シャスタ山旅行(8)最終日のサプライズ

2007.9.23(sun) KIN113 赤い太陽の空歩く者
いよいよシャスタを出発する日になりました。
またすぐ戻ってくるような気がしながらB&Bを後にして、サクラメントリバーへ行って最後の水汲みへ。
駐車場に戻る途中、クリスタルボウルの音が聞こえてきました。
見ると、10人くらいの人が集まってクリスタルボウルを演奏しています。
日曜日の朝の瞑想的なひととき。。。なんて美しい☆

そしてシャスタへのお別れの挨拶に大好きなパンサーメドウズへ。
白いジャンパーを着たアメリカ人の男性が近づいて来たので挨拶をすると、
「聞こえる?今、ネイティブアメリカンの儀式をしているんだよ。行ってごらん」と言われました。「私たちもいいんですか?」と聞くと、「もちろん!」との返事。
急いで向かうと、焚き火の周りに20人くらいの人が集まって歌っていました。

ひげをたくわえた男性が微笑みながら手招きしてくれて、みんなの輪の中へ。
ネイティブアメリカンのメディスンウーマンがセージの煙で私たちを浄化して、タバコの葉を手渡してくれました。
そして一人ひとり、順に羽を手に持ちながら今の素直な気持ちを話していきます。
この儀式に参加できたことのあまりの偶然に驚きながら、ただ感謝の気持ちを言うのが精一杯でした。
アメリカ、フランス、キューバ、スウェーデン、日本・・・様々な国籍の人が今この場に集っていることが奇跡的に思えました。
人種を超えて、こうしてみんなで愛と喜びを分かち合えることが心から嬉しかったです。

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儀式が終わった後のひととき。左端でハグしているのが私。

思わぬ出来事で、予定より2時間遅れでサンフランシスコに向けて出発することになりました。
15:00にシャスタシティを出て、5号線をひたすら南下します。
夕日を浴びながらサンフランシスコに入って、ホテルに着いたのは20:00でした。

通りがかりの人に勧められたアジアン食堂での夕食後、ホテルへ戻ろうと歩いていたら横断歩道の先に「HYDE」を発見!!!

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思わぬところでHYDEに出会って(?)、いよいよ現実に戻ってきた感じです。
聖なる儀式と現実生活。
スピリチュアリティと物質世界。
男性性と女性性。
「どちらかに偏ることなく、バランスが大切」ということを学んだシャスタの旅でした。


Categories: マウントシャスタ旅行2007 | 投稿者 arciel | 17:27 | 4件のコメント