国生み神話と沼島子ども太鼓

昨日、淡路青年会議所の「国生み体感プログラム」の一環として、
沼島を訪れた50名の外国人の方々に
沼島小学校の子どもたちが「沼島子ども太鼓」を披露しました。

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青空の下、沼島汽船到着に合わせて和太鼓演奏が始まりました。

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堂々と力強い演奏を見せる子どもたち。

曲目は「沼島水軍」「沼島太鼓」「くにうみ」の3曲。
中でも「くにうみ」は、イザナギとイザナミの二柱の神が次々と島を生み出していく場面を太鼓で表現した、とても幻想的な曲です。

国生み神話が子どもたちに生き生きと受け継がれている様子を見ると、
なんだか胸が熱くなってきます。
現在、日本の神話を教育に取り入れている小学校はかなり少ないのではないでしょうか。

「沼島子ども太鼓」の存在を知ったのは、3年前のこと。
大阪から淡路島への引っ越しを決めて
淡路島の幼稚園と小学校の情報を探していた時のことでした。

たまたま目に入った沼島小学校のHPで紹介されていた「沼島子ども太鼓」。
離島で全校生徒10数名という少人数ながら活動を行い、
島外公演にも出かけていると知って、何かとても大切にしたい灯火(ともしび)のようなものを感じました。

こんなすごい学校があるんだー!と感動したものの、
まさか当時は自分の息子がこの小学校に通うことになるなんて、夢にも思いませんでした。

それが3年後に実現して、目の前で息子が子ども太鼓を演奏しているなんて。
現実は本当に不思議でダイナミックです☆

子どもたちの和太鼓演奏を見る度に、
そのときの思いがぐっとこみ上げてきて、深い感動に包まれます。
わずか15分ほどの演奏ですが、もっともっと聴きたいと思うほど。

まだ1年生の息子は太鼓の練習がキツいと弱音を吐くこともありますが、
運動会に続いて二度目の演奏となる今回は、かなり上達しているように見えました*^^*

この素晴らしい伝統がいつまでも受け継がれていきますように☆

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演奏終了後、ルワンダ出身の大学院生ルネさんと交流演奏する息子(ちょっと緊張気味?^^)


Categories: 沼島暮らし | 投稿者 arciel | 14:17 | コメントはまだありません