観音様とカチーナ人形展

シャスタに行ってから観音様がとても気になっていたところ、10月21日から29日まで浅草寺で「秩父34観音 総出開帳」が行われていることを知りました。大寺院での秩父札所の出開帳は、江戸時代に行われて以来232年ぶりだそうです。これはまたとないチャンス!と思い、昨日行ってきました。

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台風が過ぎて秋晴れの浅草寺はたくさんの人で賑わっていました。
五重塔1階の会場には、秩父札所一つ一つの由来や奇跡などが絵画とともに説明されていて、その奥には34体の観音様がずらっと並んでいました。
1カ所ごとにお参りをしながら順に回っていきます。

観音様のお顔や表情はそれぞれ個性豊かですが、どれもがどこか親しみのある優しさを感じさせます。
生きとし生けるものすべてが愛と調和に満たされ平和に暮らしていけますように・・・

来年の3月18日から7月18日までは「秩父札所総開帳」が行われるそうです。
この機会に、実際に秩父札所を巡礼してみようかな♪

その後は玉川高島屋で開催されている「カチーナ人形展」へ。
カチーナとは、ネイティブアメリカンのホピ族たちがすべての物に宿ると信じている精霊のこと。
そのカチーナを木彫りの人形にしたものがカチーナ人形で、とってもカラフルで可愛らしいのです。
どことなくユーモラスで不思議な魅力のあるカチーナですが、その制作にはたいへんな精神力を使うそうです。

会場にはホピ族の預言のことも少し紹介されていました。
ホピ族の古い岩絵には、自然と調和した生き方には未来があるが、自然を征服しバランスを失った生き方ではやがて滅びてしまう・・・という預言が表されているそうです。
ホピ族の預言は長い間秘密にされてきたのですが、広島と長崎の原爆の預言が当たったことから公開することになったとも。
しかも、ウィキペディアによればホピ族はマヤ文明の末裔だそうなのですね!
どうりでカチーナ人形にマヤ暦の太陽の紋章の色(赤・白・青・黄)が使われているなぁと思いました。
平和の民を意味する「ホピ族」。彼らのことがもっともっと知りたくなりました。



Categories: アート, スピリチュアルライフ | 投稿者 arciel | 12:04 | 2件のコメント

2 Responses to “観音様とカチーナ人形展”

  1. mami 11月 4th 2007 at 09:05 am 1

    カチーナ人形初めて知りました。
    名前の響きがかわいらしい。
    人形もなんだか不思議なかわいさがありますね。

  2. arciel 11月 4th 2007 at 06:01 pm 2

    >mamiさん
    そうそう、なんともいえない不思議な雰囲気がありますよね。
    とても気になって、ポストカード全種類買ってきてしまいました!
    今度ぜひ見に来てください♪

コメント