バーチャルの新たな可能性

1990年、今から30年前のこと。
新卒で入社したての映像制作会社で、
バーチャルリアリティを活用した映像の企画案を作成したことがあります。
近い将来のエンタメの一例として考えたのですが、
当時はオンラインでバーチャルに楽しむ方法が実現するとは思ってもいませんでした。

コロナの影響で生活のあらゆる面でのオンライン化が進み、
離島に住むデメリットがかなり改善されたと実感しています。
主な仕事は元々オンラインで行なっていたのであまり変わらないのですが、
ライブなどのイベントやセミナーに参加する際は、
一番近い神戸や大阪でも前泊か後泊しなくてはならず、
なかなか気軽に参加できなかったのが難点でした。
それが、オンラインで世界中どこにいても参加できる世の中になったのはありがたい限りです✨

6月にはKing & Prince目当てで
Johnny’s World Happy LIVE with YOUのDay1に参加しましたが、
配信後も一週間アーカイブ視聴ができたのが嬉しかった♪
リアルのライブではチケットが取りにくかったのが、
オンラインライブでは確実に参加できる上に最前列気分が味わえ、
その興奮を一週間何度も繰り返し体験できるので
ある意味リアルよりもお得感がありました💓

8月7日はオンラインゲームFortniteにて、
米津玄師さんのバーチャルイベントに参加しました。
パートナーと息子は自身のアバターがあるので、アバターを操っての参加。
私も時々パートナーのアバターを動かして、
バーチャル空間の広々としたライブ会場を飛んだり跳ねたりしながら盛り上がりました✨

このアバターを使っての参加というのが、ただ画面を見ているだけより何倍も楽しい♪
他の参加者と一緒に踊ったり自由に動き回ったりできるので
だだっ広い音楽フェス会場にいるかのようです。

「パプリカ」では会場全体がカラフルな雰囲気に♪

途中で米津さんのMCが入り、今回のイベントに対する思いが伝えられました。
コロナの影響でライブツアーを中止しなくてはならなかったため、
実験的にこのような形式でライブをやってみようと思ったこと。
「美しい一瞬をみんなと共に過ごしたい」との言葉に胸が熱くなりました。

これらのイベントはバーチャルなライブ体験でありながら、
リアルなライブとはまた違った、新しい感動がありました✨
特にFortniteのバーチャルイベントのように
アバターとして自分自身も仮想空間に参加できるライブは
観客も能動的に参加できるため、楽しさが格段に違います。
これからの新しいイベントの形として、さらに活用が広がることを期待しています♪


現在、Fortniteの運営会社Epic GamesがAppleとの争いで話題になっていますが、
こうしたイベントを無料で提供している会社だからこそ
課金やユーザーの利益に対する考え方が従来のやり方とは異なる面があるのでしょう。
この問題は、新旧の経済観念の齟齬を反映しているのかもしれません。
果敢な創造性が考え方の違いによって阻まれることのないように。最善な解決を祈ります✨


Categories: 音楽 | 投稿者 arciel | 15:55 | コメントはまだありません