ある夜の息子との会話

2021年が明けてからもうすぐ1ヶ月が経ちますね。
今年になってから一日の密度が濃くなった感じがしています。

先日の夜、たまたま息子とココアを飲んでいたら
二人とも気分がハイになっておしゃべりが止まらなくなりました。
中でも印象に残った話題が小学校のこと。

「今の小学校はすごくいい。最高の状態」
と息子がふと漏らした言葉に引き込まれて、
「ほんと?どんなふうにいいの?」と聞くと
「いじめやけんかもないし、みんな笑っている。美しいくらい✨」

え、そんなに?

「誰も怒っていなくて、すべてが調和している。
家でゲームやっている時より楽しい時もあるよ」

それは息子の最高の賞賛表現。
去年までは時々学校に行くのを嫌がってた時もあったけど、
そういえば最近は行きたくないと言う言葉を聞いていないかも。
でも、家に帰ってくると疲れてぐったりしているのはなぜ?

「あまりにも学校が完璧な状態だから、気を張っているせいかも。
年下の子のいいところをほめたりもしているよ」

そうだったんだ。
学年で一人きりだったから心配な面もあったけど、
6年生の今まさに最高の時を迎えているなんて、
なんて幸せなことなんだろう✨
6年前に思い切って沼島に引っ越して来てよかった。

コロナで休校から始まったこの一年だったけど、
その経験があったからこそ
全校生と一緒に過ごせる喜びがより強く感じられるのかもしれない。

私も息子とこの6年間を経験してみて、
単に少規模校だから自然に目が行き届くということではなく、
小学校に関わっている一人ひとりのエネルギーが意識的に調和されてこそ
温かな雰囲気が生み出されるのだと実感しています。

子どもたちが心から楽しいと感じる学校を運営されている
沼島小学校の先生方に深く感謝いたします✨

卒業まであと2ヶ月弱。
最高の思い出を作ってね!
(沼島へ引っ越すことにしたいきさつはこちら

2021年初めての満月。
強風が吹きすさぶ中、静かに煌々と地上を照らしていました。


Categories: 子どもとの生活, 沼島暮らし | 投稿者 arciel | 23:06 | コメントはまだありません