今井美樹の歌声

土曜日の夜、たまたまつけていたTVから今井美樹さんの歌声が聞こえて、思わず聞き入ってしまいました。
番組は「音遊人(みゅーじん)」(TV東京)。じっくり曲を聴かせてくれる音楽番組で、その日はナレーション担当の今井美樹さんが「瞳がほほえむから」と「黄色いTV」の2曲を披露してくれていました。

今でこそラルク好きな私ですが、学生時代は女性ヴォーカリストが好きで、特に今井美樹さんのアルバムは一番のお気に入りでした。曲としなやかな歌声に魅了され、毎朝毎晩聴いていたことを思い出します(特に晴れた休日の朝にぴったりなんです。懐かしい~)。

久しぶりに見る今井美樹さんは、落ち着いていて声ののびもよく、余裕すら感じられました。歌唱力も衰えるどころか、以前よりも増しているのがわかります。
途中のトークでは、40歳になった時にただ楽しんで歌いたいという気持ちが強くなり、歌のトレーニングを始めたと語っていました。
「身体が楽器のようになって、声がすーっと抜けるようになる」という表現の通り、歌声が自然に伸びていくのを心から楽しんでいる様子が伝わってきます。

デビューして20年以上たっても、こうして新鮮な気持ちで楽しんで歌い続けている姿に、静かに感動しました。
またあの透明感のある歌声をじっくり聴いてみたくなりました。

20051211IVORY
今井美樹
B000CSUYRY


Categories: 音楽 | 投稿者 arciel | 12:53 | 5件のコメント