風も冷たい!
外に行くのがためらわれるほどの寒さでしたが、メトロに乗って凱旋門を見に行くことにしました。

あちこち移動するかもと思い、自販機で10枚セットの切符Carnet(カルネ)を購入。
そして改札を抜けようとしたら、なぜか切符が入らない?
窓口のお姉さんに聞くと、なんと元旦はお昼までメトロが無料なのだそう!
一瞬カルネを払い戻ししてもらおうかとも思いましたが、せっかくなのでそのまま持っていることに(有効期限も特にないみたい)。

20数年前にパリで年越しをした時は、凱旋門からシャンゼリゼ通りに人が大勢集まって
みんなでカウントダウンをして「Bonne année!(新年おめでとう)」と声をかけ合い、すごく盛り上がっていました。
今回は疲れていたし息子もいたので大晦日の夜は外出しなかったのですが、
年明け後の凱旋門が見たくて、メトロ1号線に乗って凱旋門の一つ手前のGeorge V(ジョルジュ・サンク)駅から歩いて行きました。


シャンゼリゼ通りから見えてきたl’Arc de Triomphe(凱旋門)。


元旦の凱旋門は落ち着いて静かな佇まいでした。

じっとしていると風が冷たいので、パートナーのリクエストでお正月でも空いている動物園Parc zoologique de Parisに行こうと、メトロ8号線のPorte Doréeで下車。
ところが地上に出た途端に雨が強くなってきたので、近くのカフェへ一時避難することに。

年越後もクリスマスツリーが飾ってあって、常連さんがお店の人と世間話をしている様子は、元旦とは思えない日常的な雰囲気。
外で新聞を売っている人がいたので買ってみたら、大晦日のシャンゼリゼ通りの写真が載っていました。


Le Parisien 1月1日号。
昨夜の凱旋門前に多くの人が集まっている様子。
華やかなイルミネーションが綺麗☆

雨で濡れたせいか息子が咳をし出したので、動物園行きは中止してホテルで休むことにしました。
はちみつを入れたハーブティーとスープで温まったところでレイキをしたら、ひたすら爆睡する息子。
セントラルヒーティングのホテルの部屋は暖かく、お昼寝や読書をしてのんびり過ごしました。

今日でパリ滞在は終わり。
たった3日間の短い滞在でしたが、久しぶりにフランスに来て気づいたことがありました。
それは、フランス語を話すことでもう一人の自分に会えたこと。
自分の中に日本語を話す時の人格とは別にフランス語を話す時の人格がいて、
そのフランス語人格の私が約20年ぶりに姿を現したのです。

日本で生活する中で、フランス語人格の私はずっと無意識に封印されてきたのですが、
今回約20年ぶりにフランス語人格の私が表に出ることができて、
自分自身が統合されたような感じがしました☆

翌日、パリのシャルル・ド・ゴール空港で帰りの飛行機に乗ろうとしたら、
窓ガラスにBienvenue(ようこそ)の文字が。

これからパリを離れるのに?と思ったけど、その下の
Paris n’attendait plus que vous.(パリはあなたをお待ちしていました)の一文にグッときました。

Merci!
また会いに来ます♡

(おわり)


Categories: パリ旅行2017-2018, 旅行 | 投稿者 arciel | 14:23 | コメントはまだありません

20年ぶりのパリ④

朝食の後は外へお散歩。
ホテルのあるLes Halles(レ・アール)から20年前に住んでいたマレ地区のSt.paul(サン・ポール)まで、
懐かしい石畳の道のりを歩いて行くことにしました。


St.paulまでやってきたら、ちょうど朝日が登ってきました。

徐々に差し込む朝日が、建物を淡いオレンジ色に染め上げていきます。
私が住んでいたアパルトマンも、そっくりそのまま残っていました。


壁を塗り直して前より綺麗になったみたい。
左の屋根裏部屋に暮らしていました。

学校は郊外にあるのに、パリのど真ん中に住んでいたので通学に時間はかかったものの、
この街の生き生きした活気の中で暮らした日々は、人生で最も貴重で得難い経験となりました。

その20年後に息子を連れてまたここに来ているなんて、当時の自分には想像もできないこと!
すべてはぴったり正確なタイミングで、奇跡的であり得ないようなことの連続で、今につながっている。
それが時を超えて感じられ、ひたすら感謝の気持ちが溢れてきました。

公園で一休みした後は、パートナーのリクエストでピカソ美術館へ。

ちょうど20年前、パリを離れる直前にピカソ美術館を訪れたことがありました。
その時は平日の午後だったせいか貸切のようにがら空きだったのに、
12月31日の今日は入り口で並ぶほどの混雑ぶり。
それでも、元々邸宅として作られた美術館の中は結構ゆったりとしていて、
一点一点の名作をじっくり鑑賞することができました。


美術館の窓から見えたパリの青空。

小3の息子が飽きてアニメの歌を歌い出したので(汗)、カフェでランチをすることに。
以前と比べて、パリにもベジタリアンメニューのあるお店が増えてきたみたい。

ランチ後にカフェを出ると、眩しいくらいの太陽の輝き!
お天気のいいうちにシテ島に行こうとセーヌ川を渡ります。


気持ちのいいセーヌ川沿い。


ノートルダム大聖堂の入り口は、観光客で長蛇の列!

シテ島にお気に入りのジャムのお店があったのですが、年末で閉まっていたのか見つからず、
そうこうしているうちに息子がトイレに行きたいと言い出しました!
日本と違って、パリでトイレを見つけるのは至難の技。
大急ぎでカフェに入ってトイレをお借りしましたが、そこでジュースを飲んだのがいけなかった(汗)
歩き出してしばらくしたらまたトイレに行きたいと言うので、小走りでトイレのあるところを探しました。

幸い、公衆トイレが見つかったので一安心。
落ち着いたところで、本日二つ目の美術館ポンピドゥー・センターへ。

朝から歩き回ってもうかなり疲れていたのですが、
どうしてもここでカンディンスキーの作品を観たかったので、なんとか男性陣二人に付き合ってもらいました。


ワシリー・カンディンスキー「Gelb-Rot-Blau(黄・赤・青)」1925年。

カンディンスキーの絵は6作品ほど展示されていましたが、
それらを前にすると、他とは時間の流れが異なるような独特の雰囲気に包まれました。
現実を超えた異空間に足を踏み入れたような、軽やかさと動き。
即興的でありながら均衡のとれた緻密な美しさは、何度見ても新鮮な感動を覚えます。
大好きなカンディンスキーにまた会えたのが嬉しかった☆

最後にフォーラム・レ・アール内のスーパーMONOPRIX(モノプリ)に行くと、ものすごい人混み!
大晦日の夕方はこんなに混み合うのだと初めて知りました。
(フランスでは使い捨てのレジ袋は法律で禁止されているので、エコバッグの持参が必須です。
前日に購入した大きなエコバッグが重宝しました♪)

なんとか買い物を終えてホテルへ向かうと、クリスマスマルシェのイルミネーションが綺麗☆
レストランで食事をしている人たちも多く、街は遅くまで賑わっていましたが、
疲れ切った私たちはホテルで軽い夕食をとり、倒れるようにベッドへ。
こうして2017年の大晦日が暮れていきました。

(つづく)

Categories: パリ旅行2017-2018, 旅行 | 投稿者 arciel | 18:17 | コメントはまだありません

20年ぶりのパリ③

翌日の朝、ホテルのすぐ近くにあるブーランジェリーLA PARISIENNEにクロワッサンを買いに行きました。

このパン屋さんには、フランス人が新年の公現祭のお祝いに食べるお菓子ガレット・デ・ロワもすでに並んでいて、中に入っているフェーヴという人形も売っていました♡
切り分けた自分のガレット・デ・ロワの中にフェーヴが入っていたら、王冠をかぶって王様になり、みんなからお祝いされるのです。
昨年、小学校の子供たちとガレット・デ・ロワを作ったのですが、フェーヴがなくてアーモンドで代用したので、本物のフェーヴを見つけて感激☆

店主の男性が「2種類あるけどどちらがいい?」と聞くので、優しそうな表情の方を選んだら
「これはルイ16世、フランスの最後の王様だよ」と説明してくれました。
女性かと思ったらフランス革命の後に処刑された王様だったとは!
ちなみにもう一つの方はルイ14世でした。


ルイ16世のフェーヴ。気品のあるお顔です。
これを使ってガレット・デ・ロワを作るのが楽しみ♪

朝食後、確認することがあってフロントへ行き、また部屋に戻ろうとしたら
階数を間違えて1つ下の階で降りてしまいました。
もう一度上へ行こうとしたところ、なんと上向きのボタンがない!

もう一度1階まで降りて、また上に行くしかないかな?とエレベーターの前で戸惑っていると、清掃スタッフの男性が「上と下、どちらに行きたいの?」と尋ねてきました。
「上です」と言うと、その男性は何のためらいもなく下向きのボタンを押してくれ、エレベーターが止まりました。

「でも、これ下に行くんじゃないですか?」と聞くと
その男性はエレベーターの中に入って上向きのボタンを押しながら
「C’est vous qui décidez(決めるのはあなたですよ)」と一言。

そっかー!!!
その瞬間、「機械の表示に従わなくてはならない」という自分の思い込みに気づきました。
下向きのボタンしかないからといって、上に行っちゃいけないということはない。
機械よりも人間の方に決定権があるということを、改めて思い知らされました。

そして、たった一つのボタンを押すだけなのに、いろいろ考えてしまう自分のことも。
知らず知らずのうちに自分でルールを作ってしまって、なんて不自由なの!
「決めるのは私」
今後はこの名言を心に刻むことにします☆

実はこの清掃スタッフの男性は、前日も鍵が開けられなくて困っていた時に助けてくれた方。
二度も助けてくださった上、重要なメッセージもいただいて感謝です☆
(よっぽどドジな日本人だと思われたかも?汗)

(つづく)

Categories: パリ旅行2017-2018, 旅行 | 投稿者 arciel | 13:42 | コメントはまだありません

20年ぶりのパリ②

レ・アールのクリスマスマルシェ(Marché de Noël des Halles)に入ってまず目に入ったのは、綺麗なランプシェードのお店。

天井からぶら下げた電球に折りたたみ式のランプシェードをはめるだけで、ロマンチックなインテリアに変身☆
とても素敵なので、私たちも一つ購入しました。

その隣にはSavon de Marseille(サボン・ド・マルセイユ)のお店がありました。
何十種類ものカラフルな手作り石鹸が並ぶ店頭に、石鹸好きの私は思わず大興奮!
すると、店主のマダムがフレンドリーに話しかけてくれました。
彼女は日本が大好きで、いつか日本に行ってみたいのだそう。

私も久しぶりにフランス語で会話できるのが嬉しくて、しばらくマダムと話していると
「デリケートなことを聞いてもいいかしら?」と前置きし、
「お父さんはカミカゼでしたか?」と聞かれました。
カミカゼ・・・?
一瞬何のことかわからなかったけど、どうやら神風特攻隊のことのよう。
父は当時子供で戦争には行っていなかったと答えると、
「カミカゼの際、日本人はドラッグをやってから突撃したの?」
と、さらに意表を突く質問。
「そんなことは決してないです。正気のまま決死の覚悟で突撃したはず」と言うと、マダムの目はまんまるに。
フランス人だったら、ドラッグなしでそんなことは到底できないそう。

すると今度は「日本人はなぜハラキリをしたの?」との質問。
「敵に殺されるより、自らの尊厳を保つ方を選んだから。
ハラキリは単なる自殺ではなく尊厳を保つ行為なんです」と私なりの解釈で答えると、
マダムはいたく感心した様子。
普段あまり意識したことはなかったけど、日本人って独特の精神性があるんだなぁ。

仕事は何をしているのかと聞かれたので、いくつかある中で「占星術をしています」と答えると、
マダムは意外だと驚きながらも「私はTaureau(牡牛座)よ」とおっしゃるので、
「私はVerseau(水瓶座)です」と答えたら、
通りがかりの女性が「私もVerseauよ! 2月6日生まれ」と話に加わってきました。
こういうやりとりがすごく楽しい♪
やっぱりフランス人は大阪人に似ている気がする笑
大阪に住んでいた時、どこか懐かしくホッとする感じがしたのはそのせいかも。

石鹸を10個買ったら息子にプレゼントと1つおまけしてくれました。
いつかこのマダムの石鹸作りを見学しに行きたいな♪
(マダムのサイトはこちら

その後、パートナーが行きたいという木のおもちゃ屋さんへ行くと、
店員さんが日本語を流暢に話せるのでびっくり!
そう言えば、レゴストアでもレジの女性が東京に1年住んだことがあって日本が大好きと言っていたし、
大型書店のfnacでも、フランス語版の日本のコミックスコーナーがやけに充実していたっけ。
日本とフランスって相思相愛なのでは!?

人が自然体で人間らしい国、フランス。
改めてフランスとフランス人の魅力に気づかされました。
この国にまた来られたことがとても幸せ♡


クリスマスマルシェで買った品々。
作った人のあたたかいぬくもりを感じます。

(つづく)

Categories: パリ旅行2017-2018, 旅行 | 投稿者 arciel | 12:35 | コメントはまだありません

20年ぶりのパリ①

2017年の年末から2018年のお正月まで、家族でパリに行ってきました。
フランスは大好きな国ですが、最後に訪れたのは2001年。
実に17年間もフランスからご無沙汰していたのですが、
この冬急にフランスに行きたくなったのです。

そういえば、パートナーに出会ったのが20年前の1997年12月のパリ。
それが念頭にあったわけではないのですが、潜在意識では覚えていたから
このタイミングで突然パリに行きたくなったのかも??

今回、沼島から関西国際空港に行くにあたって、初めて淡路関空ラインを使ってみました。

淡路島の洲本港からわずか65分で関空に到着する上、
ターミナルへも無料のシャトルバスで送ってくれるので便利この上ないです。
神戸から大阪への高速を急ぐより、ノンストレスではるかに楽ちんでした♪

空港で買った旅のお供はこの本。

タイトルの「Hygge」という文字が目に飛び込んできたので買ったのですが、
北欧デンマーク生まれの心地よいライフスタイル「ヒュッゲ」は世界的にも注目されているようで、
パリのメガブックストアfnacでもヒュッゲに関する本を何種類も見かけました。
長いフライト中、映画に飽きた時に読んだらとてもゆったりとした気持ちになって癒されました♡

バンコクでトランジットしてからさらに11時間のフライトを経て、
12月30日の朝にパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。


トリコロールの明かりが見えて、一気にパリの雰囲気に包まれました。

12月のパリは、朝8時を過ぎてもまだ真っ暗です。
高速鉄道RERのB線に乗っている間に白々と夜が開けてきて、冬のパリ特有の曇り空が見えてきました。
しかも、ホテルのあるChâtelet-Les Halles(シャトレ-レ・アール)駅に降りたら、
青空までも顔を覗かせていて感激☆


L’église Saint-Eustache(サントゥスタッシュ教会)
パリの空に幾筋も飛行機雲が浮かんでいることに、今回初めて気づきました。

とりあえずホテルで荷物を預かってもらおうとしたら、
朝の10時前にも関わらず、準備できているお部屋があるからと部屋に入れてもらえました。
アパートメント型のお部屋なので、キッチンも付いていて快適♪


ソファでくつろぐ息子。

少し休んでから、ホテルからすぐ近くにあるショッピングモールForum des Halles(フォーラム・デ・アール)へ。

ここは大型書店fnacや映画館、ファッション、インテリアショップなどが入っているモールで、パリに住んでいた時によく行っていたのですが、20年前とはテナントも大幅に変わっていました。
特にアウトドアやスポーツショップが増えたのが印象的です。

そして一目散に息子が向かったのはレゴストア。
ショーウインドウもレゴでカラフルに彩られています。


いかにもフランスらしい、レゴで作られたパティスリー。


凱旋門も見事な完成度!

店内ではパーツごとに自由に選んでオリジナルのミニフィグを作ることができるコーナーが人気で、
息子も一足早くもらったお年玉で3体のミニフィグを作っていました。

パリでは年末年始もクリスマスムードが続いていて、
フォーラム・デ・アールでも大きなクリスマスツリーとイルミネーションが綺麗でした☆

日本では25日の夕方にはツリーを片付けてお正月モードにチェンジしますが、
その切り替わりの早さがいつも少し寂しいと思っていたので、余韻の長いクリスマスを味わえたのがとても嬉しかったです。

フォーラム・デ・アールのすぐ近くには、Marché de Noël(マルシェ・ド・ノエル)というクリスマスマーケットも開かれていて、ワインやチーズ、エスカルゴ、羊毛グッズなどのお店がずらりと並んでいました。

後で知ったのですが、レ・アールのこのクリスマスマルシェは今回初めて開催されたのだそうです。
これまではシャンゼリゼのクリスマスマルシェが有名でしたが、今回は開催されなかったため、
レ・アールのマルシェがパリで一番大きなクリスマスマルシェになったのだそう。
(参考記事はSortiraparis

クリスマスマルシェにはフランスの各地域から出店者が集まっていて、
毎日通いたくなるほどキラキラした魅力に溢れていました☆

(つづく)

Hygge(ヒュッゲ) 北欧生まれの「世界一幸せなライフスタイル」実践法
ピア・エドバーグ 永峯 涼
4763136305

パリでしたい100のこと 大好きな街を暮らすように楽しむ旅
トリコロル・パリ
4426122422

Categories: パリ旅行2017-2018, 旅行 | 投稿者 arciel | 14:22 | コメントはまだありません

フォッサマグナと奴奈川姫

夏休みの8月18日から22日まで、一年ぶりに新潟の実家に帰省しました。

沼島から新潟市内まではかなりの長旅になるので、途中の妙高市の温泉で一泊し、翌日は糸魚川市の「フォッサマグナミュージアム」に行ってみました。
高速で糸魚川市を通りかかる度に「フォッサマグナ」という文字が目に入るのですが、この言葉の妙にパワフルな響きがずっと気になっていたのです。


フォッサマグナミュージアム。
2015年にリニューアルオープンしたというだけあって、思った以上にモダンな印象。


糸魚川市は日本でも数少ないヒスイの産地で、様々なヒスイが展示されていました。
緑色だけでなく、白色や紫色のヒスイもあって綺麗☆


岩石の分布図。淡路島の下に沼島が描かれていないのが残念〜!
新潟から静岡に至る黄色いエリアがフォッサマグナと言われる地帯です。

フォッサマグナとはラテン語で「大きな溝」という意味。
アジア大陸にくっついていた日本列島が1600年前に大陸から離れて、日本列島がくの字に折れ曲がって大きな裂け目(フォッサマグナ)ができました。
海の状態だった裂け目に新しい地層がたまり、長い年月をかけて陸になった・・・ということです。
勉強になりました!


ミュージアム内には各国から集められた珍しい化石や、美しい鉱物などもたくさん展示されていて目を奪われます。
特にこのフローライトのコーナーはときめきました♡
クリスタル好きの方にはぜひこのミュージアムをおすすめします☆

一つとても印象に残ったのが、ミュージアムの入り口で奴奈川姫(ぬなかわひめ)の伝説を紹介していたアニメーションでした。
奴奈川姫は弥生時代の高志国(現在の福井県から新潟県)の女神。
『古事記』では、出雲国の大国主命(おおくにぬしのみこと)が奴奈川姫に求婚に来て、翌日の夜に二神は結婚したとあるそうです。
アニメではヒスイの勾玉を身につけた美しいお姫様として描かれていました。

奴奈川姫に無性に惹かれたので、スタッフの方に奴奈川姫を祀った神社をたずねると、能生白山神社を教えてもらったので早速行ってみました。


能生白山神社の拝殿。
見事な茅葺き屋根が印象的です。
お参りをしたら、とてもあたたかで優しいエネルギーを感じました。

奥の本殿でお参りを済ませた帰り際、駐車場の車の中でさっきまで寝ていたおじさんが声をかけてくれました。
「蛇の口の水、飲んだかい?裏山からの湧き水だからとても美味しいよ」。
とのことなので、戻ってお水を汲ませていただきました。確かに美味しい!


本殿前の蛇の口の水。蛇と言われていますが龍の口です。

また、白山神社の茅葺き屋根は昨年葺き替えられたばかりとか、大阪四天王寺とゆかりがあるということなども教えてくれました。
もしかして、この方は神社の守り神なのでは???
とても親切で不思議なおじさんでした。ありがとうございます☆

その後、近くの海岸沿いに見える弁天岩へお参りに行きました。

海水浴場の奥にある岩が弁天岩。
国道からすぐ見える赤い橋が目印です。


弁天岩にある厳島神社には、海の神様の市杵島姫命(いちきひめのみこと)が祀られています。
沼島の弁天さんや昨年訪れた粟島の弁天岩など、海のそばには海の神様が祀られているのですね。


弁天岩の頂上からの風景。足を踏み外すと海に落ちてしまいそう。

新潟に生まれ育ったけれど、まだまだ知らないところがいっぱい。
帰省する度に新しい発見があるのがとても面白いです。

ところで、奴奈川姫は沼河比売とも書き、古語の「ぬ」には宝玉の意味があるそうです。
沼島(ぬしま)も宝玉の島という意味だったのかしら。
奴奈川姫が身につけていたヒスイの勾玉と、勾玉の形をした沼島・・・
遠く離れた地域でありながら、不思議なご縁を感じました☆

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 15:47 | コメントはまだありません

宮古島のパワースポット・石庭

10月の3連休、夫の実家の家族と一緒に沖縄・宮古島旅行に行ってきました。
宮古島へ行くのは20年ぶり! しかも当時は出張だったため観光で訪れるのは今回が初めてです♪

ちょうど数ヶ月前に読んでいた『白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島』に、宮古島の石庭(いしにわ)のことが紹介されていたので、今回機会があればぜひ行ってみたいと思っていました。

白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島
吉岡 学
4990530403

宮古島の石庭は、天の啓示を受けた新城定吉さんがたった一人で30年以上の歳月をかけて造られたもので、石庭に立てられた石柱は560個以上に及びます。

著者の吉岡学さんによれば、ムー大陸の中心都市は宮古島にあり、その宮古島から発しているエネルギーの中心がこの石庭であるとのこと。
石庭は地球上に3つしか存在しない「地球の核から天へ上昇するエネルギーが溢れ出ている場所」なのだそうです。

今回は家族総勢15人での旅行だったので、無理してまでは行けないと思っていましたが、
宮古島のホテルに1泊した翌朝、たまたま1時間半ほど自由にできる時間があったので、タクシーに乗って石庭に向かうことができました。
(石庭への訪問の仕方はパワースポット宮古島 石庭のHPへ)

石庭の管理人の女性、宮平さんに声をかけて拝観料200円をお支払いすると、石庭の案内図を渡して下さいます。

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案内図を片手に石庭へ入っていくと、鳥居の形をしたガジュマルが迎えてくれました。

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太陽のサークルが見えてきました。サークル内は裸足で入ります。

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中心にある盤座。

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サークル右手の子宝の岩。とても優しくホッとするエネルギーが感じられます。

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サークル左手の地球のヘソ。

この太陽のサークルに裸足で立っていると、とてもバランスのとれた気持ちのいいエネルギーを感じました。穏やかで平和な気持ちになり、ずっとここにいたくなるほどです。

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次に向かったのは地球のサークル。「根付いた巨石でも起こし立てられることを教えた岩」があります。
実際、60歳を過ぎてから新城さんがこれらの巨石群をたった一人で掘り起こすことができたのは、奇跡としか言いようがありません。

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「ギリシャのオリンピック女神の岩」がある場所。ここでは強烈な磁場エネルギーを感じました。

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月のサークル。優しく穏やかなエネルギーです。

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「地球の穴」。この穴は無性に惹かれるものがありました。
穴の中は暗いのですが全く不気味な感じがなく、とてもいい氣が流れています。

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天竜の座敷。ここに来たら雲が多かった空に青空が見えてきました。

時間の関係であまりゆっくりできなかったのですが、最後にもう一度宮平さんに挨拶をして新城さんの本を購入すると、宮平さんが「これを持ってみて」と巨大な珊瑚を私の両手に置きました。

置かれた途端、ほのかに温かいエネルギーを感じたのですが、さらに宮平さんが両手で珊瑚を挟むように上下させると、エネルギーがぼわんぼわんと増幅されて熱さを感じるほどです!
びっくりしていると、「これが地球を育むエネルギーですよ」と教えてくださいました。
「これから何か変化があったら、ぜひ報告して下さい」とも。
宮平さんとはなぜか言葉を交わさずとも目と目で通じ合うものがあると感じられました。

待っていてくれたタクシーに急いで乗り込み、ホテルに帰って皆と合流した後、それぞれレンタカー2台に乗り込んでドライブ。
途中で偶然素敵なビーチを見つけて、全員でここで降りてしばし美しい海を楽しみました。

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天気予報では曇りだったのが信じられないような青空!

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石庭にあったのと同じような岩がここにも。珊瑚礁からできた石灰岩?

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地上の楽園のようなビーチ☆

タクシーの運転手さんから「宮古島には4つのパワースポットがある。一つは石庭、もう一つは大神島・・・」と聞きましたが、後の2つは失念してしまいました(汗)
今回行けなかった大神島も含め、また石庭にもゆっくり再訪したいな。
地理的にはやや遠いけど、精神的にはとても近くに感じた宮古島でした。

今回、この旅へと導いて下さったすべての方々に感謝です☆

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 12:09 | コメントはまだありません

新潟のもう一つの離島、粟島へ

毎年8月下旬は、息子の誕生日に合わせて実家の新潟に帰省するのですが
今年は年明けから行きたいと思っていた新潟の離島、粟島(あわしま)を初めて訪れました♪

新潟の離島と言えば佐渡が有名ですが、佐渡の北にもう一つ小さい島があるのです。
(小さいとはいえ、沼島の3倍以上の面積があるので沼島に住む私には結構大きく見えます^^)

粟島へは新潟の北部、岩船港から出ているフェリーに乗って行きます。
粟島までは高速船だと55分、普通船では1時間30分で到着します。
時間帯によってフェリーと高速船に分かれているのですが、私たちはたまたま行きも帰りも高速船でした。快適な乗り心地です☆

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フェリーから見えてきた粟島♪

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高速船「きらら」は清潔で心地よくとても快適です^^

フェリーから降りるとすぐに若い男性が近づいてきて、チラシを手渡してくれました。
民宿に着いてから見てみると、カヤック体験がなんと一人1000円でできるというではありませんか!
粟島でのアクティビティは全くノープランだったので願ったり叶ったり☆
すぐに電話して午後一からの回に申し込みをしました。

カヤック体験まで時間があったので、ひとまず粟島の港近辺を散策することに。
フェリー乗り場の向かいに池と巨大な岩があったのでそこを見てみました。

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岩の上に赤い祠が立っています。

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横から見るとこんな感じ。池の水は透明度が高く、海水が入っているようです。

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正面には赤い鳥居があり、厳島神社と書かれています。

これは弁天岩と言われ、岩の上に海の神、弁天様が祀られています。
昭和39年の新潟地震以前までここは海に囲まれていたのだそう。

お参りするとすごくあったかい感じがして、「よく来た、よく来た」とハグされているような感覚がありました。
あまりにもあたたかく迎えてくれたので感激して涙が出てくるほど。
すごい岩です!
粟島に来たら、まずは弁天岩にご挨拶されることをお勧めします*^^*

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弁天岩のすぐ隣には可愛い公園が。くっきりした青空が眩しい☆

ランチに粟島ラーメン(醤油味の懐かしいお味♪)をいただいてから、水着に着替えて待ち合わせの海水浴場へ。
チラシを配ってくれた男性ご本人が、カヤックの乗り方や漕ぎ方をアドバイスしてくれました。

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ライフジャケットを着けて、いざ海へ!

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初めての体験でしたが、海水浴場は波がほとんどないのでゆったり楽しめました♪

このカヤック体験はあわしま自然体験学校が開催していて、そのスタッフの武田さんと本保さんは今年の4月から地域おこし協力隊になったばかりだそうです。
カヤック体験の他にも穴釣りやわっぱ煮作り、星空鑑賞ツアーなどを企画されているとのことで、非常に活発に活動されている様子が印象的でした。

粟島に来たらぜひ地域おこしの様子も知りたいと思っていたのですが、まさかこんな形で協力隊の方から直接話を伺えるとは・・・!
イベントの企画からチラシ配り、運営まですべてお二人でやっていらっしゃるのがスゴイです☆
「シュノーケリング体験もぜひ!」とリクエストしたら、将来的には実現するつもりとのことで、なんともアクティブなお二人でした。
(ちなみに、カヤック体験一人1000円というのは夏までのお試し料金で、秋からは正規の値段になるそうです)

カヤック体験を終えて民宿に戻る途中に、こんな看板を見つけました。
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粟島で唯一のゲストハウス、「おむすびのいえ」。
ちょうど現在プレオープン中でした!
そこに偶然オーナーの若い女性、青柳さんが登場したのでびっくり☆
ゲストハウスの中を見せてもらいました♪

青柳さんは旅した粟島が気に入って移住し、粟島で保育士として数年働いた後、ゲストハウスを作ることにしたのだそうです。
資金はクラウドファンディングで募ったのだとか。
古民家を改装して作られた可愛いゲストハウスに、次回はぜひ宿泊したいと思います♪

民宿で早めのお風呂に入った後は、コミュニティバスで粟島を観光することに。
大人500円(子ども半額)で東海岸の内浦から西海岸の釜谷まで回ることができるので、とても便利です♪

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見所のエリアに来ると、停車して撮影タイムを作ってくれます。

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仏崎展望台からの風景。西海岸には奇岩がたくさん見られます。

終点の釜谷からは、先ほどのコミュニティバスに乗って帰ります。
当初は内浦に1泊、釜谷に1泊する予定でしたが、釜谷の民宿から「台風が近づいているので早めに粟島を出た方がいい」とアドバイスをいただき、今回は内浦1泊だけにすることにしました。
短い滞在でしたが、思いがけず新しい出会いがあってとても楽しかったです☆

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帰りのフェリーで粟島から遠ざかると、反対側に本州の新潟が見えてきました。
すると、なぜか粟島へ向かうのとはまた違った高揚感が。
新しい島を求めて航海をした古代の人々も、こんな感覚があったのでしょうか。

一つ一つ個性が溢れる島。
島を巡る旅は、まだまだ続けていきたいです♪

Categories: 旅行 | 投稿者 arciel | 15:28 | コメントはまだありません