西日本神社めぐり(3)幣立神宮・高千穂峡

天岩戸神社を訪ねた興奮も冷めないうちに、
翌日(8月13日)は阿蘇の白川水源で水汲みをした後、
幣立神宮に参拝に行きました。

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幣立神宮の白い鳥居。ここから階段を登って行きます。

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幣立神宮本殿。

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本殿のすぐ隣には、命脈1万5000年と伝えられる天神木がそびえています。
この御神木にはカムロギノミコト(神漏岐命)とカムロミノミコト(神漏美命)が宿ると言われ、
幣立神宮はこの二柱の神を祀る聖地の根本の神社であることから、
高天原・日の宮とも呼ばれるそうです。

また、幣立神宮には世界人類の祖神をかたどった面「五色神面」が秘蔵されています。
「五色」とは世界の人種の肌の色を表し、
8月23日に行われる五色神祭では世界の神々が集まって
人類の幸福、世界の平和を祈る儀式が行われるそうです。
高天原日の宮・幣立神宮についてより)

これほどの背景をもつ幣立神宮なのですが、
なぜか何も感じなくて、どうもおかしいという気がしました。
他に何か見逃していることがあるのかもと思い、ふと見ると
本殿の左側に「東御手洗」の看板が目に入りました。
200mほど下った先にあるようです。

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東御手洗へ続く道。これまでとは別世界の森の道が続いていました。

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森の道を抜けたと思ったら、美しい神田が見えました。
ここはとにかく気持ちのいいところでした。

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東水神宮。
ここは太古からの八大龍王が鎮まる場所だそうですが、
参拝すると、淡路島の津井の八大龍王宮と同じ、とても優しいエネルギーを感じました。
あぁ、やっぱり龍神様はいいなぁ〜☆
いつも見守って下さっている龍神様に感謝をしながら、
幣立神宮を後にしました。

次に向かったのは宮城県の高千穂峡です。
ちょうどお盆休みの時期と重なっていたのでたくさんの人が訪れていましたが、
想像をはるかに超えた、とても素晴らしいところでした☆

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駐車場を降りてすぐに見える高千穂三橋。
この風景を見ただけで心が踊ります♪

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高千穂峡の渓谷は、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が、
長い年月をかけて浸食されてできた断崖だそうです。
渓谷の荒々しさと対照的な、エメラルドグリーンの優美な水面。

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神秘的な真名井の滝。

天孫降臨の地と伝えられるにふさわしい美しさに、ただただ感動していました。
遊歩道にはたくさんの人であふれかえっていましたが、
そんなことが全く気にならないくらい、神秘的な絶景に圧倒されます。

宮崎県を訪れたのは今回が初めてでしたが、
神話の息吹が残っているような独特の雰囲気に溢れた地で、
何度でも再訪したいと思いました。
日本人が忘れてしまった太古の記憶がここに生きているようです。

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この日の夕方、熊本のパートナーの実家に到着して
家族が勢揃いしたところで食事をしていたら、
お義父さんが突然「天岩戸神社」のことを話し出したのでびっくり!

なんでも、30年くらい前に家族旅行で天岩戸神社に行ったことがあるというのです。
それをパートナーも含め誰一人覚えていなくて、
たまたまこの夏、ビデオを整理していたら当時の映像が出てきたのだとか・・・
なんというタイミング!

天岩戸神社の記憶、
日本人のDNAに眠っている日本神話の記憶が
ようやく今、目覚めようとしている・・・
その暗示と受け取るのは大げさかしら?

とても印象深い今回の神社めぐりでしたが、
その余韻は淡路島に帰ってからも続いていました。

(つづく・・・かも?)


Categories: スピリチュアルライフ, 旅行 | 投稿者 arciel | 11:37 | コメントはまだありません