

KIN 244
沼島の下立神岩
昨日、お友達が誘ってくれて
沼島(ぬしま)を漁船でぐるりと周遊する
「おのころクルーズ」に行ってきました。
淡路島の離島、沼島に行くのはこれで4回目。
沼島を歩いて上立神岩を見に行ったことは2度あるのですが、
それとペアの(と感じられる)下立神岩を眺めたことはなく、
一度見てみたいと思っていたところでした♪
漁船に乗っていざ出発!
沼島の植物を見ると、なぜか無性にワクワクしてきます。
ここは縄文時代後期の土器片が発見されたという古水の浜。
空には龍のうろこのような雲がありました。
うろこの下には龍の頭にも見える雲が☆
見えてきました!これが下立神岩です。
ぶつかりそう〜!と思うほど、漁師さんがぐぐっと船を寄せてくれて
かなりアップで見ることができました。
下立神岩は、以前はもっと高い岩だったそうですが、
1854年の大地震と津波で割れてしまい、現在は下の部分だけが残っています。
でも、この岩から感じられたのは
とても豊かなあたたかさと優しさでした。
すべてを包み込み育む母性そのもののようです。
岩には「亀の手」と呼ばれる貝がびっしり☆
石英のような白い岩もところどころに混じっていて
それがまた優しさを感じさせます。
下立神岩のエネルギーがとても豊かで穏やかだったので
しばしぼーっとしてしまいました。
マザーアースに通じる母性の包容力そのものでした。
少し進むと、断崖の下に洞窟(穴口)が見えました。
この洞窟は今回の漁船では入ることはできないのですが、
少人数用の小さな漁船だったら中に入ることもできるそうです。
とても神秘的な雰囲気でした。
上立神岩が見えました!
島内から眺めるのとはまた違う印象です。
まるで亀がぐぐっと頭を上に伸ばしているかのよう。
ネイティブアメリカンが空に祈りを捧げているようにも見えます。
下立神岩が女性・母性だとしたらこちらは明らかに男性。
悠々たる父性を感じさせます。
空にはやはり龍のうろこ雲がたなびいていました。
沼島の北端、鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)のある場所にやってきました。
海岸からだとわかりにくいのですが、真ん中の丸みを帯びた岩に
一億年前に地殻内部のひずみで地層が曲がった様子(地球のシワ)が見えます。
ここを渡った島内に迫力ある鞘型褶曲があるそうなので
今度はぜひ間近に見てみたいです!
沼島のエメラルドグリーンの海。
太古の自然、生きている地球の躍動感が感じられる沼島。
今回のクルーズでますます沼島の魅力にはまってしまいました☆
ここには「日本」という枠組みを越えた
普遍的な何かがあるように感じます。
沼島の上空にはいつも鳥が気持ち良さそうに旋回しています。
龍の雲と鳥たちに見守られた今回のクルーズは最高でした☆
沼島と淡路島の奥深さはまだまだ計り知れず、
これからもっと体験していきたいと思います♪
Categories: 沼島のパワースポット | 投稿者 arciel | 12:09 | 11件のコメント