くるりのライヴ

NHKホールでのくるりの「ふれあいコンサート」に行ってきました。
くるりのライヴは初めてだったのですが、なんだかすべてが新鮮でした。

まず、入場の際の持ち物チェックが全くなく、ただチケットを渡すのみ。
(ラ○クのライヴでは厳重なカメラチェックがあり、ペットボトルも持ち込み禁止です)
ファンを信頼しているのでしょうか。確かに場内もとても整然としていて皆さんお行儀がいいんです。

ライヴ内容も、アルバム「ワルツを踊れ Tanz Walzer」の曲がメインだったので、全体的にクラシックコンサートのような構成でした。
前半の1時間が終わると演奏者はすべて退場し、「ここから15分休憩いたします」のアナウンスが。
一瞬ざわつきましたが、「そっか、なるほど~」って感じでみんなそそくさとトイレ休憩へ。
その後またブザーが鳴って、後半が始まるというスタイルでした。

前半は静かめの曲が多く、1曲1曲をじっくり聴かせる感じ。
余計な演出がないせいもあって、ただひたすら曲に聴き入ることができます。
生で聴く「ジュビリー」はもう最高でした!

後半はアップテンポの曲が多く、アルバムではあまりピンと来なかった曲がものすごくカッコ良く感じられました。
「ばらの花」「ワンダーフォーゲル」「ロックンロール」をやってくれたのは嬉しかった!
岸田さんのトークも肩の力が抜けててとってもいい感じ^^
全体的にとってもリラックスした、ほのぼのとよかった~と思えるライヴでした。

いつも最初から最後まで踊りっぱなしの、声はりあげっぱなしのライヴばかり行ってきましたが、たまにはこういうじっくり聴かせてくれるライヴもいいですね。

それにしても客層が20代後半くらいの人たちが圧倒的。
かなり年上の私から彼らを見ると、すごくまとまっていて節操があるなぁ~という印象を受けました。
感じたことを直接外に表現するよりも内面でじっくり受け止めているよう。でもお互いに理解できていて、とっても調和がとれている感じがします。
これって世代の個性なのか、ファンの個性なのか、ライヴの構成のせいなのか?
いずれにしても、なかなか新鮮な体験でした☆


Categories: 音楽 | 投稿者 arciel | 00:17 | コメントはまだありません