西日本神社めぐり(2)天岩戸神社

2014年8月12日。
大分から宮崎県に入り、くねくねとした山道をドライブして
夕方になってようやく天岩戸神社に着きました。

日本神話に語られている、岩戸隠れの伝説。
建速須佐之男命(スサノオノミコト)の粗暴な行為が目に余り、
太陽神・天照皇大神(アマテラススメオオミカミ)がお隠れになった天岩戸。
その天岩戸をご神体としてお祀りしている神社です。

IMG_5488
歴史を感じさせる鳥居。
一歩足を踏み入れた途端、これまでとは全く異なった雰囲気を感じます。
森の中で自然の精霊に見守られているような感覚です。

IMG_5490
西本宮拝殿。
ただただ、心がしんとして厳かな雰囲気に包まれます。
ストイックなまでに凛として研ぎすまされた空気。
けれども決して冷たくはなく、むしろ深いあたたかみを感じました。

IMG_5498
西本宮の隣にある神楽殿。

ちょうど神職の方が参拝者をご案内していました。
その話を伺いながらこの神楽殿を眺めていたら、
自分がここで神楽を舞っているイメージが浮かんできました。

過去生なのかわからないけれど、とても自分に近いものを感じて
今すぐここで働かせてもらいたい!という思いがこみ上げてきたほど。

聞くと、西本宮拝殿の裏側に天岩戸が見える天岩戸遥拝所があり、
神職の方がご案内してくださるそうです。
授与所で申し込むと、本日最後のご案内になりますとのこと!
間に合ってよかった〜☆

西本宮拝殿の右の扉から中に入ると、岩戸川の向こう岸に
天岩戸が見えました!
小さな洞窟のような天岩戸。
一目見た途端、ぐぐっとこみ上げてくるものがあって、涙があふれてきました。

天照皇大神がここにお隠れになっていた、
お隠れにならざるをえなかったという心境を想像したら、
胸がいっぱいになってきたのです。

ただありがとうございますと祈るだけ。
他に言葉がみつかりませんでした。

祈りとは、私たちの願いを祈るのではなく、
神様への感謝を伝えることなのだ。
天岩戸神社では、ただひたすら感謝する思いだけが溢れてきて
今までの神社参拝とは全く違った、強烈な体験となりました。

私の思いに同調したのか、息子が急に「おみくじを引きたい」と言い出しました。
息子がそんなことを言うのは初めてのことでびっくり!

IMG_5501
おみくじにはきれいな鈴がついていました。

天岩戸神社を出た帰りの車の中では、ものすごい睡魔に襲われ、
うとうとしていたらパートナーが「彩雲が見えるよ!」と。
夕暮れの空に、きれいな彩雲が見えました。

IMG_5503

今、この文章を書いている間も、何か胸にこみ上げてくるものを感じます。
今回、この神社を参拝できたことが何よりの喜びでした。



Categories: スピリチュアルライフ, 旅行 | 投稿者 arciel | 15:29 | 2件のコメント

2 Responses to “西日本神社めぐり(2)天岩戸神社”

  1. ニューメッセージ : 西日本神社めぐり(3)幣立神宮・高千穂峡 10月 10th 2014 at 12:29 pm 1

    […] 天岩戸神社を訪ねた興奮も冷めないうちに、 翌日(8月13日)は阿蘇の白川水源で水汲みをした後、 幣立神宮に参拝に行きました。 […]

  2. ニューメッセージ404 - ページが見つかりませんでした。 12月 15th 2015 at 12:07 pm 2

    […] 御正宮でお参りすると、なんだかとても懐かしい感覚がありました。 昨年、宮崎県の天岩戸神社をお参りした時に通じるようなあたたかさ・・・ ここに呼んで下さったことへの感謝が […]

コメント