KIN 42
山桜救出とダンチクの不思議な生態
先週の木曜日、沼島小学校のメールに「フジバカマが満開でアサギマダラが飛来」
とあったので見に行きました。
その時間は夏のような暑さで、残念ながらアサギマダラ(蝶)の姿はなかったのですが、
せっかく小学校まで来たので上立神岩まで散歩することに。
お天気も良く、上立神岩は相変わらず堂々とした姿を見せていました。
「ブラタモリ」の放送の効果でしょうか、
平日にも関わらず上立神岩を目指す観光客のお客さんに何人もすれ違いました。
するとその帰り道、
突如としてびっしりと生い茂ったダンチクの集合体が目に留まりました。
よく見ると、春に一番早く桜の花を咲かせる山桜です!
これがこんな姿になっているとは、驚愕でした😵
このままだと山桜がダンチクに完全に乗っ取られてしまうことに。
パートナーに伝え、土日にダンチクを刈って山桜を救出することにしました。
パートナーがチェーンソーでダンチクを根元から切っていき、
手伝いに来てくれたHくんと私で切ったダンチクを引き抜いてまとめます。
作業中の私たちに空からマゼンタの光が差し込んでいました✨
ダンチクを刈り取った後の山桜🌸
見違えるようにサッパリしました✨
Hくんが昔から気に入っているもう一本の桜の木も
蔦で覆われていたのできれいにすると・・・
ピカピカに光って喜んでいるみたい✨
その翌日も、残りのもう一本の山桜をダンチクから救出しました。
↑作業前の山桜。
↑作業後の山桜。
山桜がスッキリと呼吸しやすそうにしているのを見てこちらも嬉しい✨
ただ、終わった後はかなり体力を消耗し、
翌日も身体の疲れが抜けきれていませんでした😅
調べてみると、ダンチクは動物の餌や鳥の巣にもならず、
地球上の生態系での役目を果たしていないとも。
病気にもならず、地下茎のみで育ち、ほとんど同じ遺伝子を持つクローン生物。
しかも、有害毒素を含む土地でよく育つというのです。
(興味深いが無用で無敵の雑草、ダンチクより)
なんだか地球の土壌浄化のために宇宙からもたらされた外来種のよう🛸
かつて畑でゴミが多く捨てられていた場所に
よくダンチクが生い茂っているのはそのせいかも。
沼島の土壌を浄化してくれているのだと思うとありがたいですが、
繁殖しすぎてこのままでは元々の植物が脅かされそう。
島の自然のバランスを保つために、
できることから少しでも続けていくことの大切さを感じます🍀
Categories: 沼島暮らし | 投稿者 arciel | 15:48 | コメントはまだありません