銀色夏生が好き

もしかしたら、一番長く読んでいるかもしれない。
高校生の時に詩集を読んでから、ずっと気になっている作家さん。
その言葉の一つ一つに胸がきゅんとなって、
自分も詩を書いたことがあったっけ。

学校を卒業してからは、つれづれノートシリーズをずっと読み続けていました。
結婚→出産→離婚→再婚→出産→引っ越しと、いつも大変化の銀色さんの日常。
そんな中でも淡々とした視線が面白くて、気がついたらもう15年以上愛読している・・・!
全くの他人なのに、銀色さんの2人の子どもの成長ぶりを楽しみにしている遠い親戚のような感覚です。

最近つれづれノートが再開していたことに気づいて、また読み始めました。
そうしたら前より本も厚くなって、中身も濃くなっているではないですか!
宮崎から表参道に引っ越しするという人生の大変化の時期でもあり、
そういう時のパワーがひしひしと伝わってきます。

人生の先輩として、こういう生き方って憧れるなぁ〜
なにものにもとらわれず、自由を追い求める心。
2人の子どもの母であっても、ハートは詩人って最高です。

今でも銀色さん作詞の「そして僕は途方に暮れる」を思い出すと、涙が出そうになります。

第3の人生の始まり つれづれノート(15) (角川文庫)
銀色 夏生
4041673712


Categories: | 投稿者 arciel | 16:12 | コメントはまだありません