デモと信号

2011年9月19日、学生時代からの友人であるKくんに誘われて
さようなら原発1000万人アクション」に参加してきました。

これまでオンライン署名などはしてきたけど、実際のデモに参加するのは今回が初めて。
集会場の明治公園に行ってみると、ちょうどデモ行進が始まるところでした。
見知らぬ人同士が思いを一つにして参加している姿を見ると、なんだかジーンとくるものがあります。

ベビーカーに乗せた息子におやつを与え、私たちも準備万端!
千駄ヶ谷〜表参道〜渋谷のルートに出発しました。

他の脱原発デモに参加したことのあるKくんによれば、今回は比較的ゆるいデモだとのこと。
ぐずる息子のために途中で何度もコンビニに寄るなど、自由にできたのはとってもありがたかったです。

目からウロコだったのは、交差点でデモ行進が渡りきるまで警察が横断歩道を青信号にしてくれること。
警察の人が「もうすぐ赤信号に切り替えますよ〜!」と叫ぶ中、
停まっている車を横目に見ながら表参道の交差点をみんなで渡るのはなかなか爽快な気分でした(待ってくれたドライバーの方々、ありがとう☆)。

いつもは信号が主で私たちは従。
それが今回は逆転して私たちが主になってる!
この感覚、なんだかすごく大事な気がして思わず興奮してしまいました。

この信号が運命だとしたら?
運命でも社会システムでもなんでもいいのですが、
自分以外の何か大きなものが働いていて、
自分はそれに従わなくてはならない(安全のために)と無意識に思っているのが
普段の信号を渡る時の状態。

それにひきかえ今回は、あくまでも自分が主体であって、
行き先がはっきりしていれば周りの流れが自ずと整って
渡りたい時は青信号になっているという状態。

人生ではこの感覚こそデフォルトであるべき!
デモのおかげでこれを新鮮に体感できたのが思わぬ棚ボタでした☆

途中で同じくベビーカーに乗せた子供連れのママさんに出会ったり、
抱っこの赤ちゃん連れのカップルもちらほら見かけました。
目的地の渋谷NHK前に着くとたくさんのピエロさんが拍手で迎えてくれて
またもやジーンときました。

報道によれば、このデモには6万人が参加したとのことです。
皆様お疲れさまでした!
引き続き自然エネルギ—へのシフトを応援します☆



Categories: インスピレーション, 地球環境 | 投稿者 arciel | 04:51 | コメントはまだありません

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