ダライ・ラマ法王東京講演

先週の金曜日、両国国技館で行われたダライ・ラマ法王の東京講演に行ってきました。
初めてダライ・ラマ法王の姿を実際にお見かけしたのですが、
登場される姿を見ただけで、なぜか涙が溢れてきました。

今回のお話は仏教についてのことではなく、一般の信仰を持たない人にも共通する倫理観の観点からのお話でした。
幸せな人生に必要なこととして、思いやり、友情、豊かさ(お金)の3つがあるが
この中で一番大切なのは思いやりである。
他者への思いやりがあれば、自動的に友情も生まれるし、豊かさもついてくる。
他者の幸福のために働くことで自分も幸せになり、心身ともに健康でいられるのです。
という言葉が印象に残っています。

法王は終始笑顔を絶やさず、子供のような無邪気さも感じられました。
時間の関係で質問は3つまで、と司会者の方がおっしゃっていたのにも関わらず、
大幅に時間を延長してたくさんの質問にお答えしてくださる姿に、
法王の慈悲深さと温かいお人柄を感じました。

退場の際も見えなくなるまでずっと笑顔で手を振ってくださっている姿を見たら
また涙があふれてきました。

法王が着ていらした袈裟の色はゴールドとレッド。
私にはそのレッドがマゼンタにも見えました。
オーラソーマでは大天使ガブリエルのボトルの色に似ています。
大天使ガブリエルは聖母マリアに受胎告知を告げたメッセンジャーとして知られています。

マゼンタの神聖な愛とゴールドの深い叡智。
そして思いやりという人類にとって一番大切なことを伝えてくれたメッセンジャー。
法王のお姿が大天使ガブリエルに重なりました。
この時期に来日してくださったことに、心から感謝いたします。


Categories: スピリチュアルライフ | 投稿者 arciel | 12:41 | 4件のコメント