熊本地震と中央構造線

熊本地震から一週間が経ちました。
今回の地震で被害に遭われた方々が、一日も早く通常の生活を送ることができますよう心よりお祈りいたします。

今回の地震では、夫の実家が熊本市にあることから、何人もの方からお見舞いのメールをいただきました。
どうもありがとうございます。
おかげさまで夫の実家の家族は全員無事です。
車中に寝泊まりしたり、何日も水が出なかったりと、想像を超える大変さだったようですが、徐々に物も買えるようになってきたそうです。

水道が出ない間は、近所の井戸も利用させてもらったとのこと。
熊本市内にまだ使用可能な井戸があったことも驚きですが、昔ながらの生活手段が災害時には強いのかもしれません。
沼島には今も現役の井戸がたくさんあるので、これからもますます大切にしていきたいと感じました。

今回の地震で特徴的なのは、本州から九州に走る中央構造線断層帯沿いで巨大地震が起こったことだと思います(中央構造線断層帯は紀伊半島から四国の西端まで続いていますが、さらに西の布田川断層帯、日奈久断層帯につながっているとも言われています)。

中央構造線
赤線が中央構造線(Wikipediaより)

中央構造線には南北の地層同士が押し合ってゼロ磁場が発生しているため、伊勢神宮、高野山、諏訪大社、幣立神宮、分杭峠などのパワースポットが数多く点在しています。

ちょうど淡路島と沼島の間にも中央構造線が走っていて、2つの島を船で行き来する度になんともいえないスッキリとした心地よさを感じるのは、まさにゼロ地場を通過しているからなのでしょう。

今回の地震で中央構造線断層帯沿いが揺れたのは、ゼロ地場のアクティベーション(活性化)であり、日本人全体の「意識の目覚め」であるような気がしてなりません。

便利さや効率を求める生き方から、多少不便でも自然と共生し自然に沿って生きることが
実は一番しっくりくるという意識が、私たちの中ですでに目覚め始めていると思います。

とにかく今は一刻も早く地震がおさまり、人々が安全に暮らせるようになることをお祈りいたします。


Categories: インスピレーション | 投稿者 arciel | 12:49 | コメントはまだありません