ハワイ島旅行日記(4)―女神ペレと大地のパワー―

2005.03.28(mon)
ボルケーノ・トリップの日。
朝の瞑想&トーニングの後、みんなで車に乗ってキラウエア火山を目指します。
最初は暑いくらいいいお天気だったのに、
途中から雨と風が強くなり、しまいには大雨に。
「何度も来ているけど、こんな雨は初めて」とマリエルさんも驚いている様子。
それだけ浄化が必要ということなのかしら?

ハワイ火山国立公園入り口近くのビジターセンターで休憩。
ここでハワイ諸島を創造した女神ペレへの手紙を書きます。
常に破壊と創造を繰り返す活火山に住む女神ペレ。
そのパワーにあやかって、私も古い自分を脱ぎ捨てて新しい自分に生まれ変われるよう
祈りを込めて手紙を書きました。


持ってきたサンドイッチのランチを食べた後は
溶岩トンネルへと向かいます。
母親の胎内の象徴である、真っ暗なトンネルを通り抜けることは
死と再生の体験でもありました。
トンネルの中でチャンティングをすると
みんなの声が反響して、あたかもホールで歌っているかのように美しく響き渡ります。
ちょうどその時、それまでひっきりなしに続いていた人の波がぴたりと止んで
静かになったのが不思議でした。
あたかも私たちだけの空間を天が用意してくれたかのようです。

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溶岩トンネルの入り口

そしていよいよ女神ペレの住むハレマウマウ火口へ。
そこでも相変わらず雨が降りしきり、風が強く吹いていたのですが
生まれたばかりの真っ黒な大地の地熱があたたかく、
あちこちで煙があがっていました。
ペレにお花を捧げた後、一人一人になって静かに座り、
ペレとの対話の時間を持ちました。
じっと心の耳を傾けていると
第一チャクラにぐっと力が入り、
「勇気を持って進みなさい」と言われているような気がしました。
やる気とエネルギーが沸々と湧いてくるような感じです。

雨があまりにもすごいので、早めに引き返そうということになったのですが
マリエルさんが「やっぱりみんなでお祈りを捧げたい」と声をかけてくれ、
みんなで輪になって感謝と地球平和の祈りを捧げました。
「ふるさと」の歌を歌ったときは、胸にじんときて涙が出ました。
みんなでハグしあって、とてもすっきりとした気分。
お祈りをしてよかった。

車に戻ってしばらく行くと、ようやく雨があがってきました。
空から美しい光がもれて、なにもかも祝福してくれているようです。
2年前に溶岩が流れ出たばかりのところで、車を降りてハイキング。
何もかもを覆い尽くす溶岩に、
大地の破壊と再生のパワーをまざまざと感じました。

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雨あがりに差し込む光

夕食は、近くのタイレストランで初めての外食。
ハワイはベジタリアンが多いせいか、豆腐カレーもあって
とても安心して美味しくいただきました。
hotなタイ料理で、またしてもパワーをもらいました^^

バケーションハウスに着くと、満天の星空が私たちを迎えてくれました。
「大地に足をつけて、この地球で生きていくんだ」ということを
改めて胸に刻んだ一日でした。



Categories: ハワイ島旅行日記 | 投稿者 arciel | 19:26 | コメントはまだありません

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