ハワイ島旅行日記(3)―聖なる儀式で深~い体験―

2005.03.27(Easter Sunday 復活祭)
待ちに待ったボートトリップの日。
ドルフィンに会うのを楽しみに、朝早く起きて港へ向かいます。
天気もいいし、今日はたくさんのドルフィンに会えるといいな~と
ウキウキしながら待つのですが、待てど暮らせどボートは現れず。
持ってきた果物を食べながら「寝坊しているのかな?もうすぐ来るよね」と
お互いに言い聞かせてはみたものの、
結局1時間近く待ってもボートはやってきませんでした。


仕方なくボート・トリップはあきらめて、
ケアラケクア湾などを回ってスノーケリングしながらドルフィンを探すのですが、
残念ながら会えずじまい。
気を取り直して、他の海水浴客と一緒に無邪気に波打ち際で遊ぶことに。
これはこれで、キャーキャーいいながら楽しめました。

ランチ後のフリータイムでは、ハワイ島在住のアーティスト、
フランシーン・ハートさんの絵やポストカードを選びながら、
キッチンでのおしゃべりに花が咲きました。
みんな、前からの知り合いのように打ち解けて、
穏やかで優しい空気に包まれたひとときでした。

ピンクが似合う、とても優しくて愛にあふれるはるちゃん、
いつまでも若々しく、好奇心と元気いっぱいのみっちー、
穏やかで気のきく、優しいお姉さんのようなけいこちゃん、
さっぱりとしていてひまわりのような明るさのひとみちゃん、
唯一の男性なのに全然違和感を感じさせない私のパートナー、たまちゃん
そしてこのツアーをリードしてくれる、愛と行動力にあふれるマリエルさん。
それぞれ個性豊かで魅力のある人たちだけど
みんなが合わさるととても調和的なエネルギーになるのです。

夕方のワークショップでは、復活祭にちなんでイースターエッグ探しに熱中しました。
子供のように部屋中を探しまわって、見つけた時は大喜び。
そして外へ出て、日が沈むまで散歩をすることに。
ガーデンを進むと、レインボー・ツリーという3本の木に出会いました。
これは幹が虹の七色をした美しい木々で、このガーデンの守り神だそうです。
みんなでこの守り神にハグして挨拶しました。
木々や果実、草花に囲まれたガーデンで夕陽が沈むのを眺めていると
この地球の美しさと自然の豊かさをつくづくと感じます。
私たちはみんな地球の子供なのですね。

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ガーデンの守り神、レインボー・ツリー

夕食後はこのバケーションハウスの管理人であるランドルさんが来てくれて、
フランキンセンス(乳香)とクリスタルボウルによる聖なる儀式を行ってくれました。
これは古代エジプトやギリシアでも行われていた儀式だそうで、
とても深い体験を味わうことができました。
オマーンから取り寄せたという、世界最高級のフランキンセンスの香りあふれる中で、
クリスタルボウルの透明な音色が頭の周りに響くと、
紫の光が上へ上へと登っていくようなイメージが見え
右脳と左脳が統合されていくような感じがします。
終わった後は頭がすっきりとし、クリアな光が頭を突き抜けたよう。
なぜだかわからないけれど、私は無性にこういう儀式が好きだなぁと
初めて実感しました。

儀式の後では、マリエルさんのリードで
イエス・キリストのアラム語での主の祈りを唱えながら、
キリストの復活を祝う日にふさわしい夜が更けていきました。



Categories: ハワイ島旅行日記 | 投稿者 arciel | 18:02 | コメントはまだありません

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