抱っこセラピー

お友達の紹介で、西谷先生の「抱っこセラピー」に参加してきました。
申し込むと、事前にキッズマッサージに参加するのがおすすめとのことだったので、
先月中旬、初台にあるチーム「honoka」さんのところへ行ってきました。

新しい場所には極度の人見知りと場所見知りを発揮するナナトくん。
その時は私にしがみついたまま、服を脱ぐことすらままならず
他のお子さんがマッサージされているのをただ見学するのみという状況でした。

その後でチーム「honoka」の今中さんが私にハンドマッサージをしながらナナトくんの出産の様子を聞いてくれて、
安産に思えた出産も、実はかなりのトラウマを生んでいたことに気づきました!

助産院で産むつもりだったのが、予定日より2週間早く破水したために急遽病院での出産になったこと。
最後の方で吸引器具を使ったこと。
黄疸のために24時間目隠しをして保育器に入れられていたこと。
母子同室になるまでの数日間は別々のお部屋で過ごしていたこと。

生まれてすぐに、思いもよらない恐怖の体験の連続。。。
ナナトくんの中に、外の世界は危険で怖いんだという意識がこの時生まれてしまったようでした。

そして抱っこセラピーの日。
西谷先生の指示に従って、ナナトくんを横抱きにして目を見ながら話しかけると、
すぐに顔を真っ赤にして泣き始めました。
「怖かったね」「痛かったね」「まだお腹にいたかったんだよね」
バタバタ抵抗するナナトくんを必死で抱っこし、私も泣きながら語りかけます。
途中で今中さんや西谷先生がナナトくんの足を押さえてくれるのですが、
そうするとなおのこと身体をよじって激しく泣きます。

実は私は、こういう感情解放系のワークはかなり苦手なのです(汗)
途中で何度も意識が遠くなり、「もうやめさせた方がいいんじゃないか」という思いにかられました。
でも、西谷先生と今中さんのサポートで、なんとか逃げ出さずに(!)続けることができました。

感情には4つの段階があって、
怒り→悲しみ→寂しさ→あきらめ
の順に出てくるのだそうです。
ナナトくんは相当抑圧していたのか、怒りの感情がかなり長く続いていました。
それがしばらくするとくすん、くすんという泣き方に変わっていきました。
西谷先生に言われたように「これからはずっとママが一緒にいるからね、もう離れないからね」と声をかけていくと、時々思い出したように泣きながらも、徐々にうとうととしていきました。

終わっておっぱいを飲んで落ち着くと、ナナトくんは安心しきったようにあおむけに寝転んで、
今中さんに足を触られても平気な様子で、にっこりと笑っていました!
ナナトくんが家族以外の人ににっこりするのは初めてのことで、
あまりの変化にもうびっくり!!!
西谷先生、今中さんに感謝、感謝です☆

その翌日、翌々日は激しい夜泣きがありました。
浮上してきた出し切っていない感情があったみたいです。
そこで家でも同じように抱っこセラピーをしたら、だいぶすっきりしたようで
その夜からは夜泣きがおさまりました。

外の世界はね、安全なんだよ。
ママがいつもついているからね。

そうはいっても、まだまだこわがりなナナトくん。
今朝の、東京で珍しく積もった雪もこわがっていました。
(上昇宮が蟹座だから仕方ないか〜^^;)

これからもまた「抱っこセラピー」を続けて、母子ともに感情のお掃除をしていきたいです☆
(これもまさに今年のテーマ「浄化」の一環!)

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真っ白な雪に包まれた家の裏の畑。


Categories: 子どもとの生活 | 投稿者 arciel | 11:53 | 6件のコメント