新しい時代の始まりと嬉しい再会

今日はクリスマスですね☆
12月21日に大晦日っぽい雰囲気を迎えたので
その後のクリスマスの連休はなんだかお正月みたいな感じがします^^
でも、まだこれから実際の大晦日とお正月が待っているなんて、今年は得した気分ですね♪

さて、淡路島で迎えた22日の朝は、雨模様でした。
朝日を見ることはできませんでしたが、
森の中で(時々屋根を走り回るリスと共に)一夜を過ごしたせいか、
身体はスッキリ軽くなっていて気分も爽快!
昨日のブーランジェリー・フルールさんのトーストがまた格別でした。
淡路島に行かれたら、こちらのパンをぜひお勧めします♪

今日は滋賀からやってきた伯宮さんファミリーと合流して
カフェ・ノマドでランチをしました。
(伯宮さんファミリーとは、10月に太陽光発電ワークショップでお会いして以来。
祐代さんから冬至に淡路島に行くと聞いたので、私たちも淡路島で過ごそうと決めたのでした^^
きっかけを作ってくださってありがとうございます☆)


カフェ・ノマドは廃校になった小学校を改装して作られたカフェ。


薪を燃やした暖炉があたたかい。


ブルーチーズと野菜のパスタランチ。お皿とトレーが給食っぽさを醸し出しています。

伯宮さん・祐代さんご夫妻とは選挙のこと、日本のことなど話が尽きませんでした。
話していたら曇り空から陽が差してきて天の祝福みたい☆ 
息子がしびれを切らして大声を出し始めたので(汗)、ようやくカフェを出て伊弉諾神宮へ。

実はカフェ・ノマドに行く前に私たちは伊弉諾神宮を参拝していたので、
その日はこれで2度目の参拝。
伊弉諾神宮は神社の中でもとても明るく開放的なエネルギーを感じるので、
大好きな神社なのです。
一日に二度も参拝するのは初めてでしたが、伊弉諾神宮のおおらかな氣をたくさんいただいて、
とてもいい気持ちでした。

その後、アート山美術館へ向かう途中では虹がずっと見えていました。

アート山美術館に着いたのはもう夕方近く。
閉館近かったせいか私たちの他に人もいなくて、ゆっくりと見ていたら、
大石可久也さんご本人が直々に出ていらして
いろいろと館内を説明してくださいました。

この美術館は、阪神淡路大震災のがれきを再利用してできた建物だということや、
たまたま流れ着いた流木が美術館の天井の高さにぴったりのサイズだったこと、
その流木と美術館を見て感動した材木商の社長さんが
樹齢2000年の木で作られた大きなテーブルとソファをプレゼントしてくださったこと、
また、大石可久也さんご自身が40歳の時に勤めを辞めて、
退職金を手にパリに向かって画家を目指したことなど
実に様々なお話を語ってくださいました。


樹齢2000年の木のテーブルを説明する大石可久也さん(中央)。
右は息子さんを抱っこしている伯宮さん。

大石可久也さんのお話は、一言一言がゆっくりと、魂が込められているような話し方で、
ふだんはじっとしていない息子も静かに聞き入っていました。
「この美術館が大好きで、これで4度目(の訪問)になります!」と言うと、
ぎゅっと手を握ってくれました。もう泣きそう〜(涙)

閉館時間になったので、おいとましようとしたら
大石さんの奥様の鉦子画伯が「コーヒーが残っているのでよかったらどうぞ」
と声をかけてくださり、
思いがけず暖かいアトリエでゆっくりコーヒーをいただくことになりました。

海を眺めながらコーヒーをいただいて、
最初にここを訪れた春の頃を思い出していました。
この気持ちのいい空間を作ってくださった
大石さんご夫妻とボランティアの方々に心から感謝いたします☆

冬至が過ぎて、新しい時代が始まった日に感じたことは
人とのつながりの貴重さ、ありがたさでした。
すべては人でつながっている。
宇宙と人とつながりながら、これからの新しい時代に漕ぎ出していきたいと思いました。



Categories: インスピレーション, 旅行 | 投稿者 arciel | 17:19 | コメントはまだありません

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